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佐伯 美奈さん Mina Saeki
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佐伯 美奈さん Artiste Fleuriste
花業界で仕事を始められたきっかけは? 特に意識したわけではなく、どちらかというと好きな仕事をしているうちに自然と現在の形になりました。日本の大学にいた頃アルバイトで花の仕事をしており、大学3年の冬休みにフランスを訪れた時、当時現役だったアトリエ・リュ・ディのオーナー、シアンフェラーニ夫妻と出会いました。きっかけを挙げるとすれば、夫妻との出会いを縁に彼らの元で研修を行い、フランスで本格的に花の仕事を始めたことです。 日本にいらした時、フランスのフラワーアレンジメントはどのように紹介されていましたか? フランスでもそうだったと記憶しているのですが、フランスの花業界に注目が集まったのは、90年代初めにクリスチャン・トルチュがメディアで紹介された頃です。花だけでなく、草木などを取り入れたフラワーアレンジがパリスタイルとして紹介されたことが、一般の人の注意を引いたのだと思います。ただ実際に、このパリスタイルが誕生したのはトルチュの一世代前で、私がお世話になったアラン・シアンフェラーニや日本でも有名なリリアンヌ&ジョルジュ・フランソワなどがパイオニア的存在です。シアンフェラーニ以前の、フランスにおけるフラワーアレンジというと、花に大きな価値観を置くイギリススタイルが一般的でした。 アトリエ・リュ・ディでは定期的に展覧会を開催しています。これは、佐伯さんのアイデアですか? アトリエ・リュ・ディのあるこのアトリエ長屋には面白い歴史があります。20世紀初めに行われたパリ万博の廃材を利用して作られたこの長屋には、昔から多くのアーティストが住んでいました。しかし今から約16年前にオーナーが他界し、このアトリエ長屋はパリ市の所有物件に。そしてパリ市は老朽化を理由にこの長屋の取り壊しを提案してきたのです。この時、このアトリエを拠点に活動していた報道写真家のロジェ・ピック(モンパルナス美術館創設者)が、ジャーナリストや芸術家たちから署名を集め、取り壊しが回避されることに。現在も、このアトリエには引き続き多くの芸術家が住んでいます。この歴史ある場所で文化交流ができたらと思い、私が現在のアトリエのオーナーとなってから、芸術家へのアトリエ開放を始めました。 11月に行われる京都の赤展とはどのような展覧会ですか? この展覧会は同志社ビジネススクールが主催しており、京都を代表する西陣織、友禅染、清水焼、京版画などを通して、現在まで引き継がれてきた「赤色」を紹介しています。アトリエ・リュ・ディは、昔から芸術にゆかりのあるモンパルナスにあります。この機会にぜひ多くの方にのご来訪いただければと思います。
京都の赤展
京都の秋は、鮮やかな「赤色」の紅葉により街が彩られ、印象的な季節の風景が訪れた人々の心をとらえる。この京都の「赤色」をテーマに、11月のパリ・モンパルナスを舞台に、京都の色が持つ独特の魅力を解き明かす。展示会場では、「京都の赤」をテーマにした小物の販売も行われる。 京都の赤展 2009年11月28日(土)・29日(日) 11:00-20:00 入場無料 Galerie Lieu-Dit et Galerie Immanence M : Montparnasse Bienvenüe④⑥⑫⑬ 21, av du Maine 75015 Paris TEL : 01 42 22 25 94 www.c-c-f-kyoto.com |
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モンパルナスはアートが集う地区
京都の赤展

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