同校のプログラムは放課後とハーフ・ターム中に、子どもたちが報道に関する知識、ビデオ編集、イラストなど、ジャーナリズム業界に関連する作業を学べる多様な授業内容となっている。
同校の創設者は、2020年に国内初の黒人向け児童雑誌「ココア・ガール」を作ったセルリナ・ボイドさん。ボイドさんはジャーナリズムに従事する人のほとんどが私立校の出身で、約11パーセントが労働階級の出身、黒人が占める割合はたった0.2パーセントという統計に衝撃を受け、報道などのクリエイティブな分野において、自分の言葉で語れる少数派による代弁者の必要性を感じたという。
「ジャーナリストになるためのルートは一つではない」という新たなインスピレーションを子どもや保護者に与える画期的な学校となりそうだ。
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