スコットランド南部に住むこの女性2人は、同性愛カップルに対して夫婦と同等の権利を認めるシビル・パートナーシップを2013年に締結。「血のつながった子供がほしい」との理由で、同じ精子ドナーを選ぶことにしたという。
当初は国民医療制度(NHS)が提供する体外受精サービスを受けようとしたが、最長3年の待機を余儀なくされることを知り、方針を変更。様々な精子ドナーを紹介するウェブサイトを通じて見つけたスコットランドの学生をともに精子ドナーとすることに決めた。
その後2人は動画共有サイトのユーチューブを通じて体外受精の方法を教える動画を参照し、さらには自らビーカーや注射器を購入。精子ドナーの訪問後に女性2人がお互いに対して受精させるという作業を数回にわたり行った。2人のうち片方は妊娠29週、もう一人は妊娠12週だという。
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