2012年に開催されたロンドン五輪の開会式において、人気スパイ映画「007」シリーズの主人公ジェームズ・ボンドに扮してスカイダイビングを披露したマーク・サットンさん（42）が14日、スイスで事故死した。BBCが報じた。

　サットンさんはこの日、アルプス山脈で行われたスカイ・ダイビングの催しに参加。「ウィングスーツ」と呼ばれる滑空用の特殊スーツを着用してヘリコプターから飛び降りた後、墜落したとされている。

2012年に行われたロンドン五輪の開会式では、人気スパイ映画「007」シリーズの主人公ジェームズ・ボンドを演じる英国人俳優のダニエル・クレイグさん（45）が、エリザベス女王とともにパラシュートを使って五輪スタジアムへと舞い降りてくるという演出が行われ、注目を集めた。このときに、ダニエル・クレイグさんに代わってジェームズ・ボンドの衣装を身にまといスカイ・ダイビングを行ったのが、サットンさんだった。