イギリスでは「ロック(石)、ペーパー(紙)、シザーズ(はさみ)」の愛称で知られるじゃんけん。サセックス大学の心理学部の研究者たちが、このじゃんけんを例に人間の意思決定の仕組みを調査した研究結果を科学誌に発表した。
31人の大学生を対象に225回にわたり行った実験の結果をまとめた同発表によると、グーを使う人が多いことが判明。つまりパーを出せば、じゃんけんに勝てる確率が高いことになる。また多くの人が、勝ち続けているときは同じ選択肢を使い、負けたときは異なる選択肢を用いる傾向があることも分かった。
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