知人のグルメなフランス人が、「ここの鴨のコンフィはパリ一美味しいよ」と、教えてくれたレストランに行ってみた。マレ地区の目抜き通りに面する、お鍋の看板がかわいい1973年創業のこのレストラン、何気に通り過ぎていた人も多いはず……。
前菜は店の勧めで、鴨の砂肝と生ハムのサラダをオーダー。木苺風味のヴィネガーがしっかり染み込んだ砂肝の程良い弾力、シコっとした歯応えがたまらない。オーヴェルニュ産の生ハムも、ソフトでなかなかの美味しさ。サラダとは言え結構なボリュームで、ランチの一皿としても十分な感じだ。

サラダだけでもオーダーで きる
メインはもちろん、噂の鴨のコンフィを頼む。香ばしいにんにくの匂いと共に運ばれてきたお皿を見て、えっ……? と一同びっくり! 料理の上に、白いお椀がかっぽりかぶさっている……! 手馴れたサーヴァーによって、ゆっくりと外された椀の下からは、にんにくの風味が芳しい、ふかふかしたポテトの山が現れた。そっとナイフを入れて開け広げると、中からほくほくの鴨が登場……!低温の脂で長時間煮込まれたラングドック産のコンフィからは、こってりとした肉汁が滴り、見ているだけで唾液が溢れてくる。ジューシーな肉片をフォークに乗せて口に運ぶと、あまりの濃厚な旨みと丁度良い塩加減で、頬が落ちそうになった。合わせて頼んだボルドーの赤ワインとのハーモニーもたまらない……これぞフレンチの醍醐味!

サルラ風ポテトに覆われた鴨のコンフィ
もうお腹がはち切れそう!と言いながらも、店の勧めでご自慢の自家製タルトをデザートにチョイス。今日はフランスの定番デザート、タルト・タタン。キャラメル色に焼き上げられた、半透明の甘くて柔らかいりんごがずっしり乗っているタルト、しかし食べ始めると不思議とお腹に収まってしまった。

バリエーション豊かな自家製タルト
料理だけでなく、オーナーのジルさんを始め、スタッフの皆さん、とても感じが良いのも人気の秘訣。本当に圧巻だった今回のコンフィ、是非お試しあれ!

左)大鍋の看板と赤いテントが目印
右)常連客で賑わう店内
|
||||||||||||||||||||||||
| カテゴリ | カフェ・レストラン |
| 店名 | 《Restaurant-salon de thé》L'Orée du Marais |
| 住所 | 29, rue des Francs-Bourgeois 75004 |
| TEL | 01 48 87 81 70 |
| 営業時間 | 10:00-23:00 |
| 定休日 | 祝日(12/24、12/31の夜、12/25~26、1/1は休業) |
| 最寄り駅 | St-Paul(1番線)より徒歩約5分 |









