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英仏バイリンガル幼稚園・小学校
mar 24 octobre 2017

フランス流バカンス白書

「8月のフランス」といえばバカンス。お休みがあるのは嬉しいが、7月も半ばになるとフランスの経済活動は大胆にスローダウン。フランスと取引のあるビジネスパーソンにとっては、担当者と連絡がつかなくなる嫌な季節でもある。ストライキばかりしているくせに、夏に1カ月も休んでけしからん! などと思う日本人がいても無理はない。フランス人は長い休みに、いったいどこで何をしているのか?「休めない」日本人にとっては、実は謎多きシステムである「フランス流バカンス」を統計や実態リポートから徹底解明。(取材・文:編集部)

コリウール

そもそも「バカンス」って?

長めの休暇のこと。日本人は「バカンス」ときくと「観光旅行=ツーリズム」を想像しがちだが、バカンスの目的はいつも観光というわけではない。また法律的に特別な制度があるわけでもなく、普通の勤め人は有給休暇を使って長期休暇を取る。ちなみにフランスの法律が決めている最低限の有給休暇の日数は、週5日労働している人で年間25日。5月1日から10月31日までの期間に取得する場合、2週間までは継続して取得できる。

フランス人はどこに出かけている?

観光目的で夏のバカンスに出かける人のうち、圧倒的な多数派が国内派。EU加盟国を対象にした2013年夏の統計では、フランス居住者が夏に外泊した全宿泊数の83%がフランス国内。外国での宿泊数は17%にとどまった。この国内滞在率の高さは、EU28カ国内で5位。ちなみ隣国でもベルギーの自国内宿泊率は、12%と低い。フランス人は、やはりフランスが好きなのだろうが、それだけが理由でもないらしい。

5月22日付け仏紙パリジャンによると、不景気による厳しい懐具合や旅先でのテロの心配から、国内滞在の傾向に拍車がかかっているという。今夏バカンスを予定している人のうち、64%がフランス国内でバカンスを過ごすと決めている。国外に出ない人の割合は昨年比で7ポイント増。

ビアリッツのビーチとレ・ボー・ド・プロヴァンス
左)高級リゾート・ビアリッツのビーチ。大西洋岸も根強い人気
右)PACA地方にある雄大な景観のレ・ボー・ド・プロヴァンス。アビニヨンから30キロに位置する村

人気の行き先 国内編

海か山か?
いつの時代も人気なのが海。太陽を求めて南仏の海岸で家族とゆっくり過ごす滞在型バカンスが、マジョリティの理想的バカンススタイルのようだ。キャンプやホテルなどあらゆる宿泊施設を対象にした2015年の統計では、フランス国内の居住者が外泊した合計宿泊数のうち、海が約44%、山が19%を占めている。意外と都市部も多く、25%と山よりも多い。

人気の海岸は?
海辺の中で、一番人気は地中海で全宿泊数の44%、続いて大西洋沿岸部が36%でこれを追っている。やはり人気は、地中海沿岸のラングドック・ルシヨンやプロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール(PACA)地方。サントロペやカンヌなど国際的に知られた保養地を持つPACAは富裕層のリピーターが多く、ラングドック・ルシヨン地方は、もっと庶民的。これまでチュニジアなど地中海の対岸でバカンスを楽しんでいた人たちが、治安上の理由でこちらに流れている。

人気の海辺、宿泊地別の泊数

人気の行き先 海外編

行き先はヨーロッパ内
3月17日付の20minutes(電子版)によると、今年の夏、750万人のフランス人が海外に出かける予定だが、その行き先の77%が、ヨーロッパの国々。短期滞在で、特に人気があるのは、バルセロナ、リスボン、ロンドン、ローマ、ミラノ、ベネチア、プラハ、ブダペストなどの文化の薫り高い都市。短期の旅行では異文化の見聞が主な目的のようだ。最近、人気上昇中なのが、ビリニュス(リトアニア)、リガ(ラトビア)などバルト海の都市。ユーロ導入が効果を発揮している。家族での長期滞在型バカンスでは、南欧の国々が人気。長期滞在では、リーズナブルさや食べ物のおいしさが重要だから、うなずける結果。

政治情勢も大きく影響
「アラブの春」とそれに続く政情不安で、お手ごろな行き先として、これまでファミリーに人気のあったチュニジア、モロッコ、トルコ、エジプトの人気が後退。これに代わって、スペイン、イタリア、ギリシャ、マルタ、ポルトガル、クロアチアが浮上。これらの国々は、興味深い文化や歴史、美味な食事、リーズナブルな価格と3拍子がそろっている。

クロアチアのフヴァル島(左)とポルトガルのアルガルヴェ(右)
左)美しい海で人気急上昇のクロアチア。アドリア海に浮かぶフヴァル島
右)ポルトガル最南端アルガルヴェ地方の美しい海岸線

実態編素顔のバカンスリポート

バカンスの過ごし方は十人十色。でも、共通項はある。 親しい人と過ごす「クオリティタイム」の重要性だ。 ライフスタイルの異なる4組のバカンスをリポート。(インタビュー・小林まみ[巴里塾])

文化と自然をリッチに楽しむ
クレールさん(文学部講師)& エマニュエルさん(IT企業社長)

文化と自然をリッチに楽しむ
イスタンブールにて、後ろにはミナレットが見える

社会的地位のある共働き夫婦。7、8月は、ノルマンディーの別荘で、それぞれ仕事をしつつゆっくり過ごす。6月か9月には1週間ほど、外国でのバカンス。「海外では、アパートや家を借りて、現地の人のような生活をしようとしているの」とクレールさん。「地元のマルシェやカフェに行ったりして、その土地の生活リズムを感じたいんだ」というエマニュエルさん。二人は、文化的な観光の時間と自然に触れる時間を交互に持つようにしているのだとか。庭で食事をしたり、海辺を散歩するなどゆったり過ごすのが大好きな時間だそう。

刺激を求めアクティブに
ロールさん(広告会社勤務)

刺激を求めアクティブに太陽の日を浴びながら、スイスの湖で友達とクルーズを楽しむロールさん(中央)

バカンスは、7月か8月に1週間。「週末や休日も利用して、いろいろなヨーロッパの国を訪ねるのが私のバカンスなの。この夏も、ストックホルムとロンドンに行くことが決まっているのよ」とアクティブなのは24歳と若く現在独身のロールさん。「私の旅のスタイルは、スニーカーを履いてガイドブック片手に、その国の建造物や公園、美術館をたくさん見て回ること。その土地の食文化や夜の街を堪能するのも忘れないわ!いろいろなものを見て刺激を受けたいの」と欲張りだ。一方で、同行する友達や家族とゆっくり過ごす時間も大切にしている。

毎年のバカンスが同窓会
ダニエルさん(秘書)& マチューさん(エンジニア)

毎年のバカンスが同窓会移動農場で牛の搾りたてミルクを飲む子どもたち

学生時代からの友人たちと、20年来毎年夏に集まっているのは、ダニエルさんとマチューさん。「全部で7組、年によって参加人数は違うけど、今では子どもを含め25人くらいになるかしら」とダニエルさん。「みんないろいろな所に住んでいる。だから、誰かが今年はここで!って計画するんだ」と話すのは、今年の集まりを自らイタリアに企画中のマチューさん。場所だけ決めて、滞在方法も期間もまちまち。マチューさんいわく、「家族単位で自由なところが長続きの秘訣かな。家族、友人、観光、いいとこ取りのバカンスなんだ」。

仕事とクオリティタイムを両立
パスカルさん(ピアノ教師)& フィリップさん(コントラバス奏者)

仕事とクオリティタイムを両立
コルシカでウィンドサーフィンの練習をする息子のトマ君

17歳の息子と11歳の娘がいる音楽家の夫婦。有名な演奏家のフィリップさんには、長い夏休みがない。そのかわり毎年7月、彼が仕事で参加するコルシカの音楽祭に合わせて、3週間ほど現地に家を借りて家族で滞在する。「僕は午後はリハーサル、夜はコンサートで演奏だけど、朝は家族そろって海辺に行くんだ。子どもたちは、バイオリンやウインドサーフィンの集中レッスンを受けたりしている。そうやってそれぞれが充実した活動をしつつ、夏を家族全員で過ごすっていうことを大切にしているし、楽しんでいるよ」とフィリップさんの弁。

バカンスを知るための映画三篇

夏のバカンスは好んでフランス映画に用いられる主題。製作年代の異なる代表的バカンス映画三作を紹介。

「古きよき」時代のバカンス
ぼくの伯父さんの休暇 Les vacances de Monsieur Hulot

ぼくの伯父さんの休暇
監督:Jacques Tati 出演:Jacques Tati, Nathalie Pascaud, Micheline Rolla

名匠ジャック・タチの代表作の一つ「ぼくの伯父さんの休暇」。ビーチでのバカンスが大衆化する以前の時代。Club Medもまだ存在しない。大西洋岸の高級リゾート地に、色々なタイプの金持ちが休暇を過ごしにやってくる。そこにタチ監督自ら演じるユロ伯父さんも到着。ユロ伯父さんはほとんど喋らず、動き方もおかしい「変なおじさん」だが、ブルジョアに混じって騒動を起こすさまは不思議と愛おしさを感じさせる。ユロ伯父さんのキャラはどうみてもMrビーンと重なるが、もちろんこちらが先駆者。
Amazonで見る:ぼくの伯父さんの休暇

Club Med で馬鹿騒ぎの青春
レ・ブロンゼ Les bronzés

レ・ブロンゼ
監督:Patrice Leconte 出演:Josiane Balasko, Christian Clavier, Thierry Lhermitte

旅行の世界を変えたClub Med。金があり、性的にも自由な若者たちのパラダイスとしてのClub Medを描いた作品。映画のオープニング曲は、ゲンズブールの「Sea, Sex and Sun」で、映画の内容そのまま。こんな世界が実在したかは不明だが、かつて「ナンパ島」と呼ばれて若者が押し寄せた離島の新島のようなものか。映画の見所は、バカンスクラブでの様々なイベント。モテない青春を過ごした人には辛いシーンもあるかも。きわどい冗談が理解できれば爆笑は保証。
Amazon.frで見る:Les Bronzés (Édition simple)

庶民のキャンプをカリカチュア
Camping

Camping
監督:Fabien Onteniente 出演:Gérard Lanvin, Mathilde Seigner, Franck Dubosc

キャンプ映画の定番となった、その名もCamping。キャンプと言えば庶民階級の代表的なバカンス宿泊方法で、「庶民」の典型的な人物像が、劇中に多数登場。中でも極端なのがフランク・デュボスク演じるパトリック。その出で立ちは、常にピチピチの水着に丈の短いTシャツ姿。ここに、パリのブルジョア親子が紛れ込み、庶民と交流するといういわゆる「異世界」もの。「何か非日常的なことが起きるのかもしれないバカンス」という幻想にとても忠実な安心できるストーリー。シリーズ第3作が現在公開中。
Amazonで見る:Camping

Special Interview
バカンスを学問する!

Bertrand Réau
パリ第1大学講師(Maître de conférences) 主著書に「Les Français et les vacances(フランス人とバカンス)」や「La sociologie du tourisme(観光の社会学)」がある。

バカンスクラブとは何か?なぜフランス人は水辺が大好きなのか? 日本人の休みとの違いは?観光についての著作が多数ある社会学者のベルトラン・レオさんに疑問をぶつけてみた。

宿泊、食事、レジャーなどをパッケージで提供する「オール・インクルーシブ型」のバカンスクラブといえば、Club Med(地中海クラブ)が有名ですが、その特徴は何ですか。

最初のバカンスクラブが設立されたのは、1950年代初めです。設立したのは、水球や競泳といった水中競技の一流選手たちでした。Club Med は、そのようなクラブの一つです。

彼らが画期的だったのは、スポーツを楽しむ生活のゆとりがあり快楽的な、自分たちの「ライフスタイル」を商品にしたことでした。このイメージが、当時の都会的な新興ブルジョワジーの心をつかみました。

新興ブルジョワジーの価値観は、それまでの古いブルジョワジーの価値観とは異なります。伝統的ブルジョワジーの間では、休暇にはホテルに宿泊するのが一般的でした。映画「ぼくの伯父さんの休暇」の世界です。

その後Club Med は大きくなり、50年代のリラックスしたClub Med とは別物になりました。しかし、「オール・インクルーシブ」サービスは、その後多くのホテルに影響を与えました。

どのような社会グループに属するかによって、バカンスの過ごし方にも違いが現われますか。

例えば、企業の幹部労働者は、一般の労働者に比べると3倍も多く休暇中に旅行に出かけており、外国への旅行となるとその格差は6倍にも広がります。

この格差の背後にあるのは所得の差だけではありません。旅行の教育的機能を考慮に入れなければならないのです。かつて貴族階級には、子どもを学業の締めくくりにヨーロッパ周遊などの旅行に送り出す「グランドツアー」と呼ばれる慣行が存在していました。上層の人々は、今でも旅行を教育の手段として重視します。旅行で獲得できる適応能力や言語能力といった生きた教養は、インターネットで得られるものとまったく異なります。自由時間の使い方において、社会階層の間に大きな違いが存在するのです。

人気のバカンスのスタイルは、相変わらず海辺での滞在型なのでしょうか。なぜ、そんなに海と太陽が好きなのですか。

確かに今でも海辺での家族滞在というのが、人気のあるバカンスのスタイルです。フランス人が海と太陽にこだわるのには、長い歴史が関係しています。19世紀までの西洋世界では、海は人間に敵対する恐ろしいものでした。最初のターニングポイントは、健康の専門家が海水浴は身体に良いと言い出した時です。日焼けについてもイメージの変化がありました。かつて日に焼けていることは労働者階級への所属を意味しましたが、戦間期以降、日焼けは、バカンスに行けるという豊かさを意味するようになったのです。

日本人の休暇についてはどのように思いますか。

日本人の休暇の取り方は非常に集約的だと思いますね。有給休暇は年間20日とフランスより短く、病休制度がないなど、余暇のためだけに有休を取得することができない事情があるため、短期決戦になります。しかも6月と12月の休暇の前にボーナスがあるそうですね。高い購買力と短い休暇。これが日本人の集約的な余暇を決定づけていると思います。

これはフランスと正反対です。フランスでは、何度も旅行に出かけるエリートがいる一方で、休暇にどこにも行かないという人が増えています。時間はあっても、お金がなくて出かけられない人も多いのです。休暇中に、自宅で日曜大工や庭仕事をするという人も珍しくありません。休暇は必ずしもレジャーに費やされるとは限らないのです。強行日程でも海外旅行に出かける日本人と、状況は正反対です。

確かに日本では、「バカンス=観光旅行」です。ただ、フランス人も、「休みには必ずどこかに出かけなければならない」という強迫観念に取りつかれているように見えるのですが。

そう思うのは、あなたがパリで生活しているからです(笑)。パリには、お金に余裕のある都市生活者が集中しています。彼らが休みになるとパリの外に出かけたくなるのは当然です。パリは特殊なので、フランスの代表的なサンプルにはなりません。  

確かに、バカンスとは遠出するものだという固定観念はありますが、それは現実の行動とは違います。庶民が「出かけない」バカンスをどのように過ごしているかを示した研究によると、彼らは、出かけられないことを否定的にばかりとらえてはいません。遠くに行かなくても快適で有益なことをして過ごすということを積極的に打ち出す人々も存在します。  

出かけたいと思うかどうかは、どんなところに住んでいるかにもよります。そもそも、ほとんどの農家の人たちはバカンスに出かけていません。彼らには、都市生活者がわざわざ探し求めるものが自分のところにあるわけです。

最後に、Airbnbのような宿泊方法は、バカンスを変えるとお考えでしょうか。

このようなサービスは、様々な法的問題を引き起こしており、規制が強まる方向に向かうと思います。自宅を提供している人たちの側でも、だんだん職業化が進み、普通のホテルと変わらなくなっていくと思います。

統計編数字で見るバカンスの実態

最近の調査結果を見ると、夏休みにどこにも行かないという人は45%と意外に多い。旅行期間も2週間以内が65%を占め、世間が思っているほど長くない。

数字で見るバカンスの実態

歴史編1936年夏、初めての有給休暇

フランスで有給休暇が初めて定められたのは、今から80年前の1936年。ヨーロッパでの全体主義の台頭に対抗するために生まれた人民戦線内閣のとき。有給休暇の制度ができるまでは、余暇を持つこと自体が有閑階級の特権だった。レオン・ブルムを首班とするこの人民戦線内閣は、40時間労働制とともに有給休暇を確立した。

しかし、バカンスの習慣のなかった当時の労働者には、貯金がない。パリ・ニース間の往復切符が給料半月分もした時代である。政府は、渋る鉄道会社を押し切って安い切符を販売させることに成功した。それでもバカンスへ出発した人は一部だった。

実際に、「休暇など怠け者がとるもの」と言い張って、工場が閉まっているのに毎日出勤しようとした労働者もいたというから驚き。また、労働者が休暇中に闇で副業をしないように、労働組合が休暇の意義を説かなければならなかったようだ。

その後人民戦線内閣は倒れ、フランスはナチスドイツに降伏する。しかし、この有給休暇制度は、政治体制が変わっても廃止されることはなく現在まで受け継がれたのだった。

参考: << ÉTÉ 36, la parenthèse enchantée >> Historia , Hors-Série, 2016

実践編さあバカンスに出かけよう!

今度はあなたが出かける番。予算や好みに合わせて選択肢はいろいろ。リーズナブル派にはキャンプ、ゴージャス派には豪華客船クルーズをおすすめ。夏の予定が決まっていない人は至急チェック!

リーズナブル派 キャンプ

「キャンプ=野営」の時代は終わった。施設完備の豪華キャンプ場が続々登場。快適な環境で大自然をエンジョイしよう。

取材協力:Village Tropic Sen Yan www.sen-yan.com

「手ぶらでキャンプ」の時代

テントや炊飯用具などたくさんの道具をそろえなければいけない、お風呂にも入れなくて何となく不潔そう、というキャンプのイメージは過去のもの。フランスには、シャワーやトイレはもちろん、プール、レストラン、バー、ディスコ、スポーツ施設を備えた豪華キャンプ場が多数ある。

ボルドーの南に位置するランド県のキャンピングSen Yanは、そんな五つ星キャンプ場のひとつ。キャンプ場の主力は、モビロム(mobilhome)とよばれる簡易住宅。キッチン、風呂、トイレ、アメニティ完備で、手ぶらでキャンプができる。ここまでくるとほぼ貸別荘だ。

キャンプ場にもよるが、4人から6人収容のモビロム1棟の賃料はトップシーズンで1週間当たり700€から1400€ぐらい。

モビロム(mobilhome)
左)Sen Yan キャンプ場の簡易住宅。水周り完備 右)Sen Yan キャンプ場のプール

シンプルなキャンプでもっとリーズナブルに

そこまで快適さを求めないという人は、設備の簡素なモビロムや少し豪華なテントで我慢すれば、数百ユーロの節約になる。自分でテントなどを持っている人は、場所だけを借りればさらにリーズナブル。この場合、8月に1週間家族で滞在しても200€~300€程度に出費を抑えられる。この料金でも、普通はプールなどキャンプ場の施設を利用できるからうれしい。勤務先の援助制度を利用すればさらにお得。

家族滞在用の大きなテント
家族滞在用の大きなテント

愛好家が語るキャンプの魅力

マガリさん:
10代の子ども2人を育てるワーキングマザー。
キャンプ場は海近が条件。

休みのたびキャンプに出かけているというマガリさん。特に自然が好きなわけではないという彼女がキャンプに出かける理由は、出費を抑えつつ子どもへの教育効果を最大化するため。キャンプ場の広大なスペースで、子どもたちは基本的に自由行動。水泳や乗馬、サイクリングを楽しむ。危険がないから、親は安心して子どもの自立性を尊重し、積極性を育てることが出来るというわけ。

ゴージャス派 豪華客船クルーズ

ゆったりとした時間の中で白亜の家々が立ち並ぶ離島をめぐる。
レジャー充実で家族連れにもおすすめ。

豪華客船クルーズ
ギリシャの島々をめぐるDeliziosa号

クルージングは高齢者向け? 料金は?

クルージングといえば、かつてはリタイアした富裕層のバカンスの代名詞だった。今では、スパや映画館、ジョギングコースなど船内レジャーも充実し、幼い子連れや若いカップルにも好評だという。2015年、フランス人のクルージング客数は前年比3.6%増で61万5千人を記録。料金が高いイメージがあるが、1週間の地中海周遊で1名350€から。豪華なプランになると3000€以上はする。

人気コースはやはり地中海

フランスを出発するクルーズの61%が地中海を周遊する。治安上の理由で地中海東部を避ける客が多く、地中海西部の人気が上昇しているという。地中海東部でも、その北部に位置するアドリア海は人気上昇中。新興国のクロアチアやモンテネグロでは港湾のインフラ整備が進んでいる。美しい海岸を持つアルバニアも鋭意開発中のよう。ちなみに東部をめぐるクルーズの多くは、ベネチアが旅の起点だ。

クルーズ
左)Deliziosa号のプール
右)来年は北欧もめぐるMediterranea号内のホール

コスタ・クルーズ社 期間限定の特別料金

DIADEMA号で行く地中海 7泊8日
8月28日発限定 1名様599€~

マルセイユ発…バルセロナ…マヨルカ島…サルデーニャ…
チヴィタヴェッキア…サヴォーナ…マルセイユ着

DELIZIOSA号で行くギリシャの島々 7泊8日
8月21日発限定 1名様799€ ~

ベネチア発…バーリ…ケルキラ島… ミコノス島…サントリーニ島…
ドゥブロヴニク…ベネチア着

*上記の特別料金は、7月23日までのお申し込みに限り適用されます。
お問い合わせは、ボヤージュ・アラカルトまで。+33 (0)1 42 96 91 20

ケルキラ島
ケルキラ島(ギリシャ)の桟橋

 

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