ニュースダイジェストの制作業務
Sun, 20 April 2025

小林恭子の
英国メディアを読み解く

小林恭子小林恭子 Ginko Kobayashi 在英ジャーナリスト。読売新聞の英字日刊紙「デイリー・ヨミウリ(現ジャパン・ニュース)」の記者・編集者を経て、2002年に来英。英国を始めとした欧州のメディア事情、政治、経済、社会現象を複数の媒体に寄稿。著書に「英国メディア史」(中央公論新社)、共著に「日本人が知らないウィキリークス」(洋泉社)など。

第2野党・ 自由民主党の復活劇は成功するか

メイ首相の突然の発表で、6月8日に急きょ総選挙が行われることになりました。世論調査で与党・保守党に20ポイント以上の差を付けられている最大野党・労働党は、基幹産業の国営化を含む左派政策を維持し、核兵器のボタンを押すか押さないかをはっきりさせないコービン氏が党首のままでは「絶対に勝てない」と言われています。保守党の一人勝ちが予測される中、急激に支持を伸ばしつつあるのが第2野党の自由民主党です。
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ブレグジット発動でジブラルタル論争勃発

スペイン・イベリア半島南端に位置する英領ジブラルタルが最近、論争の的になりました。ジブラルタルは神奈川県芦ノ湖と同じ面積(約6.8平方キロメートル)で、約3万2000人が住んでいます。英国から見るとかなり離れた場所にありますが、英国とスペインは何世紀にもわたりその領有権を争ってきました。現在でもスペインは領有権を主張しています。
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オズボーン前財務相が新聞の編集長に驚きの大抜擢

2016年7月まで財務相だったジョージ・オズボーン氏が、来月からロンドンの夕刊紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」の編集長に就任するというではないですか。度肝を抜くような抜擢です。
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新自治政府発足に向けて、話し合いが続く北アイルランド

北アイルランドで今月上旬、自治政府議会選挙(定数90)が行われ、プロテスタント系の民主統一党(DUP)とカトリック系シン・フェイン党がほぼ同数の議席を獲得しました。
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「ブレグジット」に向かう英国でUKIPは生き残れるか

2月23日、イングランド西部ストーク=オン=トレント・セントラル選挙区で下院の補欠選挙がありました。
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トランプ米大統領の訪英に反対の声 高まる

トランプ米大統領が訪英するべきかどうかで、英国内に大きな議論が起きています。
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性的暴力に声を上げた女性、実名を出して法律を変える

 ジル・セイワードさんという名前を聞いたことがありますか。2002年に英国にやって来た筆者は、恥ずかしながらこれまで彼女のことを知りませんでした。
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NHSは「人道上の危機」状態?

いつも私たちがお世話になっている「国民医療制度」(NHS)の病院が、「人道上の危機状態」にあると英赤十字社が表現したことが大きな波紋を広げています。
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政治に注目の欧州ブレグジット、トランプ氏当選の再現はあるか?

皆様、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 昨年、英国では「ブレグジット」(英国の欧州連合(EU) からの離脱)、米国ではトランプ共和党候補の大統領選当選という思いがけない動きがありました。いずれの場合も世論調査や専門家の見立ては大きく外れました。
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ブレグジット、さてどうなる?「まやかしの戦争」状態続く

今年も、残すところあと2週間ほどになりました。この1年を振り返ると、英国にとって最大のニュースは何と言っても「ブレグジット」(英国の欧州連合(EU)からの離脱)でしょう。6月23日、EUへの加盟を継続するか離脱するかについての国民投票が行われ、結果は僅差で離脱派が勝利。世論調査やメディアの予測を裏切る、驚きの顛末となりました。
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