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コゴラン Cogolin
ヴィルフランシュ・シュル・メールへの旅

| ヴィルフランシュ・シュル・メールへの旅 |
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コート・ダジュールはニースとモナコの中間に位置する小さな海辺の町、ヴィルフランシュ・シュル・メール(Villefranche-sur-Mer)へ足を伸ばしてみませんか。眩いばかりの陽光に照らしだされた港と17世紀の街並みはまれにみる美しさを誇っています。 フェラ岬(Cap Ferrat)と高さ191mのモン・ボロン(Mont Boron)に挟まれた海域は、幅約380m、深さ約60m、地中海でも屈指の錨地(びょうち)です。5月以降、温かくなれば、5万トン前後の大型客船がよくいかりを下ろしているのが見られます。クルーズ船の利用者(年間25万人)がフランスで一番多い港です。
16世紀建造の要さいを挟むように、ラ・ダルス港とラ・サンテ港があります。 要さいは、地中海全域の制海権を握ったオスマン帝国海軍の襲撃に備える目的で、サヴォワ国王により建造されました。同時にラ・ダルス港は、サヴォワ王国の軍港となります。 その後19世紀初頭までには、武器庫、鍛冶(かじ)場、ロープ製造場などの施設と砲兵学校が設置され、ラ・ダルス港は海軍工廠(こうしょう)として重要な役割を担うこととなります。また、サヴォワ家と友好関係を結んでいたロシア帝国は1860年まで、アメリカ海軍は19世紀の終わりから20世紀半ばまでこの港を寄港地として利用していました。
17世紀の街並みを控えたラ・サンテ港は、漁港であると同時にテンダー・ボートの発着場でもあります。観光シーズンには、お土産を探しながら旧市街の細い路地や急な階段を行き来する観光客の姿が多く見られます。 港のふ頭にあるレストランでは、ヴィルフランシュの漁師たちが獲ったスズキやニシヒメジなど、新鮮な地中海の魚に舌鼓を打つことができます。青い海を目の前にして、オリーブオイルによくなじむピリッとしたバジルの香りが食欲をそそってくれるに違いありません。
オークル系のレンガ色や黄色に塗られた旧市街の建物にはブーゲンビリアの紫がよく似合います。町の地形はすり鉢状で傾斜があり、急な階段が港から平和広場(Place de la Paix)まで続き、これらの階段に交差するように細い路地が数本町を横切っています。洗濯物が干してあったり、植木鉢が家の前に並べられていたり、気取らない生活のにおいが漂う町です。 夏の観光シーズンになるとヴィルフランシュの人口は約6,800人から10,000人に膨れ上がりますが、ヴィルフランシュの人々の日常は全く変化がないように見受けられます。
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