日本の理化学研究所が作り出すことに成功した新たな万能細胞「STAP細胞」についてのニュースを英各紙が驚きとともに報じている。
「フィナンシャル・タイムズ」紙は、「日本の研究者たちが、胚細胞のような幹細胞をつくりだす驚くべき簡単な方法を発見した」と紹介。またユニバーシティー・カレッジ・ロンドンで再生医療の研究を行うクリス・メイソン教授の「信じられない発見である」との発言を引用している。
また「インディペンデント」紙は、英国人SF作家のアーサー・C・クラークが定義した「クラークの3法則」の中にある「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない」という法則に言及した上で、「弱酸性溶液に血液のサンプルを浸すだけで幹細胞をつくりだすことに成功したとのニュースの背後には、魔法のような要素の存在があると考えても許されるだろう」と述べている。
Mon, 09 December 2024