2015年に、自らの主演した芝居「ハムレット」終演後の舞台上で、難民救済を訴えた俳優のべネディクト・カンバーバッチ(40)。最新号の「ビッグ・イシュー」誌のインタビューで、実は家にシリア難民を受け入れることを考えたこともあると語った。
2015年、カンバーバッチは難民救済に対する政府の対応の遅さを批判したが、これに対し人々から「家があるのだからシリア難民を受け入れたら」などと反発を受けた。口で批判するだけではなく実際に行動しろという人々の意見も最もだとし、当時カンバーバッチは実際にシリア難民を受け入れることを考えたという。ただ「このころは子供が生まれたばかり、生後4~5カ月だった(ので実行しなかった)」のだとか。
カンバーバッチは反発を受けたことに対し、支援が必要な子供たちに寄付金を集めることができたのは声を上げたからだとし、「何も後悔していない。批判されたとしても、また同じことをすると思う」と答えた。