安くて美味しいパリのレストランを知り尽くす友人から聞いた、「豚まん」と「餃子」が旨い、噂の中華料理店に行ってみた。駅から徒歩3分、ベルヴィル大通りにある創業1992年の小さなそのレストランは、中国は温州 (うんしゅう)の地方料理専門店。
質素な店内のカウンターには山盛りの「豚まん」が置かれ、次々と客が入っては噂の「豚まん」を買って帰る。 1個0.70€の豚まんは“蒸し”か“焼き”を選ぶことができ、今回は試しに両方を選ぶ。「焼き豚まん」から早速頂くと、他の店ではちょっとない味噌風味の具材の独特な美味しさが口の中に広がる。“蒸し”も頂いたが満場一致で「焼き豚まん」に軍配が上がる。

これが噂の「焼き豚まん」
お次は「焼き餃子」をオーダー。大ぶりではないが、手作り感のある餃子が12個やってきた。パリの中華店でよく出るものに比べ、ニラなどの野菜の風味がきちんとあり、皮もモチモチしていて大満足! お値段もこれまたびっくり1皿4.50€!
この他にもお勧めはたくさんある。まず麻婆豆腐は、通常のものに比べてかなり濃厚な味で、ピリ辛もばっちり効いて豆腐も旨い。聞くところによると、豆腐はベルヴィルで一番美味しいと言われる店のものを使っているそうだ。ご飯類では野菜がおいしい炒飯、お肉類では「ライオンの頭」という、変わった名前の大きく柔らかな肉団子などがお勧め。

「麻婆豆腐」と酸味が旨い 「北京サワースープ」
そしてデザートに是非食べて頂きたいのが、「黒ごまペースト入りきなこ餅」!温かくてとろけるような餅の中に、真っ黒なごまペーストが入っている。とても美味しいので1人でもぺロッと食べれそうだが、6個あるので2~3人でシェアするのもよい。

左)柔らかく、やさしい味の「肉団子」
右)モチモチ感がたまらない「ごまペースト入りきなこ餅」
温州出身のオーナーの徐さんは「餃子1日200個、豚まん1日300個売れています」と言う。「単位は違うけど、まるで日本の中華料理店「王将」みたいだね」と感心しながら一同店を出た。店は質素な内装だが、どの皿も5€前後で、メニューも写真付なので簡単に選ぶことができ、どの料理も手作り感がある。味・料金ともに、ホッとする中華屋さんに行ってみませんか?

“温州”とつく店がいくつか あるので要注意
|
|
||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
| 店名 | 《WEN ZHOU》温州正宗點心 |
| 住所 | 24, rue de Belleville 75020 Paris |
| TEL | 01 46 36 56 33 |
| 営業時間 | 10:30-22:00 |
| 定休日 | 木曜日 |
| 最寄り駅 | Belleville(2, 11番線) |









