ケリー米国務長官の広島訪問
The delicate choreography of sorrow but not regret
「悲しみを感じるが後悔はしていない」という微妙な姿勢
「フィナンシャル・タイムズ(FT)」紙(電子版)4月11日
「フィナンシャル・タイムズ」紙の電子版は11日、広島市で開かれた先進7カ国(G7)外相会合に出席したケリー米国務長官が原爆死没者慰霊碑などの原爆関連施設を訪れたことを取り上げ、「歴史的な訪問」であったと伝えた。
同記事は、ケリー国務長官が原爆死没者慰霊碑に献花した場面について、「悲しみを感じるが後悔はしていない」という微妙な姿勢を示すために、頭を下げなかったと説明。一方、米国側が原爆投下について謝罪することを拒否してきた政治的状況においては、今回の訪問は「大躍進」であると伝えた。
同記事はまた、5月に予定されている主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)でオバマ米大統領が広島を訪問すれば、就任当初から核廃絶を訴えてきた同大統領の「象徴的な締めくくり」となると述べている。
Bizarre J-Pop/metal fusion
Jポップとメタルの奇妙な融合
「サン」紙 4月8日
「サン」紙は8日、日本のアイドルであるBabymetalのプロデューサーを務める「コバメタル」こと小林啓氏とのインタビューを掲載した。
同記事は、「恐ろしいほどに重厚なリフ」「電子音」「子供向けの単純明快なロック音楽」などが詰め込まれているBabymetalの音楽が「J ポップとメタルの奇妙な融合」であると説明。また最新アルバム「METAL RESISTANCE」に対しては、最高評価が5ツ星となる採点で4ツ星を与えている。
Japan is one of the planet’s oldest societies
地球上で最も高齢化が進んでいる社会の一つ
「エコノミスト」誌 4月9日
「エコノミスト」誌の9日発行号は、日本の社会において高齢化が進むにつれ、認知症患者のケアが課題になっていると伝える記事を掲載した。
同記事は、日本を「地球上で最も高齢化が進んでいる社会の一つ」と紹介。全人口において高齢者が占める割合はモナコに次いで高いと述べた。
また同記事は、日本には500万人もの認知症患者がいると伝えている。
45 years at the forefront of fashion
ファッションの最前線に45年
「ガーディアン」紙(電子版) 4月10日
「ガーディアン」紙の電子版は10日、日本人ファッション・デザイナーの三宅一生氏とのインタビューを基にした2000語以上の長文記事を掲載した。
「三宅一生: ファッションの最前線に45年」との見出しが付けられた同記事は、三宅氏を「革新を止めたことがない」人物であると紹介。また「若い顔立ち」で、「ウェーブのかかった白髪交じりの髪」を持つ三宅氏が、同紙とのインタビューに流暢な英語で応じたことにも言及している。
Is it safe to damp Fukushima waste?
汚染水を太平洋に放出して安全なのか
「ガーディアン」紙(電子版) 4月13日
「ガーディアン」紙の電子版は13日、廃炉作業が続けられている福島第1原子力発電所の汚染水を太平洋に放出する案の是非について取り上げた。
同記事は、原子力規制委員会(NRA)が、同発電所内に蓄積した汚染水を太平洋に放出することを東京電力に要求していると説明。また海水で希釈されるので、汚染水を放出しても地球規模では環境には大きな影響を与えないと予測するサウサンプトン大学の海洋学者の見解も紹介している。
Tokyo's hedgehog café
東京にあるハリネズミのカフェ
「ガーディアン」紙(電子版) 4月7日
「ガーディアン」紙の電子版は7日、ハリネズミと触れ合うことができるという東京のカフェに動物好きが行列をなしているというニュースを動画付きで紹介した。同記事は、東京にはこのほか、猫やウサギ、フクロウやヘビと触れ合えるカフェがあることについても触れている。