各国でヒット中の映画「ボヘミアン・ラプソディ」英国のシニカルな見方とは - 熱狂的なファンができた国はどこか?
ロック・グループ「クイーン」を題材にした映画「ボヘミアン・ラプソディ」(英国では10月24日、日本では11月9日封切り)が日英で大ヒットとなっているようです。 映画の題名は「ボヘミアン・ラプソディ」というヒット曲(リリースは1975年)に由来していますね。2012年に、民放テレビ局のITVが英国民に過去60年間で最も好きな曲は何かを聞いたとき、堂々と1位になったのがこの曲でした。
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15 November 2018 vol.1519
巨大IT企業に対するデジタル・サービス税、2020年から導入へ
英国では毎年秋になると、財務相が公邸の前に立って赤い鞄を持ち上げてみせる「儀式」を行う日があることをご存知でしょうか。そのために報道陣がたくさん集まり、カメラのフラッシュが次々とたかれます。
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第一次大戦終戦100年、赤いポピーのアートで戦没者を追悼する - 帝国戦争博物館で作品展示
最近、赤いヒナゲシを模したブローチを洋服の襟などに留めた人が目に付くようになりました。ヒナゲシは日本語では虞美人草に相当しますが、英国では一般的に「ポピー」と呼ばれていますね。このブローチには戦没者追悼の意味が込められています。
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スパイ事件の容疑者特定、調査報道サイト「べリングキャット」とは - 公的な情報を中心に「探偵」作業
このところ、ロシアのスパイについての話題が多いですね。きっかけは今年3月です。英南部ソールズベリーでロシアの元情報員、セルゲイ・スクリパリ氏とその娘ユリアさんが、有毒の軍用神経剤「ノビチョク」を浴びて意識不明となりました。
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混迷のブレグジット交渉「People's Vote」は実現するのか? - その目的、提案事項、投票体制とは
来年3月29日に実施される、英国の欧州連合(EU)からの離脱(「ブレグジット」)。実施まであと半年を残すところとなりましたが、いったいどんな条件で離脱するのか、誰もその答えを持っていない暗中模索状態となっています。
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20 September 2018 vol.1515
「女性平等党」が党大会、女性の社会進出はどこまで進んでいるのか - 日英を比較すると?
「女性平等党」(Women's Equality Party)という政党の名前を聞いたことがありますか? 恐らく、「知らない」と言う方が多いのではないでしょうか。二大政党制が長く続く英国では、与党・保守党と最大野党・労働党については毎日報道がありますが、そのほかの政党はそれほど多くは取り上げられません。
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6 September 2018 vol.1514
フレックス制で自由に働ける動き進む、出世にはマイナス? - すべての従業員が利用可能
英国では2003年の法律により、仕事を持つ親に6歳以下の子供や、介護を必要とする子供(2007年からは成人も)がいる場合、雇用主に対して、就業時間を調整するなどのフレックス制を要求する権利が保障されました。2014年からは、すべての従業員にこの権利が認められるようになっています。
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異例の暑さで水利用に制限、ホースの使用禁止も - 水道管の水漏れはどうなる?
この夏、世界各地で異例の暑さが記録されるなか、英国では、「いつ散水用ホースが使用禁止になるか」が国民の大きな関心事になりました。
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プラスティックのごみを減らせ、BBCの番組が大きな影響
今年の夏は、本当に暑い日が続いていますね。炎天下を避けてカフェに入り、友人とおしゃべりに興じながら冷たいジュースを飲んでいるうちに「あれ?」と思いました。ストローが「ふにゃり」と曲がっていることに気づいたのです。これまでのようなプラスティック製ではなく、紙製でした。「プラスティックから出るゴミを減らそう」という動きが、ここまできていることをしみじみと実感しました。
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メイ政権を揺るがせる保守党のEU懐疑派、リースモッグ議員に注目
英国の欧州連合(EU)からの離脱(「ブレグジット」)まで、残るところ8カ月となりました。EUとの離脱交渉は10月までに終了している必要があるそうですが、「間に合うの?」と疑問が生じるような大迷走が続いています。
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