ラグビーのワールド・カップ(W杯)イングランド大会1次リーグで19日、日本が南アフリカを下したとのニュースを、英国の各メディアは驚きとともに大々的に報じている。
同試合のテレビ中継を担当した英民放局ITVの中継担当者は、試合終了直後に試合を振り返る際に「信じられない」という言葉を連呼。同中継の解説者に対して「まるで目が私たちを騙しているかのようではないですか」と問いかけたり、「信じられない歴史が(試合会場となった)ブライトンでつくられた」と伝えるなどした。また中継の終了間際には、視聴者に対しても「日本が南アフリカを下しました。信じられますか」と問いかけた。
また同試合をオンライン中継した英紙「ガーディアン」紙は、既に試合中盤から「いかなる時代のあらゆるスポーツのW杯における数々の番狂わせにおいて、(日本対南アフリカ戦は)どのような位置を占めることになるのだろうか。(1990年のサッカーW杯における)カメルーン対アルゼンチン戦に匹敵するのではないか」とコメント。試合終了後には「この試合結果は全世界をアッと言わせ、そして注目を集めた。今後数週間でどんな出来事が起ころうと、非常に印象的なW杯となるであろう。日本代表がたった今、そうなるということを保証してくれた」と伝えた。
Thu, 12 December 2024