6 September 2018 vol.1514
フレックス制で自由に働ける動き進む、出世にはマイナス? - すべての従業員が利用可能
英国では2003年の法律により、仕事を持つ親に6歳以下の子供や、介護を必要とする子供(2007年からは成人も)がいる場合、雇用主に対して、就業時間を調整するなどのフレックス制を要求する権利が保障されました。2014年からは、すべての従業員にこの権利が認められるようになっています。
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異例の暑さで水利用に制限、ホースの使用禁止も - 水道管の水漏れはどうなる?
この夏、世界各地で異例の暑さが記録されるなか、英国では、「いつ散水用ホースが使用禁止になるか」が国民の大きな関心事になりました。
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プラスティックのごみを減らせ、BBCの番組が大きな影響
今年の夏は、本当に暑い日が続いていますね。炎天下を避けてカフェに入り、友人とおしゃべりに興じながら冷たいジュースを飲んでいるうちに「あれ?」と思いました。ストローが「ふにゃり」と曲がっていることに気づいたのです。これまでのようなプラスティック製ではなく、紙製でした。「プラスティックから出るゴミを減らそう」という動きが、ここまできていることをしみじみと実感しました。
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メイ政権を揺るがせる保守党のEU懐疑派、リースモッグ議員に注目
英国の欧州連合(EU)からの離脱(「ブレグジット」)まで、残るところ8カ月となりました。EUとの離脱交渉は10月までに終了している必要があるそうですが、「間に合うの?」と疑問が生じるような大迷走が続いています。
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ヒースロー空港 - 拡張案で合意、総事業費は140億ポンド
「ボリスはどこだ? 」 先月25日、ウェストミンスター議会での審議中、野党の労働党議員から叫び声が上がりました。私たちがよく利用する、ロンドン西部にあるヒースロー空港に、第3の滑走路を新設する法案を国会で審議していたときのことです。「ボリス」ことボリス・ジョンソン外相は、前職のロンドン市長であったときから新滑走路の建設には大反対の姿勢を取ってきましたが、この日、その姿が見当たらなかったのです。
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創設から70周年 - すべての人のためのNHS、その成り立ちと現在
NHS(National Health Service)こと「国民医療制度」が来月、創設から70周年を迎えます。税金で運営されているため、英国に住む私たちは基本的に無料で医療サービスを受けられますね。社会を構成するすべての人々に一律の医療サービスが無料で提供されるようになるまでには、どんな経緯があったのでしょう?
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労働党と「反ユダヤ主義」- なぜユダヤ人が問題になっているのか
ここ2~3年、野党・労働党が「反ユダヤ主義」であると批判されていたことをご存知でしたか。先月上旬に行われたイングランド地方の選挙では、ユダヤ人住民が多いロンドン北部のバーネット区で、保守党が議席を増やしました。その理由の一つとして、労働党の反ユダヤ主義への反発があったと言われています。
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ヘンリー王子が結婚、挙式の場所はウィンザー城 - 英王室の公邸・私邸の使い方
エリザベス女王の孫にあたるヘンリー(ハリー)王子と米国人の女優メーガン・マークルさんが19日、結婚式を挙げることになりました。王子の曽祖父ジョージ6世の兄エドワード8世は、離婚歴のある米国人ウォリス・シンプソン夫人との結婚が許されず、1936年に退位します。
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カリブ海移民の「ウィンドラッシュ世代」が滞在危機に遭遇 - 移民締め付け策の影響で
このところ、「ウィンドラッシュ世代」の話が連日のように報道されています。ウィンドラッシュ世代とは、1948年から70年代初頭にかけて、当時英領だったジャマイカなど西インド諸島から英国にやって来た移民とその子供たちを指します。
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労働党が圧勝するか? 5月3日、イングランドで地方選挙 - 総選挙以来の国民の審判
来月3日、イングランド地方では4年ぶりの地方選挙が行われます。32のロンドン自治区、34の大都市自治区、68の地方カウンシル、17の単一自治体で4000を超える議席が争われます。また、ロンドンのハックニー、ルイシャム、ニューアム、タワー・ハムレッツ、ワトフォード自治区では区長選挙も行われます。北アイルランド地方のウェスト・タイロン選挙区では、下院の補欠選挙も行われますので、総選挙ほどの大騒ぎではないにしても、テレビで政見放送が行われ、選挙絡みの話題がひんぱんに報道されるようになっています。
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