15日に英下院で行われた採決によるメイ首相の敗北と、それに続く混乱は欧州各国のメディアでも次々に報道されており、16日の「ガーディアン」紙は中でも最も辛辣なコメントの一つとして、オランダ「フォルクスクラント」紙のコラムニストの言葉を紹介している。
「フォルクスクラント」紙のコラムニストは英国について、「最近の欧州の歴史において、戦争を除き、このように全くの混乱状態に陥った国はない」と指摘。更に「英国のEU離脱はかつて安定していた国を2つに分割し、政治家たちをレミング(生存数をコントロールするために、自ら崖を飛び降りて集団自殺をする習性を持つネズミ)に変え、白い崖から海に投げ出した。それは素晴らしい眺めだが、とても悲劇的だ」と伝えている。「ガーディアン」紙が報じた。
Sun, 06 October 2024