多くの家庭には古いケーブルや充電器などがしまい込まれているはずだが、その数は6億2700万本のケーブルを含む電気製品、約8億2300万個にもなるという。これらには3万8449トンもの銅が含まれている計算になり、英国が2030年までに計画している脱炭素化電力網への移行に必要な銅の30パーセントを供給するのに十分な量なのだとか。
銅は、太陽光や風力発電、電気自動車の開発に欠かせないため、脱炭素化にとって不可欠な金属。研究を行った団体「リサイクル・ユア・エレクトリカルズ」は、「都市鉱山」を掘り起こし、未使用の電気製品をリサイクルすることが重要だと強調し、最寄りのリサイクル施設を「リサイクル・ロケーター」で確認するよう呼び掛けている。
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