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サヴォア産のパスタで作る家庭料理

17 Août 2009

イタリアと地理的に近いからでしょうか?ここサヴォア地方でもパスタを作っています。種類は色々とあるのですが、今回はちょっと珍しい四角いパスタをご紹介。

クロゼ(Crozet)

パスタと呼ぶには、食感が少し違いますがこれはそば粉ベースのクロゼ(Crozet)というパスタ。

私の家では必ず切らさず買い置きしてます。なぜなら 「今日はクロゼにしようか?」と声をかけると必ず「賛成!」の声が上がるほど家族みんなの大好物。困った時のお助けメニューです。四角いフォームと少しもちっとした食感がシンプルだけど味わい深い印象を与えてくれます。

今回は、サヴォア名産品のチーズと組み合わせて作るレシピを紹介したいと思います。

クロゼ
(1箱)400g
玉ネギ
1個
ロブロッション(チーズ)
大1個
ハムまたはベーコン
50g

1. クロゼをパスタを茹でる要領で、大量の熱湯で20分ゆでる。
2 その間に、玉ネギを刻み角切りにしたハムまたはベーコンをを炒める。
3 ロブロッションチーズを縦にきっておく。
4 茹で上がったクロゼを水切りし、グラタン皿に移し炒めた玉ネギ、ベーコンを散らし、ロブロッションチーズを上に散らす。
5 220度のオーブンで10分から15分ほど焼く。

クロゼ(Crozet)

チーズにしっかり味がついているので塩を足す必要はありません。
夏はサラダをたっぷり添えて頂くと美味。

サヴォア公国がお隣のピエモン(現在のイタリアのトリノ)と同盟を結んだ当時は、様々な形をしたパスタが各村の人々によって作られていたそうです。同盟を結んだことによってお互いの土地を行ったり来たりできるようになり、夏の放牧の時期になると各村の羊飼い達がパスタの作り方の情報交換をしていたそうです。そうして誕生したパスタは、小さい四角のフォームで方言の”CROE”(小さい)をもとにクロゼと呼ばれるようになりました。

普通に茹でて、エメンタルチーズと生クリームで頂いても美味しいのですが、やはりこの土地で作られたチーズ(ロブロッション、トムドサヴォア等)との組み合わせが最高です。

チーズとクロゼ

この家庭料理を山々を眺めながら頂くと、サヴォア地方がまだサヴォア公国だった頃の羊飼い達がこのパスタでお腹を一杯にし、谷を牛や羊とともに駆け回っていた姿が目に浮かびます。

このパスタを生産しているAlpina Savoie社に、Crozetを使ったレシピが載っています。そして、サヴォア以外の地方のお店で取り扱いがあるかどうかの検索もできます。 是非サイトを覗いてみてください。沢山のパスタが、サヴォア地方で作られているのにびっくりです。

 
● アルピナ・サヴォア社
www.alpina-savoie.com

プロフィール
エヴルー由布子さん エヴルー由布子
東京都出身。サヴォア地方に暮らし始めて3年目。日本人には観光地としては馴染みが少ない地方ですが、遊びに来た人は必ず気に入ってくれます。そのお手伝いをするのは私の楽しみです。


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