【ロンドン 4月11日付 時事】8日死去したサッチャー元英首相を追悼する特別議会が10日、ロンドンで開かれた。キャメロン首相は演説で「並外れた指導者であり女性だった」とサッチャー氏をしのんだ。
首相は「(サッチャー氏は)総意を求めるのではなく、信念に基づき行動した政治家だった」と指摘した上で、さまざまな改革を通じて「英国を再び偉大な国にした」と最大限の賛辞を贈った。議会では野党・労働党のミリバンド党首も演説し「圧倒的な存在感を持つ人物だった」と評価した。
これより先、サッチャー氏の長男マーク氏もロンドン市内で会見し、死去後に多数の支援メッセージが寄せられたことに謝意を表した。
Sat, 21 September 2024