暖冬の今年は、比較的過ごし易いサヴォア地方。
私もサヴォア地方6年目に入り、冬支度の要領も心得てきました。12月の半ばにはスノータイヤを車に付け替えました。自分の分も含め、家族の冬の防寒ブーツ、手袋、帽子もばっちりです。ようやく寒い冬を積極的に楽しもうという心構えを持つことができました。
準備がそろうと、なんだか雪が恋しくなってきます。しかし、今年はとても暖かく、クリスマス直前まで山の美しい雪化粧姿もお預けとなりました。
やはりこのシーズンに山が真っ白でいないとなんだか居心地の悪いサボアっ子たち。地元出身の友人は 鼻をひくひくと動かし
「ああ、もうすぐ雪がふるぞ」
と一言いいました。外を見ると快晴でまるで秋のような暖かさ。
彼の言うことはほとんど冗談と流していたのですが、その日の午後の終わりに急に雲行きが怪しくなり、雪が降り始めたときはとても驚きました。サヴォアっ子は天然の嗅覚が鍛えられているのかもしれません。
こんな暖冬の中、お隣のオートサヴォア県にある小さなスキー場にクリスマスの休暇がてら遊びに行ってきました。

大雪とはいえないまでも銀世界が広がります。

木の温もりを感じるシャレ
木の温もりが暖かそうなシャレは、クリスマスの飾りでいっぱいでした。スキー客は、若い家族連れや年配のリタイヤ世代が多く、皆のんびりと雪山の休暇を楽しんでいます。車のナンバープレートはアルザス方面が多く、アルザス語もちらほら聞こえてきました。
スキーを楽しんだりプールで泳いだり、皆その日の気分で行動しているようです。常連客もかなりいるようで、ホテルの人にお土産を渡している姿もみられます。食事のたびに顔を合わせるので、なんだか大家族になって気分です。
私たちは、雪遊びのあとは町の市場を散策です。

町の市場を散策
そこには、たくさんのチーズやサラミが置いてありました。のびのびと育った牛から作られるチーズは観光客の大人気でした。寒い冬には、塩味が絶妙なサラミにワイン、そしてパンとチーズでまたエネルギーをチャージするのです。
2月のスキーバカンスは、是非サヴォア地方へ!
自然の恵みと心も体も満たしてくれます。
エヴルー由布子東京都出身。サヴォア地方に暮らし始めて3年目。日本人には観光地としては馴染みが少ない地方ですが、遊びに来た人は必ず気に入ってくれます。そのお手伝いをするのは私の楽しみです。










