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編集後記 12 Jul 2012 vol.1360

12 July 2012 vol.1360

籠

ウィンブルドン選手権の男子シングルス決勝、アンディ・マリーとロジャー・フェデラーの熱戦にはしびれました。そして、敗れたアンディの涙のスピーチ。確か同じ組み合わせとなった2年前の全豪オープン決勝で敗れた後に彼が涙を見せたときも、本欄にて、もらい泣きしそうになったと告白したような覚えがあります。今回さらに感心したのは、スピーチを終えた後に彼がフェデラー選手に謝罪したということ。謙虚に勝者を称えるべきなのに、自分が泣くことで結果的に悲劇のヒーローとして注目を集めたことを詫びたそうです。しかし、世界第2位になって悔し涙を流すことができるってすごいなあ。(籠)

月

ロンドンで先週、欧州一の高さを誇るビル「ザ・シャード」が落成しました。記念式典では、ビルから放たれたレーザー光線が街を染め、不景気などどこ吹く風の華々しさ。オリンピック開催前に建設が終わるなんてなかなかやるなと思いきや、このビル、まだ内部は工事中なんですよね。おまけにビルを覆う1万1000枚のガラス窓を清掃する業者との契約も結べていないのだとか(ちなみに落成数日前には、清掃員用の作業台が72階で故障、救助隊が出動してます)。現在、ロンドンの至るところで突貫工事が行われていますが、オリンピック後にボロがぽろぽろ出てくるなんてことがないことを祈るばかりです。(月)

澄

南ウェールズに住む親戚を訪ね、小旅行に行ってきました。今回は親戚のお勧めコースを案内してもらうことに。まずは本屋で溢れる街ヘイ・オン・ワイへ。本で町興しをしただけあって、屋外に本棚を設置して販売するお店もあるほど。至るところに古いけれどかわいい本屋さんがたくさんあって、町歩きだけでも大満足。それからブレコン・ビーコンズの山々と自然、道路を横切る羊たちの群れに癒され、翌日はヘルメットとライトをぶら下げて炭鉱跡見学。最後はローマ遺跡まで見物し、ウェールズの魅力が盛りだくさんの週末となりました。一人では到底回れなかったコースを案内してくれた親戚に感謝です。(澄)

綿

ロンドンに来てから、歯がたくさん抜けるという悲惨な夢を頻繁に見ており、起きてからの不快感がひどいため、ついに夢診断をすることにしました。歯は獲物を仕留め、噛み砕く目的から「攻撃力・生命力」の象徴であり、大量に歯が抜ける夢は攻撃力や若さを奪われているという、破滅へのステップを着実に踏んでいることを意味するようです。そこで、最近は「生命の果実」とも言われるザクロを定期的に摂取するよう心掛けています。すると、先日は歯を何度も磨くという夢を見たので、早速調べてみると「自分を磨く努力をし始めていることの兆し」とのこと。相当焦っていたんだと思います。(綿)

 
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参照:「サン」紙、「デーリー・メール」紙ほか

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