空の高さや清涼な空気に、すっかり秋の訪れを感じる頃。おうちでゆっくり、「読書の秋」を楽しみませんか?なかでも今回は、子供向けの本をピックアップ。ラブリーな絵本から、大人も夢中になるミステリー小説まで、デザインも素敵なチルドレン・ブックを集めてみました。英語の勉強に、かわいい本のコレクションに、もちろん子供とのコミュニケーションに……。目的や好みに合わせていろんな楽しみ方で、秋の夜長を満喫しましょう。(本誌編集部)

時代を超えて愛される永遠の名作Where the Wild Things Are
いたずら好きの男の子、マックスと愉快な怪獣たちとの交流を描いた名作。ファンタジーあふれる物語と美しいイラストで、子供のイマジネーションを壮大に広げてくれる。1964年、名誉あるチルドレン・ブック賞の一つ、コルデコット賞受賞。
Maurice Sendak 著/ Red Fox 刊 £5.99
女の子なら絶対欲しい“自分のお城”My Magnetic Palace
女の子なら誰もが憧れるパレスの扉を開けると……。お姫様の豪華な部屋やきらびやかな装飾のダイニング・ルームなどが広がる大空間。そこに、ドレスや宝石、調度品など、合計24個のマグネットをペタペタつけて遊ぶ仕組み。豊かな想像力とおしゃまな美的センスで、世界で一番素敵なパレスを作っちゃおう!
Joy Gosney 著/ Campbell Books 刊 £12.99
お母さんのお腹の中を探険!What's Inside Your Tummy, Mummy?
「赤ちゃんは、どこから来るの?」。子供なら必ず一度は聞いてくるこのストレートな質問に、子供の視点でやさしく答えてくれる1冊。お母さんのお腹の中で、新しい命が芽生えたそのときから、おぎゃーと産声をあげてこの世に誕生するまで、赤ちゃんがどのように成長していくかを可愛いイラストに沿って説明。今度、おにいちゃん、おねえちゃんになる上の子と一緒に見れば、赤ちゃんの誕生がより待ち遠しくなるはず!
Abby Cocovini 著/ Red Fox 刊 £6.99
「脳みそ」というアメージング・マシンについて教えてあげるよ!Little Genius Brains
「キミの頭の中にある『脳みそ』と呼ばれるアメージング・マシンについて、すべて教えてあげるよ!」で始まるサイエンス絵本。体の中にある脳みそをどうやって見るのか、頭痛はどこから来るのか、イマジネーションっ て何?など、思わず答えに詰まる質問に、おちゃめなキャラクターのリトル・ジーニアスがユニークなイラストと簡潔な説明で回答してくれる。
Kate Rennard 著/ Red Fox 刊 £4.99

「骨」のこともおまかせ!
Little Genius Bones
Kate Rennard 著/ Red Fox 刊 £4.99
ジュリア・ドナルドソン&アクセル・シェフラーの世界
英国の書店のチルドレン・ブック・コーナーに行くと、どこでも中央に平積みされている人気シリーズ。無限のイマジネーションで常に鮮烈な物語を生み出すジュリアと、その物語にさらに生き生きとした命を吹き込むイラストレーターのアクセル。この名コンビが生み出す空想世界を心ゆくまで満喫しよう!
The Snail and The Whale
広い世界に出ることを夢見ていたカタツムリは、大きなクジラのしっぽに乗って大海原へ。迫力満点の氷山や初めて出会うサメにペンギン。広大な世界の中で自分の小ささを感じるカタツムリだったが、陸に上がってからはまた新たな気づきが……。
Campbell books 刊 £5.99
The Smartest Giant in Town
優しいジャイアントのジョージは、自分の見た目が大嫌い。ある日、服もズボンも靴も新調して、「町で一番スマートなジャイアント」になるのだが、結局一番大事なものは「心」だと気づく。他人への思いやりや友情の大切さなど、子供に伝えたいメッセージが詰まった心温まる物語。
Campbell books 刊 £5.99
The Gruffalo
頭のいい小さなネズミは、危険がいっぱいの森を歩くために一つの物語を思い付く。おなかのすいた狼も、にょろにょろと不気味なヘビも、ネズミが創り出したモンスターの話に恐れて退散。ところが、すっかり得意になっているネズミの前に、本物のモンスターが現れたものだから、さあ大変!
Macmillan Children's Books 刊 £5.99
Room on the Broom and Other Songs
音楽の才能もあり、物語をベースに数々の歌もつくってきた著者のオーディオ・ブック。「Room on the Broom」 をはじめ、「The Snail and The Whale」など、特に人気の9曲を収録。ピアノとギターの伴奏で、歌っているのはジュリア本人。さあ、みんなも一緒に歌おう!
Macmillan Children's Books 刊 £7.99

非公開のネタが詰まったハリポタ本の決定版An A-Z of Harry Potter :
Everything You Wanted to Know About the Boy Wizard and His Creator
“ハリポタ”に関する書籍は数あれど、初のディクショナリー・タイプが完成!Aは「アニメーガス」からZは「ゾンコのショップ」まで、物語に出てくる人気キャラや魔術師、ミステリーなどにまつわる非公開ネタがぎっしり詰まっている。「ハリポタのことなら何でも知ってる!」と自負している人も、新しい発見があること間違いなし!
Aubrey Malone 著 / The Friday Project 刊 £7.99 10月中旬発売
英国キッズを虜にしたオモチャたちTV Cream Toys
ガラクタのような玩具から、ファンキーな人形、日本でも大流行したルービック・キューブやプレイ・ゲームまで。60年代から90年代の英国キッズを虜にしたオモチャのカタログ。ページをめくるたびに、まさにオモチャ箱の中を探るようなドキドキが味わえる。今の子供たちにとってもきっと新鮮。「これ欲しい!」と言われること覚悟で一緒に見てみよう。
Steve Berry 著 / The Friday Project 刊 £12.99 10月中旬発売
大人も夢中になる“謎解き”がいっぱいThe London Eye Mystery
ロンドンアイを舞台に繰り広げられるミステリー。姉弟のキャットとテッドは、従兄弟のサリンが手を振ってカプセルに乗り込むのを見送った。しかし、みんなが降りてきたとき彼の姿はどこにも見当たらず……。サリンはどこに消えたのか!?探偵を雇って謎の解明に乗り出すキャットとテッド。一度読み出すともう止まらない、スリリングなストーリー。
Siobhan Dowd 著 / David Fickling Books 刊 £8.99
はじめての哲学入門にぴったり!A Brief History of Philosophy
難解なイメージのある哲学を分かりやすく面白く解説。ソクラテスからゼリダまで、18人の偉大な哲学者たちの考えを、時代や文化などの背景も含めて説明しながら少年少女の興味をぐいぐいと引っ張ってくれるコンテキストになっている。哲学に興味はあるけど、どの入門書を取ってみても途中で挫折した、という経験を持つ大人にもおすすめ。
Derek Johnston 著 / Continuum International Publishing Group刊 £9.99
スパイ少女ジェーン、絶対絶命の人類を救えるか!?Jane Blonde: Spylet On Ice No.4
スパイの技に磨きをかけるため、スパイ・キャンプに参加していたジェーン。ある調査を依頼されるが、現地で待っていたのは宿敵のコペルニクスだった。地球の真ん中に貴重な鉱石が埋まっていることを発見した彼は、それを手に入れようと企んでいたのだ。絶体絶命の人類を救えるのは、ジェーンただ1人!
Jill Marshall 著 / Macmillan Children's Books 刊 £5.99
ロアルド・ダールの傑作が1冊に!The Roald Dahl Treasury
ウィットあふれるショート・ストーリーの奇才として、世界中で知られるロアルド・ダールの集大成とも言える1冊。 「Esio Trot」や「The Minpins」といった名作から、未発表のプライベート・レターまでを集め、読みごたえたっぷりに仕上がっている。ロアルド・ダールを読んで育った世代が、今度は自分の子供たちへ贈りたい珠玉のコレクション。
Roald Dahl 著/ Jonathan Cape 刊 £19.99
盗まれた「才能」を取り返せ!The Talent Thief
若き才能を集結させるフェスティバルに招待されたクレシダ。「まったく平凡」な弟のアダムも一緒について行くが、会場につくと、そこに集まった子供たちの「才能」が消えてしまう。ピアノの名手は弾き方をすっかり忘れ、数学の天才は、掛け算の方法さえ分からない。「才能泥棒」を追って奔走するうち、平凡だったアダムの心にも変化が起きて……。
Alex Williams 著/ Macmillan Children's Books 刊 £5.99
催眠術師のモリーと一緒にタイムトラベルMolly Moon's Hypnotic Time Travel Adventure
催眠術師のモリーのもとに、ターバンを巻いた男がやってきて、催眠術にかけられてしまう。目覚めたときには、なんと19世紀のインドに住む9歳の女の子になっていた。そこへ親分が現れ、愛犬のペチュラをカレーの具にしてしまうと言ってきて……。どうするモリー!?
Alex Williams 著 / Macmillan Children's Books 刊 £5.99
キングフィッシャーで知的好奇心を育む
The Kingfisher First Picture Atlas
£9.99
世界各国の地理的な位置はもちろん、文化や自然、人々の暮らし、宗教、都市生活まで、カラフルなイラストと写真を使って分かりやすく説明。各エリアそれぞれが持つ独自の空気感がダイレクトに伝わってきて、すべて見終ったころには、地球をぐるりと一周したような満足感にひたれるはずだ。フルカラーの世界地図ポスター付き。
The Kingfisher History Encyclopedia
£25.00
はるか古代のローマ建国やビザンティン帝国から、20世紀の偉業とも言える月面着陸やアパルトヘイトの廃止まで、人類の歴史を華麗な絵でたどるヒストリー・ブック。
The Kingfisher Children's Encyclopedia
£25.00
子供たちの「なんで?」「どうして?」は、 この1冊におまかせ!生物、科学、地理、テクノロジーなど、すべての分野をカバー。分からないことを自分で調べて発見する楽しさ発見の手助けにも。
すべてKingfisherより発刊
「大きくなったら何になる?」
子供の夢を広げるHow To Be……
Amanda Li 著 / Macmillan Children's Book 刊 £各3.99
How to Be an Astronaut
宇宙から眺めた地球やスペース・シャトルの内部など、サイエンス・ミュージアム提供の神秘的なイラストや写真が満載。これを読んだのをきっかけに、未来の宇宙飛行士が生まれるかも!?
How to Be a Brain Surgeon
脳外科医を目指す子供(!)には、こちら。ペニシリンやX線の発見など、医学の歴史をはじめ、ドクターが手術に使う専門器具など、サイエンス・ミュージアムからの写真で興味深く学べる。
How to Be a Criminal Investigator
現場検証、指紋採取、DNA鑑定、カーチェイスまで、犯罪捜査官になるためのノウハウがぎっしり!臨場感あふれるイラストと写真で、飽きさせることなく子供の興味を惹きつけてくれる。サイエンス・ミュージアムから送る、クリミナル・シーンの最新情報がここに!
How to Be a Vet
「ワンちゃんのお医者さんになる!」なんて夢を持った子供におすすめ。獣医になるためにのスキルやセンスを、その道の専門カレッジ、The Royal Veterinary College監修で本格的に教えてくれる。

ティーンの気持ちを代弁する話題作Sweet
テレビ・シリーズ化されたベストセラー小説「シュガー・ラッシュ」、待望の続編。マリア・スウィートことシュガーは、月並みの人生を送る気なんてさらさらない。でも、気ままに暮らしたいのに、気がつくといつもトラブルだらけ。今回も、ファッション・モデルになってくれと頼まれて喜んだのも束の間、実は笑いの種にするために雇われたことを知る。もう我慢の限界!ティーンの代表、シュガーの大胆なリベンジが始まる。
Julie Burchill 著 / Young Picador 刊 £9.99
現代版ロミオとジュリエットの最終章がついに!Checkmate
2つの人種から成る架空の世界を舞台に、肌の色を超えた愛の物語を展開し「現代版ロミオとジュリエット」と絶賛された「Noughts and Crosses」3部作の最終巻。ローズはノート(白人)の父とクロス(黒人)の母を持つ16歳の女の子。父親の事を何も知らされずに育った彼女だが、ある日偶然父の過去を耳にする。受け継いだ両方の血筋を讃えるべく、ローズは真実を探す旅に出る。もっとも多感な年代の繊細な思いを、リアルな視点と精彩なタッチで描いた傑作。
Malorie Blackman 著 / Corgi Childrens 刊 £6.99
ライバルに読まれる前に必読!?How To Win Every Argument
日本にもHow To本はたくさんあるが、これはずばり、 「口喧嘩に勝つ方法」。いつ、どんな状況で、なぜ、火種が起こるかの実例を挙げながら、いかに相手を言い負かすかのロジックを展開。シニカルな内容ながらも、ウィットに富んだ表現が爽快な読後感につながる。「危険な本なので、他人には渡さないように!」という出版社からのメッセージも、これまたブラック・ユーモアたっぷり。読んだ後には、思わず自分から喧嘩を吹っかけたくなるかも!?
Madsen Pirie 著 / Continuum International Publishing Group 刊 £8.99
世界一アンラッキーな女の子の不思議なロマンスJinx
どこへ行っても、何をやってもアンラッキーなため、英語では悪い運しか意味しない「ジンクス」というあだ名をつけられた女の子の不思議なロマンス。アイオワの小さな家からニューヨークの親戚の家に行ったジンクスは、自分とは反対に、いつもラッキーないとこのトリーに出会う。最初は普通に過ごしていた2人だったが、ジンクスのアンラッキーがトリーに「移って」くると状況が一変。ジンクスの持っている 「アンラッキー」は、実は超能力だったのか?
Meg Cabot 著 / Macmillan Children's Books 刊 £9.99
「黒い秘密の本」に記されていることとは?The Black Book of Secrets
両親に裏切られた少年ラドロー・フィッチは、家を飛び出し、見知らぬ村へとやって来る。そこで出会った男の質屋で働かせてもらうことになったが、そこは普通の質屋ではなかった ── 金と引き替えにするのは、村人たちの邪悪な秘密。彼らの話を「黒い秘密の本」に書き留めるラドローは、なぜ村にこんなに多くの秘密が隠されているのか疑問に思い始めるが……。ティーン向けのちょっとダークなミステリー。
F.E. Higgins 著 / Macmillan Children's Books 刊 £5.99
「時」をモチーフに、マジカルな世界をリアルに表現The New Policeman
JJは、毎日忙しい母の誕生日に、「時間」を贈ろうと思いつく。そのため、妖精たちが住む世界へ足を踏み入れたが、そこでは止まっているはずの時間が流れていた。自分たちが住む世界からこちらの世界へと時が流れ出していることに気づいたJJは、時の漏れ出す裂け目を探す旅に出る。数カ所にどんでん返しが用意され、小学校高学年から大人まで夢中に。アイルランド神話を織り交ぜて語られる最高のファンタジー。
Kate Thompson 著 / Red Fox 刊 £5.99
生と死を真剣に見つめた感動作Before I Die
余命数カ月と宣告されたテッサは、肉体的にも精神的にも苦しい闘病生活の中で、1枚のリストをつくる。それは「死ぬまでにやること」で、1番目に書いたのはセックスだった。「死」を前にして、はじめて「生」を強く感じたテッサは、これまでの人生では気づかなかった新たな発見を重ねていく。父親との関係、疎遠になった母との確執、新しいボーイフレンドとの愛……。「人生」や「生と死」などについて、そろそろ真剣に考え始めるティーン・エイジャーに捧げたい魂の1冊。
Jenny Downham 著 / David Fickling Books 刊 £10.99
ステイショナリー・ブックを集めよう!
現代英国の子供たちが向き合う問題に、真摯なメッセージを伝えてくれる人気作家、ジャクリン・ウィルソン。出版する本のほとんどがベストセラー入りし、数多くの児童文学賞も受賞。なかでも、ニック・シャラットのイラストで送るシリーズは、ヤング・チルドレンからティーン・エイジャーまで絶大な人気を誇る。そこで今回、この2人が子供たちへの愛情を形にしたステイショナリー・ブックを紹介。子供時代の想い出として、一生の宝物にしたい貴重な1冊になりそうだ。
Jacqueline Wilson
Diary 2008
£5.99
そろそろ「自分の世界」を持ち始める年頃の子供たちへ、ファースト・ダイアリーとしてぴったりのとびきりキュートな1冊。日記はもちろん、学校の時間割やアドレス帳、「抱負」や「秘密」のページまでついて、肌身離さず持ち歩くマイブックになること間違いなし。
Jacqueline Wilson
Journal
£5.99
子供の頭の中は、大人たちが思う以上に壮大!そんな無限の可能性をより広げるためにおすすめのフリースタイル・ブック。日々思ったことやアイデア、将来の夢など、何でも自由に書きとめておけば、世界でたった一つのジャーナルが完成!
Jacqueline Wilson
Address Book
£6.99
カラフルなイラストレーションで爆発的に売れたジャクリン・ウィルソンのアドレス・ブックが、より大きく、より使いやすくなって新登場。外の世界が広がって、お友達の数もどんどん増えていく子供たちへのプレゼントにも最適。
すべてDoubledayより発刊
英語の本がもっと好きになる!
読書のポイント3
1. “見た目”で選ぶ
「いい話だから」「有名な作家の本だから」というのもいいけれど、もっと自分自身の「感覚」で選んだほうが、結果的には正解。とくにチルドレン・ブックは、表紙でパッと目を引いたものを選んで、まずは英語で本を読む楽しみを見つけよう。
2. オーディオ・ブックを利用する
英国では、カセットやCD付きのオーディオ・ブックが日本以上に充実。今回ここで取り上げた中でも、「Where the Wild Things Are」やジュリア・ドナルドソン&アクセル・シェッフラのシリーズなど、特に絵本にはオーディオ付きのものが多い。英語のリスニング強化にもなって一石二鳥。
3. ブック・ストアのイベントに行ってみる
お気に入りの作家に出会えたり、子供たちを集めての「朗読会」が開かれたり、ブック・ストアでのイベントに参加してみると、本への関心がもっと高まること間違いなし。書店のウェブサイトをこまめにチェックして、気になるイベントがあればさっそく出かけてみよう。
ウォーターストーンズ www.waterstones.com
ボーダーズ www.bordersstores.co.uk
※ 表示価格の多くは、ペーパーバックの値段となっております。ハードカバーの場合は値段が異なりますのでご確認ください。
※ 対象年齢はあくまでも目安です。お子様の興味や能力に合わせて自由にお選びください。



在留届は提出しましたか?


「スレッドニードル通りの老婦人」の愛称で親しまれる連合王国の中央銀行、イングランド銀行。バンクの交差点付近に位置し、通りを挟んで向かい側には、高級ブティックやレストランに様変わりした旧王立証券取引所がある。シティの中心に位置する、まさにロンドンを代表する建造物の一つだ。
予約制だが、今年も長蛇の列が予想される「ガーキン」。芸術と科学の融合を目指す大建築家、ノーマン・フォスター卿設計の「キュウリの漬物」ガーキンは、今ではすっかりロンドンのランドマークとして定着した。ロンドンを360度眼下に眺めることが出来る最上階の展望フロアーは、カプセル状の無柱空間になっている。
産業革命と共に、英国が世界に誇るハイテク建築のトップ・スター、リチャード・ロジャース卿の代表作であるロイズ保険本社ビル。配管などの建築設備を外部に露出させた外観は、工場のような印象を与える。パリのポンピドー・センターは、ロジャース卿とハイテク建築の朋友、イタリアのレンゾ・ピアノが共同設計した出世作だ。
巨匠、ノーマン・フォスター卿設計のロンドン市庁舎。賛否両論はあるが、元々は環境を考慮した建築とされている。例えば「同じ容積ならば、直方体より球面にする方が、表面積が少なくなり断熱効果が高い」といった具合に。だが実際には全面ガラス張りのため、空調負荷が高く、光熱費が高くつくといった批判も起こっている。
長年にわたり遊閑地だったエリアを床面積の広い近代ビジネス・パークとして再開発した、フォスター設計のガラス張りのオフィス・ビル群。タワー・ブリッジやシティなどの眺望が最高だ。ロンドン・ブリッジ駅から市庁舎まで、敷地内を対角線上に横切るメイン・ストリートが特徴的。
ハイテク建築の父、リチャード・ロジャース卿の設計事務所。旧石油精製所をアトリエとして改装している。74歳という高齢を迎えるにあたり、後継者へのバトンタッチとして近年事務所の名前が変わったが、今もロジャースは健在。常に新しいデザインを発信し続けるデザインの現場を見ることができるのも、オープン・ハウスの醍醐味だ。
2012年ロンドン・オリンピックの開催地の一つ、リー・バレーの河口にあるコンテナ・シティ。輸送用のコンテナを積み重ね、デザイナーやアーティストのためのスタジオを造っている。人里離れた埠頭という立地上、一見近寄りがたい雰囲気を醸し出しているが、オープン・ハウス中なら堂々と見学することが出来る。
テムズ河を航行する船のように優美なフォルムのゲート。普段は川底に隠れている回転式の堰は、一般的に無骨なイメージのある河口堰とは大違いで、英国のインダストリアルな伝統と職人芸を感じさせる構造物だ。隣接するインフォメーション・センターでは、河口堰のメカニズムやテムズ河の生態系などを学ぶことが出来る。
鉄とガラスとコンクリートというマテリアルを駆使して確立された、これまでとは全く異なるスタイル。しかし工業化の波にもまれ、モダニズムは焦点を失う。単なる四角い箱の建物が世界中に繁殖してしまったのだ。そして各国の建築家たちは、こぞって次の様式を模索し始めた。そんな混沌とした時代にあってガラスや鉄を巧みにデザインしたシャープで機械的な建築が出現する。これがハイテク建築である。
今をときめく建築家、デービッド・アジャニの力作。斬新な色ガラスの組み合わせによるファサードは、灰色のイーストエンドに奇妙な光を照らしている。公共図書館のあり方・使い方についての新しい提案が随所に見られる新しい時代の図書館だ。
設計者と環境コンサルタントが手を組んだピーボディ・トラスト社による省エネルギー建築。BedZEDとは、「Beddington Zero Energy Development」の略で、エネルギー消費の少ない持続可能なサステイナブル建築の模範作だ。省エネのアイデアが盛り沢山な100戸の住宅と10のオフィス・スペースから成る。
未来の建築はどうなるか。その一つの解法として、流線的なフォルムや宇宙船のようなカプセル型の建築を造り続けるデザイン・チーム「フューチャー・システムズ」。王立クリケット場にあるロード・メディア・センターなどを手掛けた彼らが設計したこの教室は、子供に夢を与え、想像力を掻き立ててくれる。
レンガ造りの建物が立ち並ぶ都市のコンテクストの中に、一際目に付く白亜の集合住宅。街の景観、あるいは調和を乱す異文化の挿入とも取られかねない冒険的、実験的な開発。プライベートな空間とパブリックなストリートの関係性が豊かに表現されている。
作家イアン・フレミングにより映画「007」シリーズで希代の悪役に名前を使われた建築家ゴールドフィンガー。これら2つの建造物は、1950年代に起こったコンクリートの打ち放しのラフな表面、暴力的・威圧的な外観が特徴的なブルータリズム建築の記念碑的建物である。


London Fashion Week
知人から電話がかかってきて、50歳以上の女性を対象としたオーディションをするからあなたも応募しなさいって言われたんです。問い合わせ先の電話番号をもらったのでそこに連絡したら、オーディション当日にバスローブを持ってくるように指示されて。その時点で「これは何か変だぞ」って思ったのですが、ものは試しだと思ってとりあえずオーディションに参加することに決めました。
Doveのキャンペーンに続いて、大手デパートのジョン・ルイスも革新的なプロジェクトを始動させた。サイズ・ゼロならぬ、サイズ12のモデルを起用したキャンペーンを発表したのだ。話題を集めることで商業的な成功を実現することに加えて、女性の美をめぐった論議に一石を投じるのが狙い。PR担当のマーク・フォーサイスさんに話を伺った。
「サイズ・ゼロ」問題に対して警鐘を鳴らし続けているのが、「Beat」と呼ばれる摂食障害者を支えるためのチャリティー団体だ。「サイズ・ゼロ」の言葉が一人歩きしていることについて危機感を抱く同団体の代表者、スーザン・リングッドさんに意見を聞いた。


英国が、世界で最も高級で貴重な香水として生み出した傑作が、その名もズバリ、「No.1 Perfume Collection」。その中でも、1番高価なのがこれ、「No.1 Imperial Majesty」(500ml)だ。お値段は、11万5000ポンド(約2760万円)。どうしてそんなに高いかというと、クリスタルの最高峰、バカラのボトルに、5カラットの天然ダイヤモンドがキラリ。香水そのものは、1オンス1200ポンド(約25万8000円)の超贅沢品が16オンス。高すぎてちょっと手が出ない、という方には、お得な「No.1 Perfume」(30ml 1260ポンド)もございますよ! ということで。
使い勝手が良いのはもちろん、インクを詰め替えれば半永久的に使用でき、経済的でもある万年筆。しか しスイスを代表する高級文具メーカー、カランダッシュが発表した「La Modernista Diamonds」は、書き味を試すのもはばかられるほどのお値打ち品。銀のボディーに5072個のダイヤモンドと96個のルビーが埋め込まれ、お値段はなんと16万4000ポンド(約3940万円)。「世界で最も高い万年筆」として、ギネス・ブックにも掲載されている。世界で限定1本のこの万年筆は、現在ハロッズで販売中。手には取れなくとも、ぜひ本物を見てみたい。
カクテル1杯、あなたならいくら払う?せいぜい10ポンドぐらいではないだろうか。ところが、マンチェスターのハーヴェイ・ニコルズで2005年に発表された「Dazzle Cocktail」は、1杯1万5250ポンド(約350万円)! それもそのはず、ストロベリーとライチのシャンパンの中に浮かぶのは、ピンク・クンツァイトという希少な宝石とダイヤモンドがついた指輪なのだから……。ちなみに、このDazzle Cocktailはシリーズで展開。一番高いのは2カラットのピンク・トルマリン・リングが入った2万7000ポンド(約550万円)の1杯で、なんでもセキュリティに守られながら運ばれてくるとか。ロマンティックな気分にひたっている余裕もなさそう?
みなさんすっかりおなじみのロンドン名物、ダブル・デッカー。縦横無尽に走るこのバスの中で、1番長いルートは、「X26」番。ヒースロー空港からイースト・クロイドン(ロンドン南部ゾーン5)まで、34キロの道のりを約80~123分で結んでいる。始発から終点まで乗ったら、ずいぶん得した気分になりそうだ。ちなみに、まさにずばり「No.1」は、どのルートかご存知?トッテナム・コート・ロードからカナダ・ウォーターを結ぶルートがそれ。といっても、1番最初に開通したルート、というわけではない。
英国一どころか、世界一のものがある。ロンドン・チューブはノーザン・ラインにある「ハムステッド駅」だ。何がかといえば、1番深いところにある地下鉄駅。ハムステッド・ビレッジが急な丘の上にあるため、その麓にある駅は深く、地下58.5メートル。ギネス・ブックにも載っている。考えてみるともっと驚くのは、そのオープンが1907年ということ。日本ではまだみんな着物を着ていた明治時代、そんなところまで掘った英国鉄道マンたちの偉業に拍手!(日本で1番深い駅は大江戸線六本木駅42m)
ロンドンの地下鉄って、日本のそれと比べて、どこもかしこもエスカレーターが長いと思わない?中でも1番長いのが、これまたノーザン・ラインにある「エンジェル駅」。世界一とは言えないけど、西ヨーロッパ最長のその記録は、長さ60メートル。たしかに下から見ると、頂上が見えないほどの長さ!昨年には、ここをスキー板を履いて滑り降りるという無謀な挑戦をして、地下鉄員や警察からかなりの処罰を受けた輩もいるのだとか。アルペンを思い出させるような佇まい、さすがは英国一の長さだ。
英国が世界に誇る「1番」と言えば、こちらもおなじみの「ロンドン・アイ」。1999年に完成した観覧車で、頂点までの高さは135メートルと世界最大!だったはずが、2007年3月、中国にそれを超える160メートルの巨大観覧車が完成、トップの座を奪われた。しかし、英国内ではしばらく1番でいられることは間違いないだろう。また、ロンドン・アイの1 つのカプセルの定員は25人で、これはいまだに世界一!
建築規制が厳しく、「高いビル」なんて存在しなかったヨーロッパ。そこへ1966年、当時の英国人たちの度肝を抜く高さでそびえ立ったのが、117メートルの「Centre Point」。その後15年間、他の追随を許さぬ高さで不動の地位を誇っていた。しかし時代は移り変わり、1980年にはさらに高い183メートルの「NatWest Tower」(現・Tower 42)が完成。そして、1990年には、ついに200メートルの大台を超えた「One Canada Square」が登場。235メートルの高さを誇り、今のところこれが英国一の高いビル。しかし21世紀も迎えた今、2012年にはオリンピック開催を控えていることもあって、ロンドンではスカイスクレイパーの建設ラッシュが起こっている。中でも、2012年完成予定の「Shard London Bridge」は、310メートルの高さで堂々の1番になる予定だ。
たいと
英語
ジョン・グレン
ギネスブック
ルイス・フィリペ
君が代
500円玉
一般に流通しているなかで、世界一額面の高い紙幣が、シンガポールの「10,000ドル札」。 日本円にしてなんと、 これ1枚で75万円超!うっかり落としたり、スラれたりしたら大変!(※2005年時点)
オンラインで申請 4~6週間で審査結果が
鮭の日
ピーナッツの日
電池の日
靴下の日
サッカーの日
下駄の日
配線器具の日
リメンバランス・デー





いまだに古めかしい儀式を行なうのはなぜ?
フリーメイソンの起源

コベント・ガーデンの駅を出て東に歩いていくと、すぐにグランド・ロッジの建物が目に入った。期待と不安を抱えながら建物に近づいていくと、ちゃんと博物館の案内が出ていた。そして、建物に恐る恐る足を踏み入れる。左側から突然声がかかったので振り返ると、そこには老紳士が。ここで博物館に行きたいことを伝えて、受付名簿にサイン。建物内の博物館の場所と、30分後に無料のガイド・ツアーが実施されることを教えてくれる。どことなく語り口も穏やかで、さすがは友愛を信条とするフリーメイソンだと感心する。
ツアー開始を待つ間、博物館の展示を見る。ここには、フリーメイソンの衣装を始めとする様々なコレクションが展示されている。ガイド・ツアーが始まる時間になって、ガイドの老紳士が現れる。ちなみに、ガイド・ツアーは1時間おきにあるようで、この老紳士も「今日3回目で疲れたよ」と冗談交じりに言う。ガイド・ツアーの参加者は意外にも多くて総勢10名。その国籍は米国人の老夫婦が2組4名、ニュージーランドの若者が2人、スペインからの女性が2人、アジア系の女性が1人、そして筆者である。
まずは、簡単なフリーメイソンの概略の説明から始まった。この老紳士はガイド担当だけあって、話もユーモアにあふれていて参加者を楽しませてくれる。いよいよ建物の内部に入ると、最初の部屋には歴代のグランド・ロッジにおけるグランド・マスターの肖像画が。そこには現在のグランド・マスターであるケント公の顔もあった。
続いて両脇にたくさんの部屋が並んだ幅の広い廊下を通ると、床も壁もきれいに磨かれていることに気付く。さすがフリーメイソン、細部まで手入れが行き届いているな、と妙に感心しつつ歩いていくと、Grand Templeと呼ばれるフリーメイソンの儀式が行われる大ホールの前に辿り着く。ここの天井にはフリーメイソンのシンボルを使った装飾が描かれていることを発見。Grand Templeの入口となっている大きなドアに施された彫刻の説明を終えた老紳士ガイドが、ついにそのドアを開ける・・・・・・。

5月17日発行の本誌では、

英国の「知の権威」が語る捕鯨問題 ①
捕鯨活動が最も活発に行われた18世紀には、当時英国の主要港であった英国北部の都市ハルとロンドンが2大拠点となっていました。この2地点から年間何百という単位で捕鯨船が出航し、大きく分けて2カ所に向けて旅立っていったのです。1つはグリーンランドや、カナダ沖のデービス海峡といった北方の海。もう1つは南方の海で、太平洋や南米の海岸部、そしてハワイと日本の中間点となる海域でも捕鯨を行っていました。

英国の「知の権威」が語る捕鯨問題 ②






ゴードン・ブラウン首相(56)

ジャッキー・スミス内務相(44)
アリスター・ダーリング財務相(53)
デービッド・ミリバンド外務相(42)
エド・ボールズ児童・学校・家族相(40)
ダグラス・アレキサンダー国際開発相(39)
ジェームズ・パーネル 文化・メディア・スポーツ相(37)
ジョン・ デナム 革新・大学・ 職業技術相(54)
ショーン・ウッドウォード 北アイルランド相(49)
ハリエット・ハーマン下院院内総務(57)
ヘーゼル・ ブリアーズ コミュニティー・地方自治相(51)



5月末から自然史博物館で始まったこのスペシャル・エキシビションは、入場者全員が南極探検隊の一員となって、いろんなチャレンジをこなしていくというもの。-10℃というレアな世界を体験できたり、実際に南極探検で使われていた道具を見学したり、知っているようで知らない極地に関するクイズやゲームに挑戦したり、始めから終わりまで興味津津!テレビや映画でしか見たことのない南極の世界、果たして何人がサバイバルできるのでしょうか!?
凍ったバナナで釘も打てる
かわいいあの子の離乳食は? 
寒い&怖いは当たり前……?

乗りこなせれば天下無敵!
ここで展示されているのは、実際に南極で使われていたスノー・モービル。しっかりしたシートで、乗り心地バツグンです。運転に特別な免許はいらないそうなので、この機会にコツを覚えてしまっても良いのでは?ちなみに、深く積もった新雪の中を運転するのが一番難しいそう。
リサーチ・ステーションでは、体験隊が実際にどんな部屋で生活し、仕事をするのかが学べます。お店も、テレビも、車も、病院もない、地球で最も孤独な大陸、南極。若き隊員見習いたちは、ここで無事に1年を過ごせるのでしょうか? 
実際に英国陸軍で支給される非常食をもとにつくられたサバイバル・パック。アルミニウムの袋は、直接火にかけることもできる。中身は栄養価の高いエナジ ー・フード、コーヒー・セットなど
アデリー・ペンギンの白と黒を強調したかったのだろうけど……。大胆な発色のこの飴は、クロスグリのフレーバー。もちろん舌や唇にも着色するので、舐める時は気をつけて
ロンドン中心部からさほど遠くない場所に、本格的な遊園地があるのはご存知ですか?500エーカーもの広大な敷地に、25以上もの乗り物やアトラクションがぎっしり詰まったソープ・パーク。ここでは、絶叫系アトラクションを制覇しなくては気がすまない「上級者」や、恐いもの見たさでマイペースに楽しみたい「中級者」、そして小さなキッズたち「初級者」が、皆それぞれ満足できること間違いなし。日ごろのストレスや「なぜ夏が来なかったんだ……」という憤りを、アウトドアで思う存分発散しちゃいましょう!
ほぼ90度!を時速130キロで急降下!


バンジ-&逆バンジ-に挑む 


⑦ Ribena Rumba Rapids
⑧ Mr. Monkey's Banana Ride
⑨ Sea Snakes And Ladders
世界中で愛される人気キャラクター、機関車トーマスとその仲間たち。チビッコなら誰もが、あの青い列車に乗って、シュッポ、シュッポと風を切って走るシーンを心の中に抱いているはず。そんな子供たちのイマジネーションを実際に叶えてくれるのが、このイベント。英国各地のヘリテージ・レールウェイに、サー・トーマス・ハットやファット・コントローラーをはじめ、おなじみの機関車たちが勢ぞろい。トーマスとディーゼルのレースやさまざまなアトラクションが繰り広げられるほか、もちろん、実際に乗り込むのもOK! 本物の蒸気機関車に乗れるなんて、大人もワクワクの新鮮な感動に出会えるはずですよ。
ブロックと言えばレゴ! 何百個、何千個、何万個もの小さなブロックを組み立てて、実にさまざまなモノを造りだしてしまうあのレゴ・ワールドは、お見事!うちの子も、こんな無限の想像力があったらなぁ……。それなら実物に触れるのが一番ということで、ここレゴランドで1日たっぷり遊びましょう。まず、目を見張るのが、約4000万個のレゴを使って再現されたロンドン。ビッグ・ベンもロンドン・アイも実によくできていて、思わずじーーっと見入ってしまう完成度の高さです。ほかにも、レゴでできた電動自動車やローラー・コースターなど「乗って楽しむレゴ」あり、レゴのスタッフの指導に沿って「作って楽し むレゴ」ありの充実ぶりです!
普段は都会の雑踏の中を走らせているマイカーに乗って、そのまま、さまざまな動物たちが暮らすサファリ・パークへ!窓の外、背の高~いキリンに手を振ったかと思いきや、ふと気づけば、あわやライオンが大接近!?はたまた、クマやオオカミが走ってついてきたりして、まさに野生の王国にワープしたかのような感動を味わえます。飼育スタッフの話を聞いたり、実際に動物たちと触れ合ったりできるほか、鳥のフライング・ショーなどさまざまなアトラクションもお楽しみ。また、このサファリ、実はWoburn Abbeyという美しいカントリー・ハウスの付属施設で、他にもゴルフ場や豪華なアコモデーションなども。せっかくなら、泊りがけで出かけたい一大スポットです。
普数あるプラネタリウムの中でも、グリニッジ天文台で繰り広げられるそれは、世界でも随一!最新のデジタル・レーザーでドームいっぱいに映し出される満点の星空は、本物を凌ぐ迫力で、思わずため息ものの美しさ。そこへ現役の天文学者が星の誕生からその死まで、ドラマティックなストーリーの語り部となって、宇宙探検の旅へ連れて行ってくれます。さらに、メイン・プログラムの後には、さまざまな疑問・質問に分かりやすく答えてくれるというおまけつき。キッズの知的好奇心が満たされるのはもちろん、大人にとっても、小さな悩みなんて吹き飛ぶほどの壮大な世界に夢がふくらみそう。
映画に出てくるクールなスパイを見ては、私もスパイになりたい!な~んて憧れてた子はいない?はい、なってくださいスパイに!というのが、サイエンス・ミュージアムで行われているこのエキシビション。まずはスパイ・メーカーに雇われ、暗号の解読法や変装の仕方、嘘の見極め方など、スパイに必須のスキルを修得。そして、本格的なスパイ道具を持たされ、闇の組織の実態を暴くために、いざ出陣!しかし、敵もなかなか手強くて、最新のセキュリティ・ガードをはじめ、あの手この手でスパイの侵入を防ごうとする……。さあ、あなたは無事ミッションを成し遂げ、ファイナル・ステージまで進めるか!?
ガーデンハットやサングラス、プリントTシャツなどのオリジナル・ウェアを作ったり、顔にペインティングをしておちゃめな昆虫に変身したり、顔はガードして 蜂の巣を見学したり、併設のガーデンで採れたハーブでパンやビスケットを焼いたり……。夏休みのキッズたちに、とっておきのお楽しみとなりそうなのが、ここGEFFRYE MUSEUMで開かれている「サマー・ホリデー・アクティビティ」。下は3歳から上は15歳まで、年齢別に考えられたワークショップは、実にさまざま。なかでもアート・クラフト系は充実で、世界でたったひとつのモノをつくれ ば、夏休みの課題にもぴったり。
爽やかな風に吹かれて、パッカ、パッカ、パッカ……。大人でも一度は挑戦してみたいと思う、上品で優雅な乗馬。でもご存知ですか?実はこれ、普段は使わない筋肉を使うので、見た目よりも意外にハードでいい運動になるんです。今年の夏は、天気もパッとしなくて気分も晴れないという人たち、親子そろって挑戦してみませんか?しかも、ロンドンのど真ん中、ハイド・パークでトライできるというのだから、お手軽さも満点。未経験でも、スタッフの丁寧なレッスン(有料)があるので大丈夫。無邪気で純粋なキッズたちは、大人より案外すんなり乗りこなしそうですね。
ロンドンのテムズ河東部から、エセックス、フォートフォードシャーまで50キロ以上にも延びる広大な公園が、ここリー・バリー・パーク。豊かな自然の中、魚 釣りやボートなど、水辺のアクティビティが充実。また、敷地内の散策に出かけたいなら、便利なレンタサイクルがおすすめです。都心の真ん中とは違う新鮮な 空気に、大人の方が気分すっきり癒されそう。また、グリルの貸し出しもあるので、食材を準備していけば、緑に囲まれた公園の中でバーベキューを楽しむこと も可能。大自然の中、思い切り体を動かして、おいしいものを食べて遊べば、親子のコミュニケーションもぐっと深まりそうですね。
1989年7月、BPは陸軍省より、第二次ボーア戦争最中のアフリカに赴く命令を告げられる。豊富な金の鉱脈を巡って南アフリカのトランスバール共和国と争ったこの戦争でBPは、「マフェキングの包囲戦」と呼ばれる戦いに参加。8000人以上の敵軍に、200日以上にわたって包囲されるという事態に見舞われた。

BPは、子供たちを4組のグループに分け、8日間にわたって共同生活を送らせた。キャンプ活動の内容は、テントの張り方や地図の使い方の講習、野生生物の観察、救助法や愛国心の勉強など。それらすべての学習には「体験重視」という方針が貫かれていた。ボーイスカウト運動について述べる際、「すべての子供たちに、彼らの方法でいいから自分で火を起こさせろ。失敗したことが分かったら、今度は正しい方法を教えて、もう1回試させるんだ」と再三にわたって語ったように、BPは子供たちが自分たちで失敗を体験することが重要だと考えていた。そして失敗の中にこそ教育の本質があるというのが、彼の思想であったのだ。
1908年になると、BPは後に聖書、コーラン、毛沢東語録に続く20世紀のベストセラーとなる「Scouting for Boys」という名の本を出版する。6部構成のこの本においては、まずボーイスカウトの心得とでも言うべきものが、騎士道、アフリカ民族の風習など多彩な例を挙げながら説明されている。そして意外にも日本に関する記述も多い。日本の武士道、柔術の思想を称えながら、寒風摩擦の効用などを説いている。文章中では日本人を「Jap」と呼んでいるところに時代を感じる。

エディンバラを訪れた多くの人が知らないうちに通り過ぎている、グレーフライアーズ・カークヤード(Greyfriars Kirkyard)のすぐそばに立つ犬の銅像。グレーフライアーズ・ボビーと呼ばれるこの犬は、実はエディンバラ版の「忠犬ハチ公」なのである。
エディンバラの街の喧騒に疲れたら、ちょっと足を伸ばしてウォーキングに出かけるのはどうだろう。そこでお勧めなのがウォーター・オブ・リース・ウォークウェイと呼ばれる川沿いの遊歩道。エディンバラを経由して海まで続いている長い道になっている。今回取り上げるのは、エディンバラ市街からスコットランド国立近代美術館とディーン・ギャラリーへと向かうルートだ。 ウォーキングはニュー・タウンの北西から始めるのが良いだろう。この遊歩道に足を踏み入れると、石造りの街並みが続くエディンバラ市街とはうって変わり、自然の息吹が感じられる。そして上流に向かって進んでいくと、川沿いに立ち並ぶ古い建物群が視界に入ってくる。ここはディーン・ビレッジ(Dean Village)と呼ばれる、穀物製粉の村として800年以上も続いた由緒ある歴史的な集落。絵のように美しい光景は、格好の写真撮影スポットだ。さらに川のせせらぎを聞きながらのんびり先へと歩いていくと、スコットランド国立近代美術館にたどり着く。川沿いのウォーキングはここで終了。
ハート・オブ・ミドロジアンは、ロイヤル・マイルにあるセント・ジャイルズ教会(St GilesCathedral)の西側のドアのそばにある舗道に施されたハート型のモザイク模様。この場所にはかつてTolbooth of Edinburghと呼ばれる建物があった。ここはかつてエディンバラの政治の中心であった一方で、牢獄もあり、公開処刑が行われたいわくつき場所でもある。
エディンバラというと英国を代表する古都だけに、どうしてもホリールード宮殿やエディンバラ城といった歴史的なスポットに足が向きがちになるのはやむを得ないところ。しかし今、エディンバラは大きく変わりつつある。その変化の一番の象徴として挙げられるのが、スコットランド議事堂だ。この建物は、1997年にスコットランド自治の象徴として議会の開設が認められたことにより建設されることになった。そういう意味では、スコットランドの人々にとって最も重要な建物といえるのではないだろうか。
エレファント・ハウスは、エディンバラにあるカフェ。このカフェを特に有名にしたのは、ハリー・ポッターの作者として知られるJ・K・ローリングが、シリーズの第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」の原稿をこのカフェで書いたと言われているからである。
映画「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台の一つともなったロスリン・チャペル(Rosslyn Chapel)。500年以上にも及ぶ歴史を持つこのチャペルは、他の教会とは全く異なる雰囲気を醸し出している。バラ十字団のシンボルであるバラと十字架で装飾されたこのチャペルで、特筆すべきは、内外に施された彫刻である。キリスト教から異教に至るまで、その彫刻の精巧さ、多様さは見るものを圧倒する。
1861年11月24日、ロイヤル・マイルに面していた築250年の長屋が突然崩れた。その長屋に住んでいた35人の住人が死んでしまうという悲劇だった。ところが、建物の残骸を片付けていたところに崩壊した建物の間から、少年の叫び声が聞こえた。「Heave awa' chaps, I'm no'dead yet".」彼は無事に救出され、崩壊した場所にあたるペイズリー・クロース(Paisley Close)には少年の胸像と言葉が残された。
シャーロック・ホームズの作者コナン・ドイルがエディンバラ出身で、エディンバラ大学で医学を学んだことはよく知られるところ。さて、ロンドンのベーカー・ストリートと同様に、ここエディンバラにもシャーロック・ホームズの銅像が建っている。実はその銅像の建っている場所は、ドイルの出生地のすぐそば。近くには「コナン・ドイル」と名づけられたパブもあり、地元出身の名士を称えている。
例えば、エディンバラ城は、3億年以上前に火山の爆発によってできた丘の上に建てられている。またロイヤル・マイルから見える、標高250メートルのアーサーズ・シート(Arthur's Seat)と呼ばれるこの丘もかつては火山だった。
ツアー観光客が知らない、エディンバラの奥深さを紹介してきた今回の特集。でも夏のエディンバラといったら、誰もが知っているエディンバラ国際フェスティバルはやっぱり外せない。フェスティバルが開催されている期間には、人口が約2倍に膨れ上がるとか。今年も世界中から一流のアーティストがこの街に大集結。約3週間にわたってオペラ、ダンス、クラシック・ミュージックそして演劇などの様々なイベントが目白押しだ。






