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ロザン Lauzun
Pays de Lauzun 中世の香り漂う、魅力の田舎町

| Pays de Lauzun 中世の香り漂う、魅力の田舎町 |
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ロザンの国 ~ Pays de Lauzun ボルドー地方、ジロンド県(Gironde)の東南に隣接するロット・エ・ガロンヌ県(Lot et Garonne)の最北に位置する小さな町ロザン(Lauzun)。ここが我が家から一番近い「町」です。13世紀、城を中心に形成された中世の町。現在まで、衰退することなく繁栄してきたのには、訳があります。 ロザンの君主コーモント家(Caumont)にアントナン(Antonin)が生まれたのは1633年のこと。名もない将校としてパリへ上京した彼だったが、勇敢な振る舞いが幸をそうして、たちまちルイ14世を魅了してしまいます。そして、ついには近衛竜騎兵連隊(militaires Dragons)の大佐へ昇進。 ところが、何時の時代でもねたみはあるもの。側近などの陰謀により、10年間の監獄暮らしを強いられてしまいます。獄友には、かの有名な財務長官フーケ(Fouquet)、デュマの小説で有名な「仮面の男」のモデルとなった人物などなど。
そんなアントナンは恋愛も波乱万丈。王の従姉妹(Grande Demoiselle)が、アントナンに恋していたのですが、王はこれに猛反対。しかたなく王の要望に従うアントナン。しかもしばらくしてアントナンは監獄送りに。王の従姉妹(Grande Demoiselle)は、この間ひそかに結婚したとかしないとか……。
しかしこの後、再び機運がめぐります。彼は監獄から釈放された後イギリスへ行き、革命で手柄を立てて戻り王は大喜び。彼の功績をたたえて「ロザン国」は、アントナン公爵領(Duchy)となります。晩年は62歳で、成金未亡人を夢見る15歳の少女を妻に迎え、彼女の意に反し生気みなぎるロザン公爵アントナンは、90歳で生涯を閉じました。
町が今でも、中世の面影を残して保存されているのは、彼のおかげ。フランス田舎の小さな町巡りは、こんなヒーロー伝説に出会えるから、楽しいのかもしれませんね。
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