サッカーのワールド・カップ(W杯)開幕戦での西村主審
Fred collapsed under zero contact
ロブレン選手は全く接触していない
「デーリー・ミラー」紙 6月13日
今大会の開幕戦に関しては、ほかの何よりも西村主審の判定が記憶されることになるかもしれない。ロブレン選手が全く接触していないにも関わらず、フレジ選手には試合を決定付けるPKが与えられたのだ。実はこの西村主審については逸話がある。2010年のクラブW杯で西村主審の判定によって痛い目に遭った際に、アフリカはコンゴのクラブ、TP マゼンベのファンたちが暴動を起こしているのだ。だが、人種に関する理解に乏しいファンたちは、西村主審が日本人であるにも関わらず、現地の中華料理店を襲撃した。
A referee who was decidedly generous to Brazil
ブラジルに対して明らかに寛容
「ガーディアン」紙 6月13日
ネイマール選手は、モドリッチ選手を一瞥(いちべつ)してから彼の喉元に前腕をぶつけていた。それほどの激しい当たりではなかったからなのか、試合を通してブラジルに対して明らかに寛容だった西村主審はその接触を暴力行為とは認めなかった。またネイマール選手が芝生に転がる度に物悲しい顔で見つめると、大体の場合において西村主審は彼の願いを聞き入れてあげていた。ブラジル代表と主軸のネイマール選手は今後パフォーマンスを向上させる必要がある。西村主審ほど協調的な審判がいつもいるわけではないのだから。
ほかにもこんな日本報道が…
縮んでいく国
「エコノミスト」誌 5月31日
「信じられないくらい縮んでいく国」との見出しを掲げ、日本の少子高齢化問題を取り上げる。「長い勤務時間と、夜遅くまで同僚と付き合う日本の企業文化」が働く母親にとって障害となっているとも。
AKB48は「気味が悪い」
「メトロ」紙 6月3日
日本のアイドル、AKB48を「奇妙で気味の悪いポップ音楽現象」と紹介。
日本の児童ポルノ規制
「ガーディアン」紙 6月5日
日本は、児童に対する性犯罪を描いた動画や写真を所持することが法的に許される「先進7カ国の中で唯一の国」であると説明。また「肌を露出した女子学生を描いた漫画を読む男性を電車内で時折見かける」ことにも触れている。
日本の高速列車が良い理由
「エコノミスト」誌 6月9日
「日本の高速列車はなぜあれほど良いのか」と題する記事を掲載。フランスの高速列車TGVが補助金に依存しているのとは対照的に、JR東日本は直接的な公的資金を必要としないで運営できている点などに注目している。
サラリーマンの飲酒文化
「デーリー・テレグラフ」紙 6月12日
日本のサラリーマンは「特徴のないダーク・スーツ、雇用者への忠誠心、休みなしの労働」に加えて「時々飲み過ぎてしまう」ことで有名と紹介。