被爆者たちが安倍首相に怒り - 広島・長崎75周年あいさつが酷似
Japan PM sparks anger with near-identical speeches in Hiroshima and Nagasaki
「ガーディアン」紙(電子版) 8月12日
「ガーディアン」紙(電子版)は12日、原爆投下から75年を迎えた広島市と長崎市で行われた平和祈念式典で、安倍首相がほぼ同じあいさつをしたことから、被爆者たちから批判の声が上がっていることを伝えた。
同紙は、8月9日に長崎市での平和祈念式典に出席した安倍首相が行ったあいさつの内容が、6日の広島市の式典でのものと約93%一致していたという毎日新聞の報道を紹介。官邸の公式サイトで比較すると、地名などは異なるがそのほかの表現はほぼ同じで、結びの段落の言葉も「核兵器のない世界と恒久平和の実現に向けて力を尽くす」などと完全に一致していたとした。これに対し、「何のために被爆地まで来たのか。ばかにしている」とする被爆者からの怒りの声を伝えた。
また、安倍首相が被爆者団体からの要望にもかかわらず、長崎原爆資料館を一度も訪れていないことや、米国の「核の傘」に依存する日本が核兵器禁止条約への署名・批准をしていないことも報じた。
Selling curries to India: Japan exports popular restaurant chain
日本のカレー・チェーン店が本場インドに進出
「ガーディアン」紙(電子版) 7月20日
「ガーディアン」紙(電子版)は7日、日本のカレー・チェーン「カレーハウスCoCo壱番屋」が、インドの首都ニューデリー近郊に1号店をオープンしたと紹介。日本のカレーは甘めでスープが多く、日本では国民食の一つであるとその特徴を説明した。
Toshiba shuts the lid on laptops after 35 years
東芝がパソコン事業から完全撤退
BBC(電子版) 8月10日
BBC(電子版)は10日、パソコン部門の株式80.1%を2018年にシャープへ譲渡した東芝は、今月4日に残りの19.9%も売却、これにより東芝のパソコン・ブランド「ダイナブック」は35年の歴史を閉じ、シャープの完全子会社となったと伝えた。
UK trade deal with Japan stalls over blue cheese demands
スティルトン・チーズをめぐり日英貿易交渉が難航
「フィナンシャル・タイムズ」紙(電子版) 8月10日
「フィナンシャル・タイムズ」紙(電子版)は10日、貿易交渉で日本の茂木敏充外相との協議を進めていたトラス国際貿易相が、スティルトンなどの英国産ブルーチーズを輸入枠の交渉に加えるべきだと述べたことから、交渉が難航しているとした。
Japanese company is offering virtual reality ‘flights’ to curb your wanderlust
バーチャル・リアリティー技術を使って旅行気分に
「メトロ」紙(電子版) 8月12日
「メトロ」紙(電子版)は12日、VR施設「ファースト・エアラインズ」社が、新型コロナで旅行のできない人々のために、日本の観光地をめぐるバーチャルな旅を提供していると紹介。機内を模した施設の中で、旅の疑似体験ができると説明した。