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シャンベリー Chambery
サヴォア・ワインの革命者?

| サヴォア・ワインの革命者? |
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サヴォア産ワインをご存知でしょうか?バカンスでスキーをしに来たことがある方なら、サヴォア風チーズフォンデュと一緒にいただく白ワインを想像されるかもしれません。 サヴォア地方にはたくさんのブドウ畑があり、おいしいワインが造られています。ソムリエをしている友人にサヴォア・ワインを試飲してもらったところ、「フルーティーな味わいと香りが特徴」と好感触。 地元の人には大変親しまれているサヴォア・ワインですが、全国的知名度はまだ低いのも確か。スキー客のバカンスのお土産ワインに留まってしまっているのも現状です。サヴォア風チーズフォンデュのお供だけではもったいない! 今回は、サヴォアのワイン造りに情熱を注ぐワイナリー、シャトー・メランドを紹介します。 シャンベリーから車で15キロ程アルベールビル方面に車を走らせると、次第にワイン畑が眼下に広がってきます。Arbinの村に入り坂を上っていくと、見晴らしの良い所に中世のお城とワイン畑に囲まれたシャトー・メランドに到着。
ここのワイナリーの特徴は、biodynsmie(ビオディナミ)と呼ばれる生産方法です。この聞き慣れない言葉、一体どのようなものなのでしょうか? 「有機栽培をさらに奥深く追求したものですよ。土壌とワイン畑と空の調和をはかることに重点を置いた、少し先を行った農法なのです。」 と説明してくださったのはこの仕事に情熱を注ぐヤンさん。これは、ただ無農薬で栽培するという姿勢ではありません。最高のワインを造るには土壌の質が関わってきます。土壌の品質を最高のものに仕上げるために、機械を使用せず動物(ロバ)の手を借りて土を耕します。こうすることによって、ミネラルを豊富に含んだよい土壌が出来上がるのだそう。 ブドウの成長サイクルに合わせるために、月や太陽のカレンダーも活用しながら自然のリズムを読み取り、栽培に役立てます。手間はうんと掛かりますが、こうして質の高いワインが出来上がるのです。
「化学薬品を使用すれば、一定の味を保てるのは確かです。けれども、このビオディナミ製法によって生まれた、生きたワインをお客さまに楽しんでもらうことが私のポリシーなのです。気候に左右されるため、年によって味が変わってくるのは確か。それをそのワインの個性として楽しんでいただけると最高です」。 私もいくつかその場で試飲させてもらいました。とても良い香りで、いろいろなお料理と組み合わせても楽しめると感じました。 「最近はパリの三ツ星レストランのシェフからも問い合わせをいただいています。ブルゴーニュなど知名度の高いワインにも負けない味で、値段は手頃。もっとたくさんの人にサヴォア・ワインの良さを知っていただきたいですね」
このシャトーには民宿も併設されているので、週末をワイン畑に囲まれて過ごすこともできます。周りの景色も素晴らしく、こんなところで楽しくワイン三昧ができるのは本当にぜいたく。サヴォア・ワインの良さを舌と目で実感できるシャトー・メランド、お勧めです。
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