
パリ東西南北、頑張っているレストランを見つけます!
洗練された北インドの郷土料理の店
Texte et photo par Miki Oliver
(写真:「キノコ」の中身はスズキの煮込み)
食欲の秋真っただ中。いつもと違う味を求めてインド料理のキレーンズを訪れました。エスニック・レストランには珍しく、テラス付きの広々とした店内です。前菜は、バータ・マサラという、ヨーグルトとナスのピューレをブレンドしたサラダにします。ナスの甘みとヨーグルトの酸味が、マサラ(インド・スパイスのブレンド)でピリッとしめられ、たっぷり入っているキュウリの歯ごたえも楽しい、メリハリのある一品でした。友人はチキン・ティッカという、鶏をヨーグルトとマサラでマリネしてグリルした料理を注文。味見させてもらうと、何と柔らかくジューシーなこと!

キュウリとナスのヨーグルト和えサラダ

チキン・ティッカ、ナンも美味に
オーナーシェフ、キレーヌさんがインド北部のパンジャブ地方出身とのことで、主菜には郷土料理、フェンネル風味のスズキの煮込みをオーダーしました。どんなものかと待っていると、運ばれてきたのは大きなキノコのような一皿。煮込みを入れた小鍋にナン生地をかぶせてオーブンで焼き上げるそうです。ナンを切って開けると、フェンネルとライムの香りがふんわり広がります。この料理の特徴の1つは、ブラック・カルダモンなどのハーブ、スパイス類を粉砕せずに使うこと。まろやかな風味で繊細なスズキとのバランスも抜群! お供に頂いたインド産の赤ワイン、グロバーは、マンゴのような甘い香りとスパイシーな味わいです。友人は同地方の料理、ダニア・コーマという羊肉の煮込み料理にチャンレンジ。フレッシュなコリアンダーの香りが立ち、羊肉も柔らかく、さらっと頂けます。

スズキの煮込み、ピラフと一緒に

グーラブは飾りの銀箔も食べられます
デザートには、ホット・グーラブという、フレッシュチーズの一種にオレンジ風味のリキュール、グラン・マルニエ入りのシロップをかけた一品にします。テーブルでフランベ(火をつけ、アルコール分を飛ばす)された熱々のグーラブを飾りの銀箔ごと一口。もちっとした食感で、これがチーズとは驚きです。真っすぐな甘さのグーラブとグラン・マルニエがぴったりでした。久しぶりのインド料理にスタミナがつきました。

テラス席でインド料理、パリならでは
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| カテゴリ | 北インドの郷土料理 |
| 店名 | KIRANE'S |
| 住所 | 85, av des Ternes 75017 Paris |
| TEL | 01 45 74 40 21 |
| 営業時間 | 12:00-15:00 / 19:00-23:00(土23:30 まで) |
| 定休日 | 日 |
| 最寄り駅 | Porte Maillot ① 、Neuilly-Porte Maillot RER C 線、Ternes ② |
| web | www.restaurant-indien-paris-kiranes.com |









