暗い冬がいよいよ到来。今回の特集では「大人の夜遊び」をキーワードに、長く辛い冬の夜を存分に楽しむためのおすすめバーを「キメ技」つきでご紹介します。1人でしっとり、友達同士でワイワイ、デートでロマンティックに……。楽しみ方は人それぞれ。思い思いの夜をお過ごしください。(本誌編集部 筒井和美)
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今、ロンドンで最も熱い
Lounge Lover ラウンジ・ラバー
エキセントリックなインテリアでトレンディーな人たちを虜にしたレストラン「レ・トロワ・ギャルソン」のクリエーターたちが、今度はバーを手掛けた。ファッションに敏感な若者が集うブリック・レーンからすぐのこのバーには、夜な夜な好奇心旺盛な人たちが集いパーティーを繰り広げる。インテリアは、流行のミニマリズムに反抗するかのように華美で豪華絢爛。ちょっと退廃的な王侯貴族気分を味わえるかも!?
| 火〜木18:00-0:00、金18:00-1:00、土19:00-1:00、日18:00-0:00 |
| 1 Whitby Street, Shoreditch, London E2 7DP |
| Tel: 020 7012 1234 |
| 最寄駅: Shoreditch / Liverpool Street |
気取りながらもリラックス
Bluu ブルー
ジャズ・クラブ「ブルー・ノート」の跡地を利用して出来た「Bluu」は、ロンドンのトレンドを肌で感じたい人にオススメの場所。明るく風通しの良いナチュラル志向のレストラン、トレンディーなドリンク・バー、地下のDJバーが三位一体となっている。クリエイティブな人たちが夜な夜なたむろするホクストン・スクエアの中でも一際活気のあるバーだ。
| 月〜土11:00-23:30、日11:00-22:30 |
| 1 Hoxton Square, Hoxton, London N1 6NU |
| Tel: 020 7613 2793 |
| 最寄駅: Old Street |
普通っぽさがカッコよい
Low Life ロー・ライフ
地下のスペースを利用した気取りのないバー。他のバーが売りにするような素敵なインテリアや凝ったドリンクなどは何もないが、その「普通さ」が却ってカッコよい。リラックスできる環境で騒ぎたい!、飲みたい!という時に便利。客層は20代の若者が圧倒的多数だが、みんな普通でありながらも何気にお洒落で何より陽気。スタッフがフレンドリーなのもうれしい。日本の漫画を真似たドリンク・メニューに注目。DJ有。

| 月〜金17:00-23:00、土18:00-23:00、日17:00-23:00 |
| 34a Paddington Street, Marylebone, London W1U 4HG |
| Tel: 020 7935 1272 |
| www.lowlifebar.com |
| 最寄駅: Baker Street |
気軽に立ち寄れる洒落たバー
Beaufort House ボーフォート・ハウス
流行に敏感な人が集うキングス・ロードにあるコスモポリタンなバー。店の外からも確認できる大きなシャンデリアがインテリアのアクセント。週日は比較的落ち着いて飲むことができるが、週末になると大勢の人がお洒落て詰め掛けとても賑やかに。チェルシーっ子たちの出会いの場としても知られている。ドリンク・メニューには多数のオリジナル・カクテルがあるが、中でもマティーニをアレンジしたオリジナルの「Beautini」(£6.50)がおすすめ。
| 月〜土9:30-1:00、日9:30-0:30 |
| 354 King's Road, Chelsea, London SW3 5UZ |
| Tel: 020 7352 2828 |
| 最寄駅: South Kensington |
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氷点下で飲むウォッカ
Ice Bar アイス・バー
店内に一歩足を踏み入れると、そこは壁、バー・カウンター、テーブルなど目に付くもののほとんどが氷で出来ているマイナス5℃の世界。エントランスで、防寒用ケープを借りられるので、特に厚着をして行かなくても大丈夫。寒さに耐えられなくなったり、飲み足りない(入場は最長40分まで)と感じたら、隣のラウンジ「Below Zero(ビロー・ゼロ)」でゆっくりと飲み直そう。
| 日〜水12:30〜23:45(Below Zeroは0:00まで) 木〜土12:30〜0:40(Below Zeroは1:00まで) |
| 29-33 Heddon Street, London W1B 4BN |
| Tel: 020 7287 9192 |
| www.belowzerolondon.com |
| 最寄駅: Piccadilly Circus |
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ウィリアム&ハリー王子に会えるかも?!
Boujis ブージー
何かとタブロイドを賑わすお騒がせ王子、ハリーの行きつけバー&クラブがここ。王室御用達(?)だけあってか、メンバー制となっている。2004年、2005年度の「ベスト・バー」賞、「ベスト・クラブ」賞を受賞したが、その影では「音楽、客層、インテリアなど全てにおいてイケてない」という噂も。また、ここのバウンサーは傲慢だと有名だが、それも中で楽しむセレブを守るためか!? 色々と好奇心を刺激されるクラブであることは間違いない。
| 火〜日22:00〜3:00 |
| 43 Thurloe Street, South Kensington, London SW7 2LQ |
| Tel: 020 7584 2000 |
| 最寄駅: South Kensington |
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最も粋なメンバーズ・バー
Milk&Honey ミルク&ハニー
ニューヨークにも支店のあるメンバーズ・オンリーのエレガントなバー。メンバーになるにはお高い年会費が必要だが、メンバー以外でも週日夜11時までなら利用可能(但し要予約)。この店のルールとして、男性客が見知らぬ女性客に声を掛けることは禁じられているので(逆はOK)、女性同士でゆっくり飲みたい時に最高。看板もなく店が見つけ難いが、これは大切なゲストを要らぬ視線から守るためのポリシー。ゆったりと落ち着いた夜を過ごせること請け合い。
| 月〜金18:00-23:00、土19:00-23:00(メンバーとそのゲストは3:00まで) |
| 61 Poland Street, Soho, London W1F 7NU |
| Tel: 07000 655 469 |
| 最寄駅: Oxford Circus / Tottenham Court Road |
夢見心地で酔えるバー
Pearl Bar パール・バー
いまやテレビにも登場するようになった日系米国人シェフ、ジュン・タナカがヘッド・シェフを務めるレストラン「Pearl」に併設されているバー。オリジナル・カクテルの充実度はピカイチ。デーブルの仕切りに吊り下げられたパールが幾重にも重なり、ゆらゆらと揺れるのを眺めながら心地良く酔えること請け合い。ドレス・アップして行きたい場所だ。
| 月〜土17:00-23:00 |
| 252 High Holborn, London WC1V 7EN |
| Tel: 020 7829 7000 |
| 最寄駅: Holborn |
英国紳士の格式がそこに
The Library ザ・ライブラリー
格式あるレーンズボロー・ホテル内にある落ち着いたバー。ライブラリーという名の通り、バー内部の本棚には難しそうな本がぎっしりと詰まっており(しかし、実は張りぼて)、40代以上の「大人」がゆっくりとブランデー・グラスを傾けるのが非常に絵になる場所だ。ピアノの生演奏も有り、ムードたっぷり。若者が集まるバーにありがちな喧噪とは全く縁のない貴重な大人の遊び場。
| 月〜土11:00-1:00、日12:00-22.30 |
| Hyde Park Corner, London SW1X 7TA |
| Tel: 020 7259 5599 |
| 最寄駅: Hyde Park Corner |
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気分はジェームズ・ボンド
Vertigo42 ヴァーティーゴ42
42階建ての建物の最上階に位置するシャンペン&シーフード・バー。金融街シティーで最も高い建物だけあって、ここから街を見下ろす眺めは「最高!」の一言に尽きる。予約を入れる際には、テムズ川、タワー・ブリッジ、セント・ポール大聖堂を望める特等席である窓際の4人がけ席をリクエストすることをおすすめする。目の前のキラキラした夜景と手元にあるシャンペンとオイスターが贅沢な一夜を彩ってくれる。
| 月〜金12:00-15:00、17:00-23:00 |
| Level 42, Tower 42, 25 Old Broad Street, Liverpool Street, London EC2N 1HQ |
| Tel: 020 7877 7842 |
| 最寄駅: Liverpool Street / Bank |
ハイド・パークを望む最高の眺め
Galvin At Windows ギャルヴァン・アット・ウィンドウズ
パーク・レーンにそびえ立つヒルトン・ホテル最上階にある落ち着いたバー。ハイド・パークを望む眺めはもちろんのこと、最近改装されたばかりでモダンに生まれ変わったインテリアも素敵。最高級のシェフが腕を振るうレストランも併設されているので、バーだけで退散するのはもったいない。ちょっと奮発して、レストランでディナーもいかが?
| 月〜木18:00-22:30、金・土18:00-23:00< |
| The Hilton Hotel, 22 Park Lane, Mayfair, London W1K 1BE |
| Tel: 020 7208 4021 |
| 最寄駅: Hyde Park Corner |
広々とした180度の眺めを堪能
OXO Tower Restaurant オクソ・タワー・レストラン&バー
テムズ川を望み、180度のパノラマ・ビューを堪能できるオクソ・タワー最上階にあるバー。目前にはセント・ポール大聖堂が迫り、彼方にはタワー・ブリッジ、そしてカナリー・ウォーフの高層ビル群までが望める最高の眺望。バルコニーから身を乗り出せば、ロンドン・アイやビッグ・ベンも見え、ロンドンのランドマークを一度に楽しめること請け合い。
| 毎日12:00-15:00 18:00-23:00 |
| Barge House Street, South Bank, London SE1 9PH |
| Tel: 020 7803 3888 |
| 最寄駅: Waterloo / Blackfriars |
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ジャズの殿堂といえば、ココ
Ronnie Scotts ロニー・スコッツ
大人の音楽といえばジャズだが、ロンドンでジャズと言えばロニー・スコッツと言う位、押しも押されぬ人気を誇るジャズ・バー。NYのジャズ・クラブに通いつめたオーナーが、ロンドンでも同じようなクラブをオープンさせたいと願って、誕生したのが1959年のこと。それから約半世紀が過ぎようとしているが、その間にここで演奏した著名ミュージシャンは枚挙に暇がない。最近は、ベニューの階上に落ち着いたメンバー制のバーがオープンするなど益々発展している。パフォーマンスのスケジュールはウェブサイトで確認を。
| 月〜土18:00-0:00、日18:30-0:00 |
| 47 Frith Street, Soho, London W1D 4HT |
| Tel: 020 7439 0747 |
| www.ronniescotts.co.uk |
| 最寄駅: Tottenham Court Road / Leicester Square |
しっとりとした大人のデートに
Dover Street Restaurant & Jazz Bar
ドーヴァー・ストリート・レストラン&ジャズ・バー
ジャズ、ブルースを筆頭に、スウィングからラテンまで多様な音楽ジャンルの生演奏を楽しめるレストラン&バー。その日のメイン・プレーヤーが登場するまでは、レストラン専属のバンドがメローなジャズを聴かせてくれる。深夜3時までオープンしているので(ラスト・オーダーは深夜2時)、ゆったりと夜を楽しめること請け合い。
| 月〜木12:00-15:00、18:00-3:00、金12:00-15:00、19:00-3:00、土19:00-3:00< |
| 8-10 Dover Street, Mayfair, London WIS 4LQ |
| Tel: 020 7491 7509 / 020 7629 9813 |
| 最寄駅: Green Park / Piccadilly Circus |
ステージとの一体感を楽しむ
Jazz Cafe ジャズ・カフェ
売り出し中の新人アーティストから大物ベテラン・アーティストまで、つぶ揃いのライブ・ラインナップが楽しめるジャズ・ベニュー。ライブのスケジュールをウェブサイトで確認できるので、お気に入りのアーティストが見つかったらチケット予約を。チケットは全て立ち見なので、座って楽しみたい人は同時にレストランの予約も忘れずに。
| 月〜土19:00-2:00 |
| 5 Parkway, Camden Town, London NW1 7PG |
| Tel: 020 7534 6955(レストラン)、0870 060 3777(チケット) |
| www.jazzcafe.co.uk |
| 最寄駅: Camden Town |
秘密にしたい遊び場
Piano Bar Kensington ピアノ・バー・ケンジントン
ハイストリート・ケンジントンにひっそりと佇むエレガントなピアノ・バー。バーと言っても、ちゃんとしたレストランが併設されているので、ピアノ演奏を楽しみながらしっかりと食事を取ることも可能。ピアノは160年以上も前に製造されたという「Collard & Collard」社製。ピアニストに曲目のリクエストを出せる上、盛り上がってくると客が歌いだしたり、ピアノを演奏したりすることもあるフレンドリーで粋なバー。
| 毎日16:30-0:00(食事は17:30-22:30まで) ライブ演奏 火〜土18:00-23:30、日・月20:00-23:00 |
| 106 Kensington High Street, Kensington, London W8 4SG |
| Tel: 020 7938 4664 |
| www.pianokensington.com |
| 最寄駅: High Street Kensington |

洒落たバーには、カクテルが付き物。
ここでは、代表的なカクテルの由来に加え、自宅でゆっくりしたい日にもカクテルを楽しめるようにと、それぞれのカクテルのレシピもご紹介します。これらレシピにちょっとしたアレンジを加えて、自己流カクテルを作ってみてはいかが?
カクテルの作り方の基本
ほとんどのカクテルは、大きく分けて次の4つの基本技法を用いて作られています。
1) ビルド(Build)
グラスに直接材料を注ぎ、そのまま提供する最も簡単な作り方。ソーダなどの炭酸飲料は、かき混ぜ過ぎると水っぽくなるので、スプーンで軽く混ぜるだけにすること。リキュールなどがグラスの底に淀んでしまう場合は、スプーンを軽く持ち上げる様にして混ぜる。
2) スター(Stir)
材料と氷をミキシング・グラスに入れ、スプーンで手早くかき混ぜる作り方。シェ−クするとカクテルが濁ったり、風味が損なわれてしまう場合に用いる。
3) ブレンド(Blend)
ミキサーを使って、材料をスピーディーに混ぜ合わせる作り方。シャーベット状のフローズン・カクテルをつくる場合や、イチゴ、バナナなどのフレッシュな果実を溶かし込んで、フルーティーなカクテルをつくる場合に用いる。
4) シェーク(Shake)
材料と氷をシェーカーに入れて振り、強く混ぜ合わせる最もカクテルらしい作り方。シェ−クすることで、アルコール度の強い酒を飲みやすくしたり、混ざりにくい材料を急速に混ぜ合わせたりする。
サッパリとした甘い桃の風味
Belini
ベリーニ
スッキリしたスパークリング・ワインに甘いピーチネクターが絡まった飲み口のよいカクテル。イタリア、ベニスの老舗バー「ハリーズ・バー」の経営者ジュゼッペ・チプリアーニ氏が、1948年に行われたベリーニ展示会を記念して考案したと言われている。
| レシピ: | スパークリング・ワイン(イタリア産のスプマンテが理想的)40ml、ピーチネクター 20ml、グレナデン・シロップ(砂糖で代用可)少々 |
| テイスト: | 中甘辛口 |
| アルコール度: | 普通 |
| 製法: | ビルド |

情熱的なブラジルの味
Caipirinha
カイピリーニャ
ブラジル特産のさとうきびのスピリッツ、カシャーサ(ピンガとも呼ばれる)にライムをたっぷり絞った爽やかなカクテル。いまやヨーロッパ中の若者に支持される人気ドリンクとなっている。ちなみにカイピリーニャとは、ポルトガル語で「田舎のお嬢さん」という意味合い。
| レシピ: | カシャーサ45ml、ライム4分の1(お好みで増やしても可)、砂糖小さじ1杯 |
| テイスト: | 中甘辛口 |
| アルコール度: | 強い |
| 製法: | ビルド |
食前酒にもピッタリ
Campari Soda
カンパリ・ソーダ
その作り方は今でも門外不出と言われているイタリアの定番リキュール、カンパリをソーダで割ったシンプルなカクテル。このカクテルではカンパリ特有のほろ苦い独特の風味を存分に味わえる。カンパリを使ったカクテルには、オレンジ・ジュースで割った「カンパリ・オレンジ」なども有り、色々な飲み方を工夫できる。
| レシピ: | カンパリ45ml、ソーダ適量 |
| テイスト: | 中甘辛口 |
| アルコール度: | 普通 |
| 製法: | ビルド |
世界中の女性に捧げる
Cosmopolitan
コスモポリタン
ルビー色のグラデーションが美しいカクテルの女王的存在。ニューヨークを舞台にした人気米ドラマ「Sex & the City」の登場人物が愛飲したように、都会の女性たちに人気のあるドリンクだ。店により様々な作り方のバリエーションが有る。
| レシピ: | ウォッカ20ml、ホワイト・キュラソー5ml、クランベリー・ジュース(あるいはリキュール)20ml、レモン・ジュース15ml |
| テイスト: | 中甘辛口 |
| アルコール度: | 普通 |
| 製法: | シェーク |
シンプルだけど奥が深い
Gin&Tonic
ジン・トニック
ジン・ベースのカクテルの定番。英植民地で保健飲料として飲まれていたトニック・ウォーターにジンを入れてみたら結構美味しかった、という偶然によって生まれたカクテル。トニック・ウォーターを水またはソーダに変え、砂糖を加えると「ジン・スリング」に。
| レシピ: | ジン45ml、トニック・ウォーター適量 |
| テイスト: | 中甘辛口 |
| アルコール度: | 普通 |
| 製法: | ビルド |
「ティー」とは名ばかりのツワモノ
Long Island Ice Tea
ロング・アイランド・アイス・ティー
米国はニューヨーク州ロングアイランド生まれのこのカクテルは、紅茶をまったく使っていないのに、まるでアイス・ティーのような色合いを示す化け物ドリンク。レシピを見れば分かるように、様々なアルコールがチャンポンされたカクテルなので、口当たりのよさに騙され飲みすぎないよう注意して!
| レシピ: | ジン15ml、ウォッカ15ml、ラム15ml、テキーラ15ml、ホワイト・キュラソー15ml、レモン・ジュース30ml、コーラ40ml |
| テイスト: | 中甘辛口 |
| アルコール度: | 強い |
| 製法: | ビルド |
トロピカル気分に浸りたい時に
Maitai
マイタイ
タヒチ語で「最高」を意味する言葉、マイタイを名に冠したこのカクテルは、色鮮やかなフルーツがゴージャスにデコレーションされたトロピカル・カクテルの代表格。文字通り「最高」のこのドリンクが、トロピカル気分を盛り上げてくれる。
| レシピ: | ホワイト・ラム45ml、ホワイト・キュラソー小さじ1、パイナップル・ジュース小さじ2、オレンジ・ジュース小さじ2、レモン・ジュース小さじ1、ダーク・ラム小さじ2、お好みで飾り用フルーツ |
| テイスト: | 中甘辛口 |
| アルコール度: | 強い |
| 製法: | シェーク |
物悲しさを秘めた大人の味
Margarita
マルガリータ
ロサンゼルス出身のバーテンダー、ジャン・デュレッサー氏が創作したというテキーラ・ベースのカクテル。狩猟時に流れ弾にあたって亡くなった若き日の恋人、マルガリータを偲んで作ったと言われている。1949年の米国ナショナル・カクテル・コンテストで3位に入選したこともあるお墨付きの味。
| レシピ: | テキーラ30ml、ホワイト・リキュール15ml、レモン・ジュース15ml |
| テイスト: | 中甘辛口 |
| アルコール度: | 強い |
| 製法: | シェーク |
ボンドも愛したカクテルの帝王
Martini
マティーニ
「カクテルの傑作」と称されるマティーニ。もともとはマルティーニ社が自社のベルモットのキャンペーン用に考案したカクテルだったそうだが、いまやバーの数だけレシピがあると言われるほど、世界中に広まり愛されている。映画「007」のジェームズ・ボンドの定番ドリンクはこれ。
| レシピ: | ドライ・ジン50ml、ドライ・ベルモット10ml、オリーブ 1個 |
| テイスト: | 辛口 |
| アルコール度: | 強い |
| 製法: | スター |
ミントの風味でサッパリと
Mojito
モヒート
キューバ発祥のラム・ベースのカクテル。スッキリした口当りが、暑い夏とカリブの海を彷彿させる。元々はハバナのとあるバーの名物だったのが、作家ヘミングウェイによって世界中に広められたと言われている。
| レシピ: | ラム45ml、ライム半個、ソーダ適量、砂糖小さじ1、ミントの葉 少々 |
| テイスト: | 中甘辛口 |
| アルコール度: | 普通 |
| 製法: | ビルド |
苦肉の末生まれたカクテル
Moscow Mule
モスコー・ミュール
1946年に米国ハリウッドで生まれたカクテル。大量に仕入れたジンジャー・ビアの在庫をさばくためにレストラン経営者が考案したこのカクテルに、ウォッカ販売に悪戦苦闘していた会社が飛びついてPRを展開、世界的に広まったとされている。アルコール度も弱く飲みやすい。
| レシピ: | ウォッカ45ml、レモン・ジュース15ml、ジンジャー・エール(オリジナルはジンジャー・ビア)適量 |
| テイスト: | 中甘辛口 |
| アルコール度: | 弱い |
| 製法: | ビルド |
ココナッツ風味の南国フレーバー
Pina Colada
ピニャ・コラーダ
スペイン語で「パイナップルの生い茂る峠」という意味をもつトロピカル・カクテルは、カリブ海に浮かぶ島プエルト・リコ生まれ。海からの涼しい風に吹かれながら真昼間に飲みたい、太陽に似合うドリンク。過ぎ去った楽しい夏の余韻に浸りたい時にピッタリの味。
| レシピ: | ラム30ml、パイナップル・ジュース80ml、ココナッツ・ジュース45ml |
| テイスト: | 中甘辛口 |
| アルコール度: | 弱い |
| 製法: | シェーク |
セクシー度ならおまかせ
Sex on the Beach
セックス・オン・ザ・ビーチ
トム・クルーズ主演の映画「カクテル」に登場し、世界的に知られるようになったカクテル。メロン・リキュールの豊かな香りに、フランボワーズの甘酸っぱさ、パイナップル・ジュースの甘味が絡みつき官能的なテイストに仕上がっている。
| レシピ: | ウォッカ15ml、メロン・リキュール20ml、フランボワーズ・リキュール10ml、パイナップル・ジュース80ml |
| テイスト: | 中甘辛口 |
| アルコール度: | 普通 |
| 製法: | ビルド |
未だに引き継がれる伝統の味
Singapore Sling
シンガポール・スリング
英国の文豪サマセット・モームが愛したと言われる、シンガポールの夕焼けを表現したカクテル。シンガポールにある名門ホテル、ラッフルズで誕生した。同ホテルでは、現在でも誕生当時のオリジナル・レシピを守っているが、ロンドン、サボイ・ホテルで改良が加えられたレシピも人気がある。
| レシピ: | ジン45ml、チェリー・リキュール15ml、レモン・ジュース20ml、砂糖小さじ2、ソーダ適量 |
| テイスト: | 中甘辛口 |
| アルコール度: | 普通 |
| 製法: | シェーク |
ロック・スターも惚れ込んだ
Tequila Sunrise
テキーラ・サンライズ
メキシコの朝焼けをイメージした美しい色のカクテル。テキーラとオレンジ・ジュースの相性の良さに加え、イーグルスの曲名や映画のタイトルにも使われたこと、またミック・ジャガーが惚れ込んだドリンクということで、人気が不動のものとなった。気合を入れて飲みたいカクテル。
| レシピ: | テキーラ20ml、オレンジ・ジュース40ml、シロップ小さじ2 |
| テイスト: | 中甘辛口 |
| アルコール度: | 普通 |
| 製法: | ビルド |



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ランカシャー・ホットポット Lancashire Hotpot
ホットポットとは、身近な具を何でもかんでも入れた「ごった煮」のこと。ランカシャー地方のそれは、地元産のラム肉や羊の内臓、玉ねぎ、にんじんを材料ごとに層になるように入れ、スライスしたじゃがいもで表面を覆ってスープを注ぎ、オーブンに入れて低温で1日中「焼煮」にするスタイルが伝統。古くから綿工業や羊毛工業が盛んで誰もが家族ぐるみで忙しかったこの地方で、材料を切ったらあとはオーブンに放り込むだけ、しかも一皿でボリュームたっぷり、大量に作れるから大家族でもOKのホットポットがよく作られたのはうなずける。英国のご長寿テレビ・ドラマ「コロネーション・ストリート」にもたびたび登場する料理だ。
アイリッシュ・シチュー Irish Stew
ハギス Haggis
スコットランドの名物料理と言えば誰もが思い浮かべる「ハギス」(他に思い浮かべるものがない?)。羊の肉と内臓、血、脂にオートミールと野菜、スパイスを加え羊の胃袋に詰めたソーセージ状のもの。スコットランドの主要な栄養源であった羊を余すところなく食べ尽くそうということで考え出された経済的な料理だが、現代では家庭で一から手作りされることは少なく、缶詰が出回っている。スコッチ・ウイスキーをかけて食べることも。ちなみにスコットランドには「ハギス」と呼ばれる伝説上の動物もいて、食べ物のハギスはその特殊な味とグロテスクな形から「ハギスの肉だ」と信じている子供も多いとか。
ベークウェル・タルト Bakewell Pudding
ウェルシュ・レアビット Welsh Rarebit
コーニッシュ・パスティ Cornish Pasty
Cornish(=コーンウォール地方の)の名の通り、この地方出身のコーニッシュ・パスティは、炭鉱で働く人たちのお昼ごはんとして19世紀初頭に生まれた。小さく切った肉と野菜がたっぷり入ったパイ料理だ。通常のパイより脂分が少なくベトつかないこと、そしてこれまた通常のパイのように大きく作って切り分けるのでなく、具をパイ皮で完全に包んで1食分ずつ独立した形になっているのは、お昼休みもなかなか現場から外に出られない炭鉱夫たちが、ポケットに入れて持ち運べるよう工夫されたからだそう。現在ではその手軽さとボリュームから全国的にポピュラーになり、コーニッシュ・パスティ専門のチェーン店も各地に点在している。
日本で節分に海苔巻き、端午の節句には柏餅を食べるように、英国にも行事と食べ物にはつながりがある。例えば「Shrove Tuesday」(懺悔の火曜。今年は2月28日)。キリスト教ではその翌日(Ash Wednesday=聖灰の水曜)から栄養のある食事を慎む習慣があり、火曜日に家にある卵や牛乳、バターなどを整理するためパンケーキを焼いたのが始まりで、今では「パンケーキ・デー」としてポピュラーに。



Prince Charles Cinema
Book Market Festival Pier
BBC Television Centre


まずは、観劇前のディナーへ。奮発しているように見えても実は、事前にイン ターネットで調べて予約した、シアターとのパッケージ・ディスカウント・ディナ ー!この日は、舞台「ブルー・マン・グループ」のチケットとマックスウェル・レストランのパッケージを選択。通常なら劇場のチケットだけで£25かかるが、2コースのディナーを付けて1人£19.95~£22.5という格安価格。
Blue Man Group 



まずはポートベロー・マーケットに向かう。アンティークで有名なこの界隈は、ファッションの町でもある。野菜や果物の露天を過ぎ、ラドブローク・グローブ駅の高架下まで来れば、洋服やアクセサリーなど様々な店が出ている。






最も取っ付きやすい本と言えば、絵本。しかしながら、大人になってから「本当の絵本」を読むのはちょっと恥ずかしい……。そんな人には、子供向けに出版されているペーパーバックをおすすめ。ただし子供向けと言っても、文章にボリュームがあったり、言い回しが古く分かり難いものもあるのでよく吟味して。
風刺やブラック・ユーモアに満ちた短編小説や、児童文学で有名なウェールズ出身の作家。第二次大戦では英国空軍のパイロットとして従軍したが、乗っていた飛行機がリビアで墜落し重症を負う。その後、アフリカで聞いた不思議な話やパイロット時代の経験を元に小説を書くようになった。





ヤング・アダルトという出版分野が確立している英国では、大人でも十分楽しめるティーン向け文学作品を見つけるのは簡単。ここでは、数あるヤング・アダルト文学の中でも、英国人にも人気のある作家とその代表作品などを紹介します。
日本では「知る人ぞ知る」といった存在だが、英国では彼の本が出版されると必ずベストセラーになるぐらい非常に著名なファンタジー作家。英国で子供時代を過ごした人なら、1度ぐらいは彼の本を手に取ったことがあるはず。特に1987年から続いている大人向けファンタジー、ディスクワールド・シリーズが有名。





いよいよ上級。ここまでくると、本屋で好きな本を選んで読めるレベル。小説の他にも、論評やノン・フィクションなどバラエティーも豊富になって、読書がますます楽しくなりそう。たくさんあってどれが良いのか分からないという人のために、英国人の大人が読む一般書の中から、比較的読みやすいものや英国文化への理解が深まる作品を紹介します。
教師、ジャーナリストといった職を経て、1992 年にサッカー・チームのアーセナル狂の男性を描いた「Fever Pitch(ぼくのプレミア・ライフ)」で 作家デビューしたニック・ホーンビー。その処女作はニック・ホーンビーの自叙伝と言われる通り、 自身もかなりのフットボール狂(ちなみに後の「High Fidelity」に至っては、音楽オタクの一面を披露する)。この「Fever Pitch」はミリオン・セラーとなり、ブックメーカー(賭け元)のウィリアム・ヒルがスポーツをテーマとした優れた文学に贈るウィリアム・ヒル・スポーツ・ブック・オブ・ザ・イヤー賞を受賞した。












「風が強い日は、家全体が揺れます」
左)ご近所に住むオペラ歌手のラッセルさん。「妻と離婚してしばらくしてから、このカナルの上で住むようになりました。歌の練習をしても、周りから文句を言われないのがいいですね」。 

亜也子さんが住んでいるボートは、基本的には住宅専用なのでほぼ常時停泊している。しかしエンジンさえかければ、水上を移動することはいつでも可能。
それぞれのナロー・ボートにはしっかりと住所がある。その宛先に送れば、川岸に設置された郵便受けにちゃんと手紙が届くのだ。
川岸に設置されたホースを通じて、水道の蛇口からナロー・ボートの船底にある貯水タンクに注入。船内では浄水システムも整っている。
キッチンでの料理には、川岸に常備しているガス・ボンベから定期的に吸入して利用。部屋の暖房は、昔ながらの石炭ストーブを利用する。
ボートの入り口に設置された扉には、頑丈な鍵をかけることができる。すぐ側に外界があるので、戸締りは重要。
実はボートが停泊している川岸へ入るまでの道にも大きな扉があり、カナルの住人たちはこの扉にも鍵をかけている。
ロンドン中心を流れるリージェンツ・カナルに臨む博物館。ここでは、かつて英国経済の基盤となっていたカナルに関する歴史や文化を振り返る展示を見ることができる。
荷物運搬のルート整備を目的とした人工川であるカナルには、水位調節のためのロック(閘門)と呼ばれるポイントがいくつか設けられている。このロックの建設によって、段差のあるポイントにも水の通路を敷くことができるようになったのだ。ポイントを通過するにあたって通常は船やボートの乗組員が自分でロックを開閉するが、複雑な仕組みになっていたり、管理が必要なポイントではロック・キーパーが開閉を行う。また今回取材したライムハウス・マリーナでは、大型船を受け入れる係留所も兼務している。



ロックを開く




世界最大のストリート・マーケット
Still Too Few
Lyn Munro
エンジェルにある隠れ家的マーケット

インテリア関係者御用達の常設マーケット
Beth
Dodo
左)店で最も人気があるという、ギネスの大判ポスター。650ポンド
20世紀を代表する女性陶器デザイナー

ロンドン北部イズリントンの「カムデン・パッセージ」 に、旦那様のマイクさんとお店を構える寿子・ウイードンさん。この道30年近くのキャリアをもつ寿子さんに、ロンドンのアンティークについて話を聞いた。
この時期のアンティークは優雅なデザインのものが多く、明るく華やかな雰囲気。加えてビクトリアンは過去の素晴らしいデザインをコピーしている時代で、デザイン的にも優れたものを輩出しています。例えば、クィーン・アン・スタイルを取り入れたカブリオレ・レッグ(猫足)の椅子などは女性的で繊細です。食器類なども、素朴で重厚なジョージアンに比べ、ビクトリアンには手が込んだ装飾が施されています。
「スージーのコンセプトは『日常使いの食器』。そこに彼女の魅力があると思う。同年代の人気作家クラリス・クリフの作品は、芸術的に素晴らしいとはいえ、色使いもビビッドでインパクトが強い。一方スージーの作品は、1930年代にデザインされたとはいえ、現代のライフ・スタイルにもしっくり溶け込む、タイムレスなフォルムを持っている。またティー・ポットなどは、紅茶が注ぎこぼれないように、独特のデザインが施されているんだ」。



ジョン・F・ケネディ米大統領の実弟、ロバート(ボビー)・F・ケネディの暗殺事件を題材にした人間ドラマ。 人気俳優のエミリオ・エステベスが監督業に初チャレンジした作品だ。アンソニー・ホプキンスやイライジャ・ウッド、ヘレン・ハントやデミ・ムーアなど、映画界を代表する俳優たちが堂々たる存在感を見せつけている。
トム・ペロッタの同名人気小説を映画化したサスペンス・ドラマ。ケイト・ウィンスレットとジェニファー・コネリーという英米を代表する実力派女優が競演しているのが見物。監督は「イン・ザ・ベッドルーム」で知られるトッド・フィールド。
「ノッティング・ヒルの恋人」の監督ロジャー・ミッシェルが、再びロンドンを舞台に手掛けたヒューマン・ドラマ。モーリスとイアンは、旧友であり、共にうだつのあがらない古参の俳優。平穏な2人の日常は、イアンの姪ジェシーの出現により一変する。イアンの世話をするため、イングランド北部から出てきたジェシーだが、家事がまるでできない。気の短いイアンは、そんな彼女に腹を立ててしまう。一方で温厚なモーリスは、共に芸術に触れることで、人生について何かを教えようとする。しかし晩年を迎え、まだ自身の人生の意味さえわかっていないことに気付き……。
「イングリッシュ・ペイシェント」でアカデミー賞監督賞を受賞、英国を代表する監督の1人であるアンソニー・ミンゲラの最新作は、ロンドンの街を舞台にしたスタイリッシュな犯罪ドラマとなった。元々は脚本家としてスタートしたミンゲラ監督が、久々に脚本を担当していることでも注目されている。主演は、英国の人気俳優、ジュード・ロウ。
ベストセラー作家、エリック・シュローサーの小説「ファストフードが世界を食いつくす」を、ベテラン監督、リチャード・リンクレイターが映画化したドラマ。原作のシュローサーは、リンクレイター監督とともに脚本も担当している。
本の世界と現実世界が入り混じる、ユニークなコメディー。優秀な税務署員のハロルドは、ある朝、自分の行動の一部始終を語っている女性の声を耳にする。同じ頃、小説家のカレンは執筆中の作品に頭を悩ませていた。「エンディングで主人公ハロルドをどう殺そうか?」。突然、自分が小説の中の登場人物だと理解したハロルドは、生き延びるため、カレンにエンディングを変えさせようと試みる。
孤独な男女が出会ったことから巻き起こる、ミステリアスなドラマ。警備会社で働くジャッキーの仕事は、ひたすらモニターを観察すること。人気のないグラスゴーの地所を毎日見守っているジャッキーにとって、そこに何かが映ることはありえないように思えた。そんなある日、モニターに1人の男が映り込む。その後もたびたび姿を現すこの男に、ジャッキーは次第に興味を持ち始めるが……。
「Uzak/ウザク」で03年カンヌ国際映画祭グランプリを獲得したトルコ人監督、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン最新作。自身が主演も務めた本作は、今年度のカンヌ国際映画祭では惜しくも受賞は逃したものの、批評家から絶賛を浴びた。
米国、メキシコ、モロッコ、そして日本を舞台に展開していくそれぞれのストーリーが、やがて1つの結末に向かって収束していく壮大な人間ドラマ。ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェットら世界的俳優らとともに、役所広司と菊地凛子が日本のシーンでの出演を果たしている。





















「ブレードランナー」や「アキラ」的世界と言えばわかる人も多いはず。鉄骨とガラスの外観は、パリのポンピドー・センター(総合文化センター)も手がけた建築家リチャード・ロジャーズのデザイン。 過剰とも言える配管が、見る者に畏怖感を与える。これが世界屈指の保険組合ロイズのオフィスなのだ。1901年に建設され、100年後の2000年に改修工事が始まり、現在の姿に再生された。その際、オリジナルの内装や構造はそのままに、最新の建築技術を加味することが試みられたと言う。RIBA*アワードを受賞。グランド・フロアと11階 のギャラリーを公開する。
こんな壮大な風景を毎日見ていたら、小さな悩みなんて吹き飛んでしまって、自由自在に生きていけるかも、と思わず想像してしまうのは、ここがロンドン市長舎だからかも。テムズのたもとにたたずむ巻貝みたいなフォームそのままに、中には螺旋らせん階段が最上階まで延びている。このユニークなデザインは、大英博物館のグレート・コートも手がけた現代建築の巨匠、ノーマン・フォスターならでは。2002年度フォスター・アンド・パートナー賞受賞。螺旋階段や会議場などが公開される。16日の10:30~13:00に子供向けイベントあり。
大学や大学院というと、長い歴史を彷彿とさせるいかめしい建物が多い中、ロンドン・メトロポリタン大学は、かなりいけてる。なにしろ、「オリオン座」というコンセプトのもと、ビクトリア&アルバート美術館の螺旋階段の設計やデザインを手がけたダニエル・リベスキンドの「作品」だから。外壁はステンレスのパネルで覆われ、幾何学的な窓は光が室内にたっぷり届くように設計されている。2004年度RIBAアワードほか、受賞多数。今回は講義室、バルコニー、共有フロア、グラウンド・フロアなどが公開される。
大家族のために、都会でどこまでプライバシーと開放的な空間を創造・維持できるかという課題に、極限まで挑戦した現代建築の「天才的回答」のひとつとも言える作品。四方を建物で囲まれ、細い路地を通らなければ玄関にたどり着けない構造は、東京の住宅事情を連想させるが、ここはお金持ちが多く暮らすノッティング・ヒルだ。随所に現代建築の粋とアイデアが盛り込まれたその造りは、いつの日か東京に家を建てる時の参考になるかも。2006年度RIBAアワード、2005年度ジャンニ・ボツフォード建築賞受賞。
建築は依頼主の趣味に左右されることが多いけれど、では建築家が自分自身のスタジオを作ったらどうなるのか。ホプキンスは、まずは1993年にオフィス・キャンパスを、ぺテラと呼ばれる壁の装飾を活かした第2ビルと共に拡張。さらに1995年にガラスのレセプション・ルームを追加して、現在のスタジオに作り上げた。パイプやガラスを多用したデザインは、光があふれる彼の作品の特徴でもある近代的なフォルムの代表作。それぞれの建物は渡り廊下でつながっているので、「拡張の過程」を自分の目で確認し発見できる。
公共の建物なら普通に入れるが、個人の家にお邪魔する機会はなかなかないだけに、ツリー・ハウスはぜひ訪れてみたい。敷地を占領する古木にインスピレーションを得て設計されたこの家は、結果的に光があふれる場所となり、自然との共存というコンセプトを家中の至るところで発見することができる。この気持ち良い共生を体感すれば、 従来の家中心の建築方法に疑問がわき、ちょっとは頭が柔らかくなり、もしかしたら環境問題や新しい生き方に、おのずと目が開かれるかもしれない。

会員制のヨット・クラブと聞くと、それだけで敷居が高い。いかにもお金持ちが集いそうな、いかめしくて立派な建物を連想しがちだけど、現代アートの粋を集めたようなアルミニウムと木材でできたこのクラブは、かなりアートしている。ここから眺めるテムズはまさに絶景。桟橋と河や河岸とのコントラストも斬新、きっと新しい発見があるはず。今回はメインのクラブ・ハウスへの入場が可能で、メンバーと話せるチャンスあり。それにしてもヨットのオーナー達って、甲板でもクラブでもこんな良い思いしているんですね。
ミレニアム記念としてテムズ河岸に登場したロンドン・アイ。すっかり新名所として定着したその「輪」は世界最大級で高さは135メートル。普通の観覧車と違って、1つのカプセルに数十人が乗れて天井も壁も透明。さらにはカプセル内を自由に歩けるのも楽しい。昼間も良いけど、煌めくロンドンの夜景はとってもロマンチック。カプセルを丸ごと借り切って、プロポーズするのが大人気というのも確かにうなづける。RIBAアワードはもとより、1999年度にはマークス・バーフィールド建築賞も受賞している。
ハイド・パークの一角にあるウェリントン・アーチは、バッキンガム宮殿の門であり、ロンドンのランドマークとしても親しまれている。つい先ごろ修復が終了したばかりでもあるこの文化遺産は、建築家デシマス・バートンによって1830年に制作され、1882年に現在の場所に移された。リフトでバルコニーに登ると、ハイド・パークや国会議事堂が一望でき、その素晴らしさは登った人にしかわからないと言われる。頂上の彫刻はヨーロッパで最大の大きさ。アーチ内部にあるかつてのロンドン最小の警察署が公開される。
ピクルスに似ているからと「ガーキン(ピクルス用の若いキュウリ)」の愛称で著名なこのビル。一度見たら忘れられない姿に、一度入ってみたいと思った人は多いはず。総ガラス張りで40階建ての「キュウリ」が世界屈指の金融街にそびえる姿は、やっぱり異様。今回公開されるのはロビーと最上階。ガラスのドーム天井からはまぶしいほどに太陽光線が差し込み、雲が真近に流れていく。そんな場所からガラス・フレーム越しに見下ろす360度の下界は、いったいどんな眺め?2004年度RIBAアワード、 2003年フォスター・アンド・パートナー賞を受賞。
テムズ河に沿って発展したロンドンは、水力発電が発達したため、電気には不自由してこなかったと言われる。長らく人々の文化生活を支えてきたのが、1869年に建設された8角形のタワーを持つ初期の水力発電所のひとつである、ライムハウス蓄電タワーだ。今回公開される螺旋階段を登ってたどり着くオープン・バルコニーからは、カナリー・ドックと後方に広がる壮大な風景が楽しめる。37年前のロンドンと、どこが変わらず、どこが新しいかを、パズルを解くように、風に吹かれながら考えつつ眺めるのも一興だ。
これがイングランドとウエールズの最高法廷?とため息をつくほど美しいビクトリア・ゴシック建築の傑作は、弁護士から建築家に転身したジョージ・エドモンド・ストリートの設計に基づき1882年に完成したが、彼自身は完成を見届ける前に他界した。総部屋数1000、回廊が全長5.6キロという壮大さは、ちょっと類がないほどのスケール。裁判所なんて一生ご縁がないほうがいい、なあんて思っている人でも、建築を見るという理由があれば、堂々と入れるかも。メイン・ホールと限定された法廷数室などが公開される。
英国の田舎を車で走っていて、ダーク・カラーの木材と白い漆喰が美しい幾何学模様を描く家を発見し、入ってみたいなあと思ったことありませんか。文化遺産でもあるこの家にはかつて劇作家ウィリアム・ギルバートが住んでいたことがあり、建築家リチャード・ノーマン・ショーの「古き良き英国スタイルの田舎の家」の代表作の一つとしても知られている。英国らしい美しい庭も文化財に指定されており、池に映る建物と花々は、まるで絵のような世界。あの長寿連続ドラマ、イーストエンダーズのロケ地でもあります。
クラシックの巨匠とロックの神様……、ちょっと奇妙なこの取り合わせを一挙に体験してみませんか。目の前に立つのはバロック音楽の巨匠ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルが1723~59年に没するまで住んだ家。そしてそのすぐそばには60年代後半、ギターに火をつけるなどの過激なパフォーマンスで一世を風靡し、「ギターの神様」と呼ばれたロック・ミュージシャン、ジミ・ヘンドリックスが1968年から1年間暮らしたフラットが立っている。両方の建物を訪れて、異なる2つの偉大な音楽の才能が、時空を超えて同じ場所に引き寄せられた空気を、肌で感じてみてほしい。
公共図書館での無料配布





学生時代は政治活動には無関心で、自治会にも政治グループにも加わらなかった模様。学生時代の彼はそれよりも音楽活動を熱心に行っていたことで知られている。長髪を振り乱し、自身のバンド「The Ugly Rumours(醜い噂)」で演奏していたというから驚きだ。
学部時代の化学とはまったく異なる文科系の修士号も持っているという勉強熱心な彼女。ブレアとは対照的に、学生時代からオックスフォード大学保守党協会の会長を務めるなど、政治活動に熱心だったという。
人を食ったようなとぼけた表情がトレードマークのコメディアン、ローワン・アトキンソンも実はオックスフォード出身のインテリ。日本でも大人気の「ミスター・ビーン」の構想は在学中、何とたったの48時間ほどでつくり上げられたものなのだとか。
ちなみに卒業時の成績はセカンド(正確には2.2)。皇太子の成績までオープンになってしまうのはさすが英国。在学時にはドラマ・ソサエティに参加し、レビューやソロでの演技をたびたび披露、実は演劇関係に興味があったらしい。
女優としてだけでなく、脚本でアカデミー賞を獲得するなど、才色兼備ぶりを発揮しているエマ・トンプソン。在学中にはフットライト・コメディ・クラブの副代表を務めていた。1980年には、ケンブリッジ大学初の女性のみの舞台に、(共同)制作・演出、そして役者として参加している。
ブラックホール研究の第一人者として知られるホーキング博士。実は彼、オックスフォード(ユニバーシティー・カレッジ)とケンブリッジ(トリニティ・ホール)の両大学で学んでいた。学部時代はオックスフォード、博士課程はケンブリッジ。現在はケンブリッジ大学でルーカス教授職(数学教授)に就いている。
Michael Jeffersonさん
Ashminder Kaurさん
Marie Taborさん
Dominic Youngさん
Kate Steadさん






