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lun 21 mai 2012

新世代OS ウィンドウズヴィスタとは?

画期的な進歩を遂げたWindows XP™の登場から5年、マイクロソフトは 2006年11月新世代OS「Windows Vista™」の開発が完了したと発表。11月30日には企業向けヴァージョンを一足早くリリースし、そして1月30日にパッケージ版「Windows Vista™」が店頭に並ぶ。そこで、今回は「Windows Vista™」の内容を一足早くご紹介。(本誌編集部/柳澤創)

イメージマイクロソフトは2001年に「Windows XP™」(開発コード名:Whistler)を発表後、新世代OSとして「Blackcomb」(開発コード名)の開発を計画していた。そして、その中間世代のOSとして「Windows Vista™」(開発コード名:Longhorn)を2003年に出荷する予定だったが、当初の予定から遅れること3年ついに販売が決定した。出荷の遅れた背景には、年々猛威を振るうマルウェア(1)の存在があった。マイクロソフトは単純に新しいOSを発売するよりも既存OSのセキュリティ強化することを優先させたことで、新OS の発表の遅れに繋がった。

「Windows Vista™」には、かつて「Windows 95™」が16ビットOSから32ビットOSの架け橋だったように、次世代OSへの大きな架け橋としての使命が課せられており、当初は次世代のファイルシステムとして期待されていた「WinFS」の実装が予定されていたが残念ながら採用されなかった。代わりにカーネルに「.Net Framework 2.0」と「WinFX」を融合させた「.Net Framework 3.0」が採用されている。といってもこれは技術的部分での変更箇所なので、一般ユーザにとっては、ちんぷんかんぷんかもしれない。だが、これらの新技術のおかげで「Windows Vista™」は新OSの名に恥じぬ内容となっている。

(1)マルウェア(malware):「mal-」は悪いという接頭語でそれに、ソフトウェア(soft ware)「-ware」をつなげた造語で、スパイウェアなどの有害プログラムの総称である

OS Package
Windows 2000™ ProfessionalまたはWindows XP™ Professional x64を使用している場合は、Windows Vista™のアップグレード版を適用できますが、クリーンインストールが必要となります。Windows 2000™より前のバージョンのWindows®の場合は、アップグレード版を使用できません。Windows Vista™の完全版のインストールが必要。

「ガジェット」を駆使して デスクトップを便利に

Windows Vista™では、JAVAやHTMLなどで記述された「ガジェット」と呼ばれるアプリケーションを起動することができる。初期設定では、時計、付箋、カレンダー、天気など11種類のものが付属している。そしてこれらの「ガジェット」を便利に利用できるもうひとつの機能が「Windows®サイドバー」。頻繁に利用する「ガジェット」を登録することで、簡単に呼び出すことができる。さらに、マイクロソフトはガジェット配布専用サイトもすでに用意 しているので、Windows Vista™を導入後すぐに、様々な「ガジェット」をダウンロードし追加することができる。


写真の右に見えるのが「Windows® サイドバー」と格納された「ガジェット」類
©Windows®サイドバー, Microsoft® Corporation

新ユーザインターフェース 「Windows® Aero」

Windows® AeroではWindows XP™のユーザインターフェース(UI)の基本的な機能が受け継がれているが、操作性は格段に向上している。中でも注目は「Windows フリップ3D」という全く新しいウィンドウの切り替え機能だ。Windows XP™以前までのタスクバーへ縮小格納するという方法ではなく立体的に表示させマウスホイールと組み合わせることで、紙をめくるように切り替えることができる。ただ難点は半透明処理などの画面効果があるぶんハードウェアのハードルが高くなっている。しかし、 「Windows® フリップ3D」などを使うのが困難なノートパソコンのユーザなどは、「Windows Vista™」をクラシックモードで利用できるなどの配慮がなされている。

UI
3D表示を駆使して、立体的にウィンドウを表示させる「Windows Aero」。
©Windows® Aero, Microsoft® Corporation

セキュリティ対策も万全「Windows® Defender」

ADSLや光ファイバーによるインターネットへの常時接続が当たり前となった現在、フィッシングやスパイウェアなどの脅威からPCを守るためのセキュリティ対策が必須になった。 Windows Vista™ ではWindows XP™に搭載されていた「Windows® Firewall」のほかに「Windows® Defender」という機能が搭載され、セキュリティ対策が画然向上した。この機能は、新ブラウザ「Internet Explorer 7™」と連動させることでさらに威力を発揮させ、ほぼ市販されているスパイウェアに近い対策が得られるようになっている。とはいえ、市販のセキュリティ対策ソフトが不要になったわけではない。市販されているセキュリティ対策ソフトは、それぞれウイルスやスパイウェアへの対策方法が違うので複数のソフトを組み合わせることでより 一層安全にパソコンを守ることができる。

defender
Internet Explorer 7™では、サイト閲覧時にフィッシングの可能性のあるページにはアクセスできないようになっている。
©Internet Explorer 7, Microsoft® Corporation

defender
「Windows® Defender」によって検出されたスパイウェア、市販のソフト並にセキュリティが向上している。
©Windows Defender, Microsoft® Corporation

機能充実、快適「検索」

Windows Vista™でもっとも注目すべき機能のひとつが、「クイック検索ボックス」だ。従来の検索機能とは比較にならないほどの検索能力を備えたこの機能は「インデックス」作成機能と連動して行われることで、目的の内容を迅速に検索できるようになった。

この「インデックス」とは、「索引」データのことで、なくても支障はないが、その場合ハードディスクの中を無駄に検索してしまうので時間がかかってしまう。しかし、「インデックス」を作成しておくことで「索引」データから探し出せるので、検索時間の短縮になる。「インデックス」 作成機能はWindows XP™にも搭載されていたが通常はユーザーアプリケーションの動作が低下してしまうという理由で機能が無効化されているが、Windows Vista™ では、標準で有効化されており、バックグラウンドでこの機能が動作していても意識することなく通常作業を行うことができる。

検索機能のもうひとつの目玉は、「エクスプローラ」の機能にも連動している「プレビューペイン」。この機能のおかげで、検索結果を開くことなく確認することができる。ただし、Microsoft Office™ファイルのプレビューは次期版Microsoft Office 2007™をインストールすることで対応する。

クイック検索
スタートメニューに用意された 「クイック検索」機能
©Winodws® クイック検索ボックス, Microsoft Corporation


このほかにも、各フォルダに納められている画像なども開くことなく閲覧できる「Windows® Media Center」や「Windows® フォトギ ャラリー」も便利な機能のひとつ。
©Winodws® クイック検索ボックス, Microsoft Corporation


重要書類バックアップ法と使えるショートカット

Windows Vista™が発売されても、まだまだ全ての市販ソフトがこの新OSに対応しているわけではない。しかも、登場してから5年経過し、最近ようやく使い慣れ始めたWindows XP™に未練が残っているあなた。ここでは、まだまだ使えるWindows XP™ならではの便利な技をご紹介。さらに、万が一の為の重要書類のバックアップ法もあわせてご紹介。

注意:この情報は一般的なWindows®構成内容に基づいております。なお、設定変更は自己責任で行ってください。不具合による対応はニュースダイジェストでは負いかねますのでご了承ください。

スタートアップを整理してパソコンの立ち上げを早くする

パソコンの立ち上がりが遅くなったと感じたとき、システム起動時に立ち上がるアプリケーションが多すぎて時間がかかっている場合です。まずは右下のタスクバーを調べてみて、各アプリケーションのアイコンを右クリックし、設定変更を選択しスタートアップ時に起動しないように設定する。もしくは、左下のスタートメニューから「ファイル名を指定して実行」を選び「msconfig」と入力して実行。 その後「スタートアップ」タブを選び、起動時に実行したくないアプリケーションをオフにする。

クイック起動にアプリケーションのショートカットを追加する

スタートメニューを右クリックして「エクスプローラ」を選ぶ。次に、メニューの「ツール」から「フォルダオプション」を選ぶ。「表示」タブを選び「すべ てのファイルとフォルダを表示」に設定。次に、「C:ドライブ」、「Documents and Settings」内にあるログオンユーザ名フォルダの「Application Data」というフォルダをクリック。の中から 「Microsoft」の「Internet Explorer」を選び「Quick Launch」フォルダの中に希望のアプリケーション のショートカットを入れる。

右クリックの「送る」にショートカットを追加する

フォルダメニューを「ツール」、「フォルダオプション」の順で選び「表示」タブで「すべてのファイルとフォルダを表示」に設定。次に、スタートメニューを右クリックし「エクスプローラ」を選ぶ。 「Documents and Settings」のログインユーザ名 のフォルダに「Send To」というフォルダがあるので、このフォルダの中に右クリックすると表示される「送る」メニューで使いたいフォルダやアプリケーションのショートカットを登録する。

マイドキュメントの保存場所を変える

ノートのようにハードディスクがひとつしかない場合は市販のソフトでパーティションを分割し「Windows®」のシステムをインストールしてあるパーティションと「データ保存」パーティションに分ける。そうすることで、「Windows®」の再インストール時に別パーティションに保存してあるデータを保守できる。通常「マイドキュメント」はシステムと同じ「C:ドライブ」に保存されているので、「マイドキュメント」を右クリックして、「プロパティ」を選び、表示されるリンク先を指定のドライブに変更し、万が一にそなえよう。

メールとアドレス帳のバックアップ

プログラムメニューの「アクセサリー」から「アドレス帳」を選ぶ、「ファイル」メニューから「エクスポート」、「アドレス帳(WAB)」の順で選んだ任意 の場所に保存する。 「Outlook Express™」のメール・データは、通常 「Documents and Settings」のログインユーザ名 フォルダ内の「Local Settings」、「Application Data」、「Identities」の「Outlook Express」フォルダの中にあるので、重要なメールなどのバックアッ プをとりたい場合は、定期的にこのフォルダをコピ ーすればOK。

お気に入り、ブックマークの バックアップ

「Internet Explorer™」や「Firefox™」を使っている場合「ファイル」メニューから、「エクスポート」を選んで任意の場所に「お気に入り」や「ブックマーク」 を保存する。うまく保存できない場合、「Internet Explorer™」の「お気に入り」は「Documents and Settings」のログインユーザ名フォルダの中にある「お気に入りフォルダ」に保存されている。「Firefox™」ユーザは、FEBEという「extension」 をダウンロードし追加することで、各種設定をバックアップできる。

使えるショートカット一覧 ~ フランス語入力編~

「Microsoft Office™」がインストールされている日本語版の「Windows®」PCでフランス語のアクセントなどの特殊記号を入力する場合、やり方は色々とあるが一番簡単なのがショートカットを活用して入力する方法。下記の表はそのショートカットの一例。(注意:フランス語表記を入力する場合は日本語入力で半角英数字、フ ォントをTimes New Romanのような欧文フォントに設定する必要がある。

フランス語入力

お役立ちフリーソフト集

AVG Free Edition / ウイルス対策ソフト http://www.grisoft.com
Ad-Aware / スパイウェア除外ソフト http://www.lavasoft.com
画面ライター/ スクリーンショット作成 http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se279567.html
Media Player Classic / メディアプレーヤー http://sourceforge.net/projects/guliverkli
WinRar / 圧縮ファイル解凍ソフト http://www.rarlab.com
PrimoPDF / 無料PDF作成ソフト http://www.primopdf.com

お役立ちサイト

ベクター http://www.vector.co.jp/
Tucows http://www.tucows.com/
Download.com Download.com
01.net http://www.01net.com/
DllDump http://www.dlldump.com/
Driver Guide http://www.driverguide.com/

 

*本文および情報欄の情報は、掲載当時の情報です。

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