BBCの電子版は6日、カナダで行われたサッカー女子W杯決勝で日本が米国に敗れたことを受けて、日本のファンたちが「悲しみ」と「敬意」そして「感謝」を示していると報じた。
また同記事は、日本代表のニックネームである「なでしこ」は、もともとは「日本人女性の美徳を表す伝統的な概念とよく結び付けられる桃色の花」であると説明。東日本大震災のわずか4カ月後にドイツで開催された2011年のサッカー女子W杯で「走りに走り続け」た上で優勝したことで、同代表は「日本人の心の大切な一部となった」と述べている。
さらに同記事は、日本では女子サッカー選手が少ないとの事実にも触れている。米国では2007年時点で170万人が選手として登録、英国では2014年時点で260万人がプレーしているのに対し、日本で2013年時点で女子サッカー選手として登録されているのは3万人に過ぎない。しかし、同記事は、まさに女子の競技人口が少ないからこそ、サッカーに対して情熱を傾ける女子選手は男子選手とともにプレーする機会が増え、日本代表のレベルが上がるとする識者の見解を紹介している。
Sun, 06 October 2024