
パリ東西南北、頑張っているレストラン探します!
緑の美しさに癒やされながら優雅にランチ
Texte et photo par Sachiko Sunabe
(写真:フォアグラの香りが素晴らしいウサギのファルシー)
サンジェルマン通りにある立派な建物ラテンアメリカ会館の中にあるレストランは、美しい庭園を眺めながら静かに食事ができる都会のオアシス。この春からシェフが替わったと聞き、訪れてみました。
メニューはフルコースのみとあって、ゆったりと食事を楽しむ人ばかり。大通りの騒がしさからは想像できない静けさに和んでいると、前菜に選んだサーモンのマリネがやって来ました。アボガドの緑とマンゴーのオレンジが色鮮やか。北アフリカのミックススパイス、ラス・エル・ハヌートのエキゾチックな香りが、まったりとしたサーモンの味を引き立て絶妙なアンサンブル。世界中のハーブや香料を使うことが得意というシェフ、ロランさんの才能がうかがえます。

色鮮やかなサーモンはスパイスが効いて美味
チリ産のコクのある赤ワインを楽しんでいるとメインのウサギのファルシー・ロワイヤル風が登場しました。しっとりとしたウサギの肉にナイフを入れ、口に運ぶとフォアグラの香りが口中に広がり、幸せ。ウサギの繊細な味わいにマッチしています。滑らかなジャガイモのムースには細かいセップ茸がふんだんにちりばめられ、ぜいたくなおいしさ。洋ナシのワイン煮も上品な仕上がりで文句なし。友人はボリュームたっぷりのカサゴのグリルに舌鼓を打ち、香ばしく焼かれたウイキョウのローストをかみ締めていました。

ハーブが味を引き立てるカサゴのグリル
デザートは「ワサビのゼリー」という言葉に引かれて選んだクレーム・ブリュレ。表面がキャラメルではなく、ワサビの淡いグリーンになっています。グレープフルーツの軽やかなクレームはクルミがコリコリと香ばしく、最後にワサビの香りがかすかに残り、実に不思議な感覚。友人は、ベリー系のフルーツがたっぷりとあしらわれ、しっとり仕上がったサブレを堪能していました。これから狩りの季節が楽しみというシェフ。ジビエがお好きな方もぜひお試しを。

目にも口にも爽やかなクレーム・ブリュレ

新鮮なベリーをたっぷり楽しめるデザート

「料理を楽しんでいます」とにこやかなシェフ
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| カテゴリ | フランス料理 |
| 店名 | Restaurant de la Maison de l’Amérique Latine |
| 住所 | 217, bd St-Germain 75007 Paris |
| TEL | 01 49 54 75 10 |
| 営業時間 | 12:00-14:00 (4月30日までランチのみ、その後は問い合わせ) |
| 定休日 | 土日 |
| 最寄り駅 | Solférino ⑫、Rue du Bac ⑫ | WEB | www.mal217.org |









