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jeu 17 mai 2012

ストラスブールようこそ我が町へ

アルザス地域圏バ=ラン県ストラスブールから


ミュルーズの博物館

フランス地図ストラスブルグアルザスの南、スイス国境に近いミュルーズは19世紀には工業都市となり、化学、機械、布地プリント、自動車などの分野で知られてきました。そのため、充実した博物館も多く、一見に値します。

まず、プジョーの工場近くにある自動車博物館は、アルザスの工業家シュルンブフ兄弟のコレクションを元にしています。昔の自動車に情熱を傾けた彼らは、20年でなんと数百台を収集しました。その中に、最高級のオールド・ファッション・カーであるビュガティ・ロワイヤル(ビュガティ・ロワイヤルは当時の技術を再結集した豪華車でおきさも普通の車の2倍はあるモンスターカーです)を含め、ビュガティだけでも130台展示され博物館の見どころになっています。

自動車博物館
Musées Mulhouse Sud Alsace

もちろんオールド・ファッション・カーだけではなく、歴代のメルセデス、アルファ・ロメオから、時速360キロのポルシェまで、さまざまな車が勢ぞろいしています。また、ポワンカレ大統領やチャップリンなど有名人の車も見られ、広いホールに整然と並べられたおよそ500台の高級車の光景には、ファンならずとも、思わず見とれてしまいます。

 

自動車博物館
Musées Mulhouse Sud Alsace

次は、鉄道博物館。この博物館は、ヨーロッパ大陸の鉄道設備の過去を凝縮したコレクションのうちでも、最大規模のものです。ステファンソン、コンパウンド、ラ・フォルクノ、ミシュリーヌ、ビュガティなどの蒸気・電気機関車が展示されており、視聴覚コーナーもあって大人も子供も楽しめます。

鉄道博物館
Culturespaces/Recoura

鉄道博物館
Culturespaces/Recoura

最後は、ミュルーズ工業の柱の一つであった布地プリントの博物館です。かつてのミュルーズ工業会社の跡地に建てられたこの博物館では、18世紀から今日に到るフランスの布地プリント技術の歴史をふり返ってみることができます。

3つの展示室で、フランスのプリント・コレクション(ジュ―イ、ナント、アルザス)が見られ、その他にも世界中のプリントが展示されていて、影響関係を追うこともできます。ブティックも充実していて、コットンのスカーフやハンカチを買うことができます。この博物館は、世界中の業者と意匠の使用契約をしており、日本のインテリア・メーカーに貸し出されている意匠もあるようです。

プリント博物館
Musées Mulhouse Sud Alsace

インテリアに興味のある方には、ミュルーズに隣接するリクスハイムに壁紙博物館もありますので、足をのばしてみてください。」。

壁紙博物館
Musées Mulhouse Sud Alsace


● 自動車博物館
Cité de l’Automobile
192, Av de Colmar 68051 Mulhouse
Tél:03 89 42 83 83
www.collection-schlumpf.com/en/schlumpf/
開館:毎日10時-17時
(1月8日-2月2日の週日は13時-17時、4月-10月は18時まで)
休館:12月25日
● 鉄道博物館
Cité du Train
2, rue Alfred de Glehn 68200 Mulhouse
Tél:03 89 42 83 33
www.citedutrain.com/fr/train/
開館:毎日10時-17時
(1月8日-2月2日の週日は13時-17時、4月-10月は18時まで)
休館:12月25日
● 布地プリントの博物館
Musée de l’Impression sur Etoffes
14, rue Jean-Jacques Henner 68072 Mulhouse
Tél:03 89 46 83 00
www.musee-impression.com
開館:10時-12時、14時-18時
休館:月曜、1月1日、5月1日、12月25日
● 壁紙博物館
Musée du Papier Peint La Commanderie
28, rue Zuber 68171 Rixheim Cedex
Tél:03 89 64 24 56
www.museepapierpeint.org
開館:10時-12時、14時-18時
休館:火曜、1月1日、聖金曜日、5月1日、12月25日休館 

大西正子大西正子
仏政府給費留学生としてパリ第4大学大学院で比較文学を専攻。アルザスに移り、ストラスブール大学を始めとして幅広く日本語を教える一方、翻訳に携わる。17年ぶりにパリに戻り、今秋より再び大学の教壇に。
 
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