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5 Août 2010 No 909

佐藤由紀子さん ファンだから伝えたい
フランスの魅力

佐藤由紀子さん
Yukiko Sato

Attachée de presse d'ATOUT FRANCE


生年月日 1955年1月24日
肩書き フランス観光開発機構(ATOUT FRANCE)広報担当
経歴 東京都出身。中学生の頃よりフランス語を学ぶ。東京外国語大学在学時に1年間パリに留学。1980年、フランス政府観光局(現、フランス観光開発機構)に就職。広報担当として同機構にて活躍中。
嗜好フランス料理の食べ歩き。フランスの家庭料理を作ること。毎週木曜日には残業をせず、アマチュアのオーケストラでチェロを演奏しています。

どんなお仕事をされていますか?

フランス観光開発機構(ATOUT FRANCE)で広報を担当しています。メディアを通じてフランスをPRすることが仕事です。具体的には日本のマスコミに対してプレスリリースを配信したり、日本人ジャーナリスト向けのフランスの取材ツアーを企画したり、マスコミや旅行関係者を集めて定期的にPRイベントを開催しています。


この仕事をするきっかけは?

大学3年生の夏休みに、2カ月間パリでホームステイをしたことがあります。その時のホストファミリーがとても親切で、見ず知らずの私をまるで家族のように扱ってくれたのです。それがきっかけでフランスのファンに。大学を卒業後、一般企業に就職してからも、フランス語を使える仕事をずっと探していました。そして、新聞の求人広告で今の職を見付け、幸いにも入社することができました。


やりがいを感じる瞬間は?

広報という仕事柄、いろいろな出会いがあることですね。例えば、毎年著名人にフランス観光大使をお願いします。印象的だったのは華道家の假屋崎(かりやざき)省吾さん。2008年に、フランス北東部ナンシーにあるガラス器メーカーDaum社の本店で、花器と生け花のデモンストレーションをお願いしました。Daum社のガラス器といえば、ひとつひとつが完結した美術品。下手に生けようものならお花が負けてしまいます。どんなふうに生けるのかと思っていましたが、心配は無用でした。それどころか、これらの花器はこの日のために作られたの? と思うほど、素晴らしい生け花を披露してくださいました。あの日のことは忘れられません。


仕事で苦労することは?

日本とフランスの「架け橋」になるということは、ときに2つの異なる文化や価値観の「板ばさみ」になることでもあります。基本的にはフランスの利益になるように心掛けていますが、日本的価値観から「これでいいのかな?」と考えてしまうこともあります。


今後の目標は?

「フランスのどこの地域が好き?」と聞かれることがあります。しかし、フランスは「多様性」の国。実際、どの地方に行っても個性があって魅力的。まるで一地方がひとつの国のようです。でも、旅というものは現地に行って初めて魅力がわかるもので、言葉ではなかなか伝わりません。今後もパリはもちろん、フランス全土に足を運んでもらえるように、フランスをPRし続けたいと思います。


フランス観光開発機構
(ATOUT FRANCE)


フランスの観光を司る国家レベルでは唯一の機関。フランス観光を諸外国にプロモートするフランス政府観光局(Maison de la France)と観光の観測や開発、技術供与の機関ODIT Franceが2009年5月に統合し現在の名称に。
公式サイトには、フランスの観光情報だけでなく佐藤氏のつづるスタッフブログなども掲載されている。

公式サイト
www.franceguide.com



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