レストラン紹介
パリ以外
百喜《Chez Ly》Neuilly
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5 Août 2010 No 909 ![]() ![]() パリ東西南北、頑張っているレストラン探します! フランス人ばかりかアジア人も絶賛してやまない中華料理店Chez Lyの姉妹店がポルト・マイヨにオープンしたと聞き行ってきました。店内でにこやかに迎えてくれたのはオーナーのリーさん。香港出身の奥様やご兄弟たちとパリ市内に5つのレストランを経営しているそう。 早速席に着き、香港料理が中心というお店のお薦め料理の中から、前菜には「ハカオ」の愛称でフランス人にも大人気のエビシューマイと生春巻きをチョイス。一見、普通の生春巻きに見えますが、もやしの食感にパクチーのアクセント、そしてベトナムの魚醤ニョクマムを使ったお店オリジナルのソースが口の中で一 体化した瞬間、思わず顔がほころんでしまいます。今まで味わったことのない、マイルドなニョクマムに感動。エビシューマイも負けていません。モチモチの皮に包まれた、プリプリのエビがたまらないおいしさです。飲茶類はすべてリーさんの弟さんが毎朝皮から手作りしているというこだわり。おいしいわけです。
「飲茶にもぴったり」と、薦められたミニュティのロゼは、キリっとしてさわやかな飲み心地。適度な重さもあり、料理との相性も抜群です。メインに選んだ、立派な車エビのソテーが登場。食欲をそそる香りを放つスパイス使いは絶妙で、肉厚のエビの味を引き立てます。続く肉料理は、熱々の鉄板に乗ってやって来た牛ヒレ肉のソテー。ナイフを入れると中はピンク。いつも食べている固い牛肉とは全く別物の柔らかさ。弟さんが毎朝ランジス卸売市場まで出向き、良質の肉のみを買い付けているのだそう。
日替わりのみという本日のデザートは、フルーツ盛り合わせ。口に入れた瞬間、溶けてなくなってしまったマンゴーは、甘さといい、口溶けといい、文句なし。これら果物類は、世界各地から、その土地の旬のものを輸入しているとのこと。料理もデザートも、すべて素材からこだわっているからこそ出せるおいしさ。パリの中華にしては高めの金額も、この味と質なら納得です。
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