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Thu, 28 March 2024

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編集後記 19 Jul 2012 vol.1361

19 July 2012 vol.1361

籠

ホームレスの社会復帰を促すために創刊された雑誌「ビッグ・イシュー」。毎朝の通勤途中に見かける販売員の中に、一人気になる女性がいます。チャリング・クロス駅から東へ50メートルぐらい歩いたところにいつも立っているその女性は、何と表現したらいいか、小躍りしているんです。鼻歌とともに、一定のリズムで交互に足を蹴り出しながらビッグ・イシューを販売している。雨の日も、風の日もそのスタイル。界隈では人気者みたいで、彼女と挨拶を交わす通勤客を何度も見かけました。彼女がいつの日か、あの笑顔をもっと輝かせることができる場所を見つけることができるよう静かに祈っています。(籠)

月

机の引き出しを開ければ開けっ放し、新聞を読めば読みっぱなしという人、奇麗好きで仕事もちゃきちゃき片づける人、これまで声を荒げたことなどないのではないかと思えるほどの静寂を纏(まと)う人ー編集部には個性の異なる人たちがそろっているのですが、なぜかときどき、私一人が違う部類に属している、そんな気持ちになることがありました。そしてその理由がついに明らかに。それは、私以外は皆、一人っ子だということ。兄弟姉妹と、家庭内でのポジション確立のための醜く熾烈な争いをする必要なく育った人間ならではの天衣無縫っぷり。ときにうらやましく、ときにちょっと損した気になる私は長女です。(月)

嘩

「オリンピックがあと1週間で開幕するって信じられない」と思っているのはきっと私だけじゃないはず。自分が住んでいるこの街でオリンピックが行われるという実感が湧かないのです。水泳の北島選手やマラソンの藤原選手たちが一斉にロンドン入りするという映像が思い浮かばないのです。テレビのニュースではよく観ていたあの聖火リレーが自宅のすぐ近くを通るというのが信じられないのです。もちろん随分前から各所で五輪開催に向けての準備が行われていたのは知っていたけれど、もっとずっと遠い未来の話だと思っていました。でも、ついにやってきます。ロンドン五輪開幕まで、あと1週間。(嘩)

駄

英国で暮らしているとよく思うのが、日本では海外のニュースの扱いが本当に小さいということ。ロンドン五輪についても然り。日本のメディアが報じない五輪ネタって実はたくさんあります。エリザベス女王夫妻が聖火ランナーと対面した際に発したとされる鋭い質問とは? 「ビーチ・バレーのビキニが危機に」って一体どういう意味? 大手航空会社ブリティッシュ・エアウェイズが五輪開催に合わせて打ち出した不可思議なキャンペーンとは? 「技ありっす」って何? ご興味持っていただけた方は、英国ニュースダイジェストの五輪専用ツイッターをご覧ください! http://twitter.com/olympics_digest(駄)

 
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参照:「サン」紙、「デーリー・メール」紙ほか

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