ルーマニアの労働相が「英国人がやりたがらない仕事を引き受けているルーマニア人に対して英国は感謝すべき」と発言した。4日付「タイムズ」紙が報じた。
欧州連合の就労規制が取り払われるため、ルーマニア人は2014年1月より労働許可証なしでも同国内で働くことができるようになる。英国ではジョンソン・ロンドン市長などが就労規制の延長を求めているが、ルーマニアのクンペアーヌ労働相はこうした動きを快く思っていない様子。福祉国家の厄介になっている英国人労働者に代わって仕事に就いているルーマニア人やブルガリア人はむしろ歓迎されるべきだとの見解を示した。
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