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フランスニュースダイジェスト
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mar 22 mai 2012
プール感覚で楽しめる ドイツ流温泉を満喫
治療の一環として長期滞在する人も多いドイツの温泉は、
規模が大きく内部の施設も充実している。
日本の温泉と大きく異なるのは湯の温度だ。
日本人にとっては、かなりぬるめの湯に水着で入り、
最後に暑いサウナで汗を流すのがドイツ流温泉の楽しみ方。
夏でも楽しめるドイツの有名な温泉地をめぐろう。
(Texte : Yasuko Hayashi)

※ 営業時間と料金は一部のみを記載しています。詳細は各施設のホームページをご参照ください。

バルトの風に吹かれ身も心もスッキリ
HanseDom Stralsund
ハンザ・ドーム シュトラールズント

ハンザ・ドーム シュトラールズント

北ドイツ、バルト海に面した町、シュトラールズントにある総面積12万1000㎡に及ぶこの施設は、温泉とウェルネスの分野では欧州最大級、「水のレジャーパーク」と呼ぶにふさわしいスケールだ。カリブ諸島を模したジャングルの中で、子供たちはウォータースライダーや流水プール、滝などのアトラクションに夢中になり、大人たちはウェルネス・スパとして最上級の評価を受けたこの施設のバラエティーに富んだサウナでひと休み……と、皆が思い思いに楽しめる造りになっている。更に、テニスやバレーボール、ハンドボール、スカッシュなどで汗を流せる屋内運動場も完備。

オープン 浴場 9:30-22:00(金土 23:00まで)、サウナ 9:30-23:00
入浴料 2時間 10.50€~
住所 Grünhufer Bogen 18-20, 18437 Stralsund 地図
TEL +49(0)3831-37330
Website www.hansedom.de
アクセス シャルル・ドゴール空港またはオルリー空港から、ベルリン・テーゲル空港またはシェーネフェルト国際空港まで。空港からシュトラールズントまで列車で約3時間

塩水治療が有名、北ドイツで血行促進
Holstein Therme Bad Schwartau
ホルシュタイン温泉 バート・シュヴァルタウ

ホルシュタイン温泉 バート・シュヴァルタウ

ドイツ最北部に突き出したユトランド半島の付け根にあるバード・シュヴァルタウは、塩水治療が有名な温泉保養地。「週末はちょっとカリブ海でリラックス」。そんな贅 ぜ いたく 沢なプチ休暇を疑似体験できる場所が、ここにある。常時30℃に設定された屋内、その中に茂る大きなヤシの木と巨大なプールが生み出す雰囲気は、まさにカリブのリゾートそのものだ。プールには、高さ92mのウォータースライダーや流水プールなど、大人も子供も思いっきり楽しめるアトラクションが多数。小さな子供たちも安心して楽しめるプールも用意されている。

オープン 9:00-22:00
入浴料 1.5時間 9.40€~
住所 Am Kurpark 3, 23611 Bad Schwartau 地図
TEL +49(0)451-2004148
Website www.holstein-therme.de
アクセス シャルル・ドゴール空港からハンブルク国際空港へ。空港からバード・シュバルタウまで列車で約1時間30分

ゾルタウの塩水風呂でミネラル補給
Soltau-Therme - die Vital-Solequelle
ゾルタウ温泉

ゾルタウ温泉

夏にはエリカが咲き乱れることで有名なリューネブルガーハイデ地方に位置するゾルタウ。中でもここは塩分の効用に重点を置く温泉だ。地下200mからくみ出された温泉に含まれるミネラルの量は死海のそれと同程度と言われ、その健康促進効果は科学的にも証明されているそう。温泉に続いて、薬草やフルーツの香りが神経を労わるサウナ、あるいは自分の体調や好みに合ったコースを専門家がアドバイスしてくれるマッサージはいかが? ゾルタウの町には北ドイツ最大のレジャー施設、ハイデ・パーク(www.heide-park.de)もあるので、遊園地で思いっきりはしゃいだ後、疲れを取りに温泉に浸かりに来るというのも良いかも。

オープン 浴場 9:00-22:00(月10:00から)、サウナ 10:00-22:00
入浴料 3時間 10.50€~
住所 Mühlenweg 17, 29614 Soltau 地図
TEL +49(0)5191-84480
Website soltau-therme-online.de
アクセス シャルル・ドゴール空港からハノーファー空港へ。 空港からゾルタウまで列車で約1時間45分

工業地帯に広がる南国リゾート
Bali Therme Bad Oeynhausen
バリ温泉 バート・オイエンハウゼン

ヨーロッパを代表する工業地ノルトライン・ヴェストファーレン州にある保養地、バート・オイエンハウゼン。この温泉のコンセプトは、施設名が示す通り「バリ」。温泉に浸かっていても、サウナに入っていても、施設内のいたる所で、東南アジアのリゾート地バリ島を感じることができる。ウェルネスのコーナーでも、体内エネルギーのバランスを健康の基本とするバリの人々に倣い、「リラックス→デトックス→リフレッシュ」をモットーに、多様なマッサージを提供している。毎週水曜は、女性限定でアロマオイルのサウナやハマムが割り引きとなる「レディース・サウナ・デー」。また、大人たちがゆっくりと時を過ごせるよう、無料の託児サービスも整えられている。

オープン 浴場 8:00-23:00(金土24:00まで)、サウナ 9:00-23:00
入浴料 2時間 8.50€~
住所 Morsbachallee 5, 32545 Bad Oeynhausen 地図
TEL +49(0)5731-30530
Website www.balitherme.de
アクセス シャルル・ドゴール空港からケルン・ボン空港へ。 空港からバード・オインハウゼンまで約3時間10分

大自然の中、本格サウナざんまい
Die Sauna Insel 
サウナの島

オランダとの国境に近い、西部ミュンスターラントに、静養のためのオアシスが広がる。サウナ専門施設としては国内最大規模を誇る“サウナの島”には、蒸し風呂から、フィンランドの伝統的な丸太小屋のスモークサウナ、心地良い香りのローズサウナ、ファイアーサウナなど、ここでしか味わえない本格サウナがそろっている。中でも逃せないのが「Valo Bad」。優しい色の光の中を歩いていくと、部屋の中央には花こう岩に囲まれたストーブがあり、その中心の丸い石からはアロマオイルが入ったお湯が静かに流れている。

オープン 月~金14:00-23:00、土10:00-23:00 、日祝10:00-20:00
入浴料 22€(19:30以降17.50€)
住所 Wierlings Busch 16, 48249 Dülmen 地図
TEL +49(0)2594-3014
Website www.sauna-insel.de
アクセス シャルル・ドゴール空港からケルン・ボン空港へ。空港からデュルメンまで列車で約2時間

マイナスイオン・アミューズメント
Therme Bad Steben
バート・シュテーベン温泉

バート・シュテーベン温泉

ドイツ最大の州、バイエルンにある温泉町、バード・シュテーベン。屋内の大きな回転プールと、それを取り囲む広々とした歩廊が解放感を演出する温泉。常に36℃に保たれている屋外プールでは、お湯に浸かりながらフランケンの森の新鮮な空気を味わえる。名物アトラクション「音のパビリオン」と「体感のパビリオン」では、水の中で音楽を聞いたり、光と音が織りなすシャワーの下をくぐったり、地元の粘板岩を使った洞 どうくつ 窟の中を歩いたりと、幻想的な世界を体験できる。この他、塩分で満たされた空間の中を歩いて気道を広げる塩の洞窟やクナイプ療法風呂など、健康効果抜群の設備も盛りだくさん。

オープン 浴場 9:00-22:00、サウナ・ウェルネス 10:00-22:00
入浴料 3時間 11€
住所 Badstraße 31, 95138 Bad Steben 地図
TEL +49(0)9288-9600
Website www.therme-bad-steben.de
アクセス ドゴール空港からニュルンベルク空港へ。空港からバード・シュテーベンまで列車で約3時間

山に囲まれ、ヨーロッパ伝統温泉体験
Cassiopeia Therme Badenweiler
カシオペア温泉 バーデンヴァイラー

カシオペア温泉

フランスとの国境に近く、黒い森として知られるシュヴァルツヴァルトの南に位置する町バーデンヴァイラーにある、本場ローマやアイルランドの浴場を模した建物が美しい温泉施設。外観だけでなく、内容も各温泉名所の伝統的な入浴方法を取り入れており、ローマ式の蒸し風呂やアイルランド式の温風入浴は、特に血流活性化の効果があるとして人気が高い。ハマムや指圧を始め、西洋と東洋、双方の方式を取り扱うマッサージの種類も30種以上と、よりどりみどり。毎日開催されているアクア・ジョギングやアクア・サルサなどのフィットネス・プログラムへの参加は無料!著名人をゲストに招いての朗読会やコンサートも定期的に行われている。

オープン 入浴 9:00-22:00、サウナ 11:00-22:00
料金 1日 12€~
住所 Ernst-Eisenlohr-Straße 1, 79410 Badenweiler 地図
TEL +49(0)7632-799200
Website www.badenweiler.de
アクセス シャルル・ドゴール空港からユーロ・エアポート(バーゼル・ミュールーズ空港)へ。空港から列車でバーデンヴァイラーまで約1時間50分

クナイプ療法の里で自然治癒力アップ
Therme Bad Wörishofen
バート・ヴェリスホーフェン温泉

バート・ヴェリスホーフェン温泉

ミュンヘンから南西約80km、環境先進国ドイツの自然療法「クナイプ療法」発祥の地として知られる、バート・ヴェリスホーフェンにある国立温泉。温泉プールとサウナを合わせた同施設の総面積は、なんと約7000㎡。屋内に一歩足を踏み入れると、ヤシの木を始めとするエキゾチックな亜熱帯植物に包まれた南太平洋諸島のような世界が広がる。ここのオススメは、黄金に輝く健康風呂「Onyx-Grotte」や死海の塩がたっぷり含まれた風呂。サウナ、ウェルネス・サービスも15種類を超える充実ぶり。毎月第2土曜の「Sauna Samstag」(19:00~24:00)には、全フロアを裸で動き回ることができるので、ヌーディスト体験をしたい人はぜひ!

オープン 10:00-22:00(金23:00まで、日祝9:00から)
入浴料 2時間 13€~
住所 Thermenallee 1, 86825 Bad Wörishofen 地図
TEL +49(0)8247-399300
Website www.therme-badwoerishofen.de
アクセス シャルル・ドゴール空港からフランツ・ヨーゼフ・シュトラウス・ミュンヘン空港へ。空港からバート・ヴェリスホーフェンまで列車で約2時間

温泉とサウナの話

温泉好きな日本人の中にも、ヨーロッパの温泉やサウナ施設には行ったことがないという人は少なからずいるだろう。ちゅうちょしているあなたのために、ヨーロッパの温泉とサウナについて簡単に紹介!

温泉ヨーロッパの温泉浴場の起源はローマ帝国時代。初代ローマ皇帝アウグストゥスが民衆のために対話や講義の場としての円形の浴場、さらにスポーツジムや商店を備えた施設を作ったことにさかのぼる。後に、豪華絢爛な外観を持つ浴場がカラカラ帝やディオクレティアヌス帝などによって建設され、帝国領各地に広まった。

ドイツでは、昔から「療養所」や「湯治場」のイメージが強かった温泉だが、今や心身の健康促進や癒しの場といった側面が注目され、利用者のすそ野も広がっている。近年では東洋の入浴の風習も人気で、中東・トルコ式の浴場ハマムや日本の露天風呂を再現した浴場なども出てきている。

サウナサウナの発祥地はフィンランド。1000年以上も前から存在する同地のサウナは、体を洗ったり、汗を流して体の毒素を外へ出すといった役割だけでなく、ビール造りや食肉・魚の薫製、洗濯など、さまざまな用途を持つ、日常生活に密着した慣習として代々伝承されてきた。ドイツ・サウナ連盟が推奨するサウナ利用法は以下の通り。

  1. シャワーを浴び、タオルで体をよくふく。体が乾いている方が汗をかきやすい。
  2. サウナに入り、タオルをお尻の下に敷いて座る、もしくは寝そべる。
  3. フィンランドサウナの場合、室温は60~100℃程度。体調や慣れ具合により、8~15分間汗を流す。
  4. サウナから出たら、すぐにシャワーを浴びたり、プールに飛び込むことはせず、まずは新鮮な外気を吸って、体内に十分な酸素を送る。
  5. シャワーを浴びて汗を洗い流し、プールに入って体を冷ました後は、再び体温を調整するため、温水のフットバスに浸かるのがオススメ。
 

*本文および情報欄の情報は、掲載当時の情報です。

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