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キム・ヤンヒ
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下の息子のクラスで、水ぼうそうがはやった。ある仏人ママ、「どうせかかるんだから、今がいいわ」と、翌日自分の子供を連れて、かかった子の家に遊びに行ったらしい。その横では、我が子が感染せぬようにと保菌ファミリーとの接触を徹底的に避ける日本人ママたち。
この季節、日本じゃUV対策グッズが大人気。帽子、日傘、手袋付き長袖シャツ……とにかく、目に見えないしみ・そばかすのもとさえも作らない、徹底的にブロックの構えだ。一方、フランスの夏といえば、日焼け。しみ・そばかす、できてしまうのは当たり前。いかにそれをチャーミングに見せるか頭をひねる仏女たち。
日本じゃ最近加齢臭を消すグッズが売れている。においを中和して無臭に近づける石けん、においを吸収してくれる下着など。無臭化するのに躍起になる日本の加齢層。一方、年齢に関係なく体臭がキツい仏人だが、無臭になることなど頭にナイ。コロンや香水を振りかけ、自分の愛おしい体臭と混ざり合った、世界に一つしかない香りを身に着けて満足のご様子。
あなたはどちらのアプローチ?
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A : Les Japonaises sont .① obsédées
par les moyens de garder la peau
blanche. Regarde tous les articles
antiUV, les énormes chapeaux
qui couvrent bien les nuques, les
② ombrelles, les gants.
日本の女性って、白い肌をキープすることに取り憑(つ)かれてるよ。見てみろよ、このUVカットの商品。うなじまで隠れるバカでかい帽子、日傘に手袋。
B : Tu sais que plus que tu es
exposé au soleil, plus de ③ risque
un cancer de la peau.
太陽光線を浴びれば浴びるほど皮膚ガンのリスクが高くなるのよ。
A : Je sais bien mais ce n'est
pas tres naturel. C'est sympa de
prendre l'apéro au soleil, non ?
分かってるけど、不自然じゃないか。日なたで、アペリテイフっていいじゃん。
B : Ce n'était pas toi qui adorait la
belle peau des Japonaises? On ne
peut pas avoir le soleil ET la belle
peau.
日本女性のキレイな肌が大好きなのはあなたでしょ? 太陽も美肌もはムリ!
① obséder~は「~に取り憑く」。etre obsedé par~で「~に取り憑かれている、~に偏執している」。名詞はobsessionで「妄想、偏執状態、強迫観念」。obsession de grossirは「太るという強迫観念」。
② ombrelleは「(婦人用の)日傘」。ombreは「日陰」。パラソル(parasol)は、ビーチやテラスなどに設置して使われる大型のものを指す。
③ risqueは「危険」。prendre un risqueは、「危険を冒す」。risquéは「危険な」(形)。risquer~は「~を危険にさらす」(動)。risquer sa vieで「命を危険にさらす」。risquer de infで「~する危険がある」。risquer de mourirで「死ぬ恐れがある」。
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参考文献
Dictionnaire Historique de la Langue Française par Alain
Rey, Robert
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