まずは、「ザ・クリスマス・マーケット」とも言えるほど世界的にも名高いマーケット、そして交通の便も良い主要都市のマーケットからご紹介しよう。華やかさ、賑やかさを求める人には打ってつけのスポットだ。
クリスマスを飾るアートにご注目
Hamburg ハンブルク
ロンドンから飛行機で約1時間40分

例年、年明けに全国の各自治体からドイツ通商連盟に寄せられる都市マーケティング・コンセプトの中で、ハンブルクの市庁舎前のクリスマス・マーケットは本年、「ストア・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。ハンザ都市ハンブルクが今冬展開するのは、商業性よりもアート性を前面に押し出したマーケット。南チロル地方の手工芸品を始め、芸術品としても価値の高い品々がお目見えする。アドベント期間中の毎週日曜には、クリスマス・パレードも開催され、天使や妖精、トナカイなどに仮装した地元の人々が市内を練り歩く。
Rathausmarkt
12月23日(木)まで
11:00〜21:00 金土〜22:00
www.hamburg.de/weihnachtsmarkt
首都ならではの規模の大きさ
Berlin ベルリン
ロンドンから飛行機で約1時間50分

数あるベルリン市内のマーケットの中でも一番人気は、やはり小洒落た雰囲気のジャンダルメンマルクトだろう。市庁舎前の広場を埋め尽くす屋台の群れも見逃せない。首都のホットなクリスマス・シーンを満喫したい人は、ガイド付きで市内の主要観光スポットを巡るバス・ツアー「Lichterfahrt」に乗ろう!商業主義色の濃いマーケットに飽きたという人には、自然素材にこだわった飲食品・伝統工芸品が並ぶパンコウ地区コルビッツプラッツ(広場)の「アドベント・エコマーケット」がオススメ(アドベント期間中、日曜のみ開催)。
Gendarmenmarkt, Vor dem Roten Rathaus, Kollwitzplatzなど
期間、会場時間はウェブサイト参照
www.berlin.de/orte/weihnachtsmaerkte
* Lichterfahrtの詳細は www.bvb.net/196.0.html より
世界遺産が見守る光の海
Köln ケルン
ロンドンから飛行機で約1時間20分

街が誇る世界遺産「ケルン大聖堂」の足元に広がるイルミネーションの海は、一度見たら目に焼き付くほどの煌めき。広場の中心には、ライン地方最大のモミの木がそびえ立ち、その下のステージでは毎日、ケルンっ子たちによる音楽ライブが催される。このほか、ショッピング街にあるノイマルクトには70年代風に飾られた「天使のマーケット」、旧市街のアルター・マルクトには「家の精」を意味する「ハインツェルメンヒェン(Heinzelmännchen)のマーケット」など、個性豊かな名称のマーケットが市内7カ所に立つ。
Roncalliplatz am Dom, Neumarkt, Alter Marktなど
期間、会場時間はウェブサイト参照
www.koeln.de/tourismus/weihnachtliches_koeln
巨大スケートリンクで冬を満喫
Düsseldorf デュッセルドルフ
ロンドンから飛行機で約1時間30分

ベルギーやオランダ、フランスなど、近隣諸国からも多くの観光客が訪れるデュッセルドルフのマーケット。市内の6カ所に立つマーケットが、街中を温かなクリスマス色に染める。今年のハイライトは、ホーフガルテンそばのグスタフ・グリュントゲンス・プラッツに設置される450㎡の広大なスケート・リンク。新鮮な冬の空気を受けながら、思う存分、氷上を滑ろう! 街の観光を兼ねて訪れるならヤン・ベレム像を囲む市庁舎前のマーケット、家族で楽しむなら子供向けの人形劇テントが立つシャドウプラッツのマーケットへ。
Marktplatz, Schadowplatzほか
12月23日(木)まで 11:00〜20:00 金土〜21:00
www.duesseldorf-weihnachtsmarkt.de
名物シュトレンの行進が見もの
Dresden ドレスデン
ロンドンから飛行機で約1時間50分

市内中心部のアルトマルクトに設けられる「シュトリーツェルマルクト(Striezelmarkt)」は、1434年以来続くクリスマス・マーケット。ここで試したいのが、マーケットの名の由来にもなっているドレスデンの名物シュトレン。シナモンの香り豊かで重厚感たっぷりのシュトレンは、クリスマスに欠かせないお菓子だ。ツリーのそばに立つクリスマス・ピラミッドの高さは約14mと、世界最大級。また、ツリー、ピラミッドとともに巨大なくるみ割り人形も佇んでいて、おとぎ話の中に迷い込んだかのような光景を目の当たりにすることができる。
Altmarkt
12月24日(金)まで 10:00~21:00 12月24日 〜14:00
www.dresden.de/striezelmarkt
高品質の手工芸品が大集結
München ミュンヘン
ロンドンから飛行機で約1時間50分

マリーエンプラッツに登場するのは、約2万2000㎡の巨大な「クリストキンドルマルクト」。ここの特徴は、クリスマス・オーナメントが充実していること。約160件連なる屋台のうち、飲食品を提供しているのは20件にも満たず、ほかはすべて木製玩具や陶器、キャンドル、クロステッチなどの手工芸品を売るお店だそう。近年流行している、レーザー加工を施した写真入りのガラス玉デコレーションの製造技術を生で見られる屋台もある。その南方にあるリンダーマルクトには、クリッペ用の飾りの専門店が所狭しと並ぶ。
Marienplatz
12月24日(金)まで 10:00〜20:30 日〜19:30
12月24日 9:00〜14:00
www.christkindlmarkt-muenchen.de
「クリスマスマーケット」の原型
Nürnberg ニュルンベルク
ミュンヘンから列車で約1時間

「世界一有名」と言われるニュルンベルクの「クリストキンドレスマルクト」には、世界中から毎年200万人以上の観光客が訪れる。荘厳なフラウエン教会を望む中央広場に雪が降れば、そこはメルヘンの世界に一変。ロマンティックな光景を堪能したら、名物のレープクーヘンやソーセージを召し上がれ。おみやげにはドライ・フルーツで作られた小人型のお菓子「ツベチュゲンメンレ(Zwetschgenmännle)」をどうぞ。地元産だけでなく、北欧やロシア、アジアなど世界各地の手工芸品を見られるのも職人の街ならでは。
Hauptmarkt
12月24日(金)まで 9:30〜20:00 金土〜22:00 日10:30〜
12月24日〜14:00
www.christkindlesmarkt.de
モダンな金融街に息づく伝統
Frankfurt フランクフルト
ロンドンから飛行機で約1時間30分

欧州有数の金融街フランクフルト。伝統的なクリスマスとは縁がないと思われがちだが、ショッピング地域のツァイルからレーマー広場を抜けてマイン川へと至る街最大のマーケットの起源は、1393年にまでさかのぼるそうだ。切妻屋根が軒を連ねる屋台には、焼きソーセージや焼き栗、レープクーヘンなど定番のお菓子と並んで、文豪ゲーテも好んで食したという、マルチ・パンで作られたこの街のクリスマスの名産「ベートメンヒェン(Bethmännchen)も並ぶ。レーマー広場に佇む、無数の電球が散りばめられたツリーも見もの。
Römerberg, Paulsplatz, Mainkai
12月22日(水)まで 10:00〜21:00 日11:00〜
www.frankfurt-tourismus.de
人ごみでごった返す大規模なマーケットは苦手という人、有名どころはもう押さえたと言う人は、素朴で味わい深い地方のマーケットを訪れてみよう。地元の人との触れ合いも、小さなマーケットの醍醐味の一つだ。
※ 本ページでご紹介したウェブサイトの中には、ドイツ語表記のみのものもあります。詳細の情報を得るには、www.germany-christmas-market.org.uk 、及びその他ウェブサイト等をご参照ください。
Münster ミュンスター
ロンドンから飛行機で約1時間30分

Foto: Presseamt Münster /
Tilman Roßmöller
市内5カ所のマーケットのうち、最大規模のものが ベストファリア平和広場に展開する。また、ゴシック様式の市庁舎から行商人街(Kaufmannhäuser)へと伸びる歴史的な一帯からは、神々しささえ感じられる。
Platz des Westfälischen
Friedensなど
12月23日(木)まで
www.muenster.de/stadt/weihnachtsmarkt
Dortmund ドルトムント
ロンドンから飛行機で約1時間20分

Foto:Thomas Winkler, Lünen
高さ45m、国内最大のツリーがそびえ立つハンザプラッツに、300を超える屋台が建ち並ぶ。街を見下ろすように立つクリスマス・ツリーは、なんと1700本ものモミの木を組み合わせてつくられたものだというのだから驚きだ。
Hansaplatz
12月23日(木)まで
www.weihnachtsmarkt-dortmund.de
Essen エッセン
デュッセルドルフから列車で約30分

Foto: Peter Wieler,
Essen Marketing GmbH
ケネディープラッツに立つマーケットは国際色豊か。国内は地元ルール地方からバイエルン、エルツ山地まで、国外はアフリカからオーストラリア、米国まで各地の名産が一堂に並ぶ。エキゾチックなクリスマスもまた一興だろう。
Kennedyplatz
12月23日(木)まで
www.weihnachtsmarkt.essen.de
Goslar ゴスラー
ロンドンから飛行機でハノーファーまで約1時間30分、
ハノーファーから列車で約1時間30分

©Goslar Marketing GmbH
北ドイツ最大級のゴスラーのマーケットの自慢は、40本の巨大なモミの木が作る「クリスマスの森」。凝った飾り付けの木骨家屋がずらりと並び、無数の灯りが煌めく中を歩けば、大人も子供も誰もがメルヘンティックな気分に浸れるだろう。
Marktplatz
12月29日(水)まで
http://weihnachtswald-goslar.de
Erfurt エアフルト
ロンドンから飛行機で4時間〜(ミュンヘン経由)
中世の貴族たちが所有した絢爛な建築物と木組みの屋台のコントラストが魅力的なドームプラッツのマーケット。その中央に立つ等身大のクリッペや大聖堂前の大きなアドベント・クランツ(リース)、聖歌隊の演奏など、見どころ満載。
Domplatz
12月22日(水)まで
www.erfurter-weihnachtsmarkt.eu
Leipzig ライプツィヒ
ロンドンから飛行機で3時間30分〜(フランクフルト経由)

©Leipzig Tourismus und Marketing
GmbH Foto: LTM-Andreas Schmidt
ライプツィヒのマーケットの始まりは、1767年。老若男女が楽しめるカルチャー・プログラムや飲食店が提供する品揃えの多さで根強い人気を誇っている。ギネスにも登録されている面積857㎡のアドベント・カレンダーは、まさに圧巻!
Marktplatz am Alten Rathaus
12月22日(水)まで
www.leipzig.de/weihnachtsmarkt
Zwickau ツヴィッカウ
ライプツィヒから列車で約1時間30分

Foto: KULTUR Z. GmbH
エルツ山地の北麓に位置するツウィッカウは、ドイツが生んだ名作曲家、シューマンの生誕地として知られる。この街は、木製の手工芸品の名産地としても有名で、コルンマルクトのマーケットではデコレーションの工作教室が開かれる。
Kornmarkt
12月23日(木)まで
www.weihnachtsmarkt-zwickau.de
Bernkastel-Kues ベルンカステル・キュース
ロンドンから飛行機でルクセンブルクまで約1時間15分、
ルクセンブルクから列車とバスで約2時間30分、
またはフランクフルトから列車とバスで約3時間30分
ドイツ・ワインの名産地モーゼル川流域にある田舎町ベルンカステル・キュール。ここのマーケットは、ドイツ人の間で密かな人気を集める穴場スポット。中世にタイム・スリップした気分で、昔ながらの素朴なクリスマスを垣間見られる。
Alter Marktplatz
12月19日(日)まで
www.weihnachtsmarkt-bernkastel-kues.de
Ludwigsburg ルートヴィヒスブルク
シュトゥットガルトから列車で約15分

Foto: Stadt Ludwigsburg
シュトゥットガルトの北方約12kmに位置する小さな街のマーケットは、街の象徴がバロック様式の2つの教会であることから、その名も「バロック・クリスマス・マーケット」。期間中の土曜にはフリードリヒ1世の行列も出現!
Marktplatz
12月22日(水)まで
www.ludwigsburg.de
Stuttgart シュトゥットガルト
ロンドンから飛行機で約1時間30分
こちらは「世界最大のクリスマス・マーケット」が売り文句。マルクトプラッツとシラープラッツの2カ所合わせて270件以上に及ぶ屋台には、どれも眩いほどの電飾が施され、「世界一美しいマーケット」とも呼ばれるこの場所にふさわしい輝きを放つ。
Marktplatz, Schillerplatz
12月23日(木)まで
www.stuttgarter-weihnachtsmarkt.de
Augsburg アウグスブルク
ロンドンから飛行機でミュンヘンまで約1時間50分、
ミュンヘンから列車で約45分

Foto: Amt für Verbraucherschutz und
Marktwesen Augsburg, Regio Augsburg,
Mark Steven Patrick/ Jürgen Windisch
ルネッサンス様式の市庁舎前ではマーケット期間中の毎週末、24人の可愛らしい天使たちが「天使の演奏会」を開き、市庁舎を大きなアドベント・カレンダーに変える。家族で一緒に楽しめる演劇などのプログラムも目白押し。
Rathausplatz
12月24日(金)まで
www.augsburger-christkindlesmarkt.com
*アクセスはあくまで一例です。時期や交通手段によって時間は異なってきますので、ご注意ください。
ドイツのクリスマス・マーケットは初体験という人はもとより、何度も訪れたことがあるベテランにも、意外と知られていないことはあるだろう。そこで、知っておけばマーケットをより楽しめる、豆知識をまずはご紹介。
グリューワイン
赤ワインにシナモンやチョウジなどの香辛料を効かせた、ドイツのクリスマスには欠かせないドリンク。マーケットを訪れたら、まずはシナモンの香りに誘われて、湯気の立つ屋台でゴクッと1杯いかが?冷え切った体を芯から温めてくれる。グラスはたいていデポジット制だが、地域、年、屋台によってデザインが異なるので、記念に購入するのも良いだろう。
ツリーに飾るガラス玉
屋台の中でも目を引くのが、凝った細工の施されたツリー用のガラス玉。その昔、飾りとして一般的だったリンゴや卵に代わり、この玉が登場したのは中世の頃。ガラス工芸で知られるテューリンゲンのガラス職人たちが、流行らなくなったネックレスに代わる新商品として考案したのが始まりだった。見ているだけで心ときめくガラス玉、おみやげにどうぞ。
クリスマスクリッペ
キリスト降誕の場面を表すクリッペは1223年、フランシスコ修道会の創設者、アッシジの聖フランチェスコがイタリアのグレッチョという街で生きた動物を使ってキリスト生誕を祝ったことに由来する。マリア、ヨゼフ、キリストの3人を軸に、受胎告知の天使や羊飼い、羊、雄牛、ロバなどが加わるものもある。
クリスマスピラミッド
段々重ねのろうそく立ての頭にプロペラが付いたようなクリスマス・ピラミッドの発祥は、18~19世紀頃、エルツ山地の木工職人たちの発案で作られたと伝えられる。ピラミッドの各段には楽園やキリスト生誕、天使などをテーマにした場面が像で表現されている。周りのろうそくが灯されると、像や一番上の輪が回転する仕組み。



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世界最高峰のオーケストラ、ロンドン交響楽団の演奏で収録した久石譲のベスト・アルバム。インターネットの人気投票を参考に収録曲を久石氏自身が選んだ。「メロディー+シンフォニー」から生まれたタイトル「メロディーフォニー」の通り、メロディアスな美しい楽曲がラインナップ。昨年発表した現代音楽の作家としてミニマル・ミュージックを強く意識したアルバム「ミニマリズム」の対とも言える作品。

定番料理のフォンデュは、通常2人前が基本だが、ここではメニューのうち3種類が1人前からサーブ可能ということで、チーズ・フォンデュ「モティ・モティ」と、ビーフのオイル・フォンデュにトライ。前者にはパンとジャガイモ、後者には7種類のソースが付いて、量、味ともに飽きないよう工夫されている。 付け合わせにお勧めされた千切りポテトの揚げ焼き、「レシュティ」(3.50ポンド)も自慢の一品で、カリッとした香ばしさが後を引く、危険なおいしさだ。
バラエティーに富んだ肉料理が楽しめるのは、2人前から頼める
主食は、「インジェラ」と呼ばれる厚みのあるクレープ状のパン。右手だけを使って少しずつちぎり、ラムの煮込みや生でいただけるビーフ、ほうれん草のオリーブ・オイル炒めなど、好みのメニューを包んでいただくのが伝統的なスタイル。それらが一同にプレートに盛り付けられた様子は、色鮮やかで見た目にもゴージャスだ。
室内を見渡すと、壁には風刺漫画家による政治家ポートレートが並び、本棚には彼らの自伝本がサイン入りで収められている。食事も長年愛されるメニューがずらり。キャベツの肉包みは、ゆっくり煮込まれた優しい味を、サワー・クリームの酸味とベーコン & ソーセージの塩気が引き立てる。前菜のニシンのマリネ(5.25ポンド)は、脂の乗った大きな切り身がワインと良く合い、すんなり胃袋に収まってしまう。他にも、煮込みシチューの「グヤーシュ」や子牛肉のカツレツなど、東欧のソウル・フードが堪能できる。
イート・インの常連客に一番人気があるのは、ライ麦パンで頂くオープン・サンドだ。トッピングは常時25~30種類ほどが用意され、スモークド・サーモンやニシンといったおなじみのシーフードを筆頭に、野菜やお肉系も揃う。スウェーデン料理として広く知られるミート・ボールやノルウェー産のサラミなど、各国を代表する食材が満載で、気軽に北欧の味を満喫できるのがうれしい。1月からは、野菜やベリー類をふんだんに使った新メニューのブレックファストも登場するので、ぜひお試しあれ。
日中は、グルジア名物の揚げパン風パンケーキが豊富なカフェとして重宝されるが、ディナー・タイムには、前菜と週代わりのメインが楽しめるアットホームなレストランに早変わりする。ずらりと並ぶアンティークの電話やシックなソファー、さりげなく飾られたアートなどは、オーナーがグルジアから買い付けたもの。個性的な空間を作り出していて、地元のアーティストたちが数多く訪れるというのにも納得だ。
串焼きのラムは絶妙の焼き具合で、柔らかくジューシーな仕上がり。締めは、アラブの一口パイ菓子「バクラバ」に、大盛りのフルーツ、コーヒーと、ボリュームたっぷりなので、このセットはゆっくりできる日のランチやディナーにお勧めだ。スタイリッシュなバーや、クッションを重ねた居心地の良いラウンジは夜に立ち寄りたい。
定番メニューは2種類あり、「ダディーD」はブラック・ビーンズを、「ファヒータ」は玉ねぎなどの野菜を使っているのが特徴。それぞれライス、肉の種類(チキン、ビーフ、ポーク)、サラダの内容などをチョイスして好みの一本をカスタマイズすることができるほか、野菜のみの完全ベジタリアン・ブリトーにすることも可能。サルサは3段階の辛さのレベルがあり、辛いものが苦手な人にはライムたっぷりのマイルド・サルサがお勧めだ。できたてをオープン・エアのテーブル席でいただけば、体はポカポカ、お腹はいっぱい。冬の寒さや買い物疲れも吹き飛ぶはず。
ねばねばとした質感が特徴の煮込み料理「モロヘイヤ」(6ポンド)や、ジューシーな骨付きラム肉を堪能できる「スペシャリティ」(6.50ポンド)など、ボリュームたっぷりの料理の数々は、どれもマイルドな味付けで、ライスとの相性も抜群。野菜を使ったメニューも充実していて、特に刻みパセリとミントがいっぱいのサラダやまったりとしたフムスは、軽くても奥の深い味わいに、ついお代わりを頼んでしまったほど。深夜までオープンしている上に、ほぼすべてのメニューが持ち帰り可能というフレキシブルさも魅力だ。


炊飯器で炊く場合は、
形は日本米に近い、丸みを帯びたお米です。粘り気があり、味も日本米に近く、英国ではライス・プディングを作る際に使われます。これを利用すればおいしい雑炊やお粥も作れるので、私たち日本人にとっては強い味方です。お米といえば、糖質やたんぱく質が主な栄養素ですが、実はビタミン、ミネラル、食物繊維なども微量ながら含まれています。


いわゆる蕪(かぶ)のことです。よくスーパーで見かけるのは、上半分が紫色で下半分が白いものが多いですが、お日様にあたった部分が紫色になっています。この根菜、実はビタミンCが豊富。また、蕪に含まれているジアスターゼ(でんぷん消化酵素)のお陰で、蕪の煮物は、胃の調子が良くないときなど、優しく刺激の少ない食べ物として昔から食されています。


大きなマッシュルームです。肉厚で食べ応えがあり、旨み成分(アミノ酸)を多く含みます。ビタミンB群やカリウム、食物繊維も豊富。また、ビタミンDも多く含まれ、調理する前に少しお日様に当てると、紫外線の影響でさらにビタミンDが増えます。日照時間の少ない冬には、体内でのビタミンDの生産量が不足しやすくなり、骨粗しょう症やうつ病などの原因にもなるようですので、これからの季節の頼れる食品と言えるでしょう。


リークはポロねぎとも呼ばれます。日本でもこの頃、手に入りやすくなってきたようなので、ご存知の方も多いのでは? 主な栄養成分としては、カロチン、ビタミンB群、葉酸、カルシウム、鉄、カリウムなどが挙げられます。ねぎの辛味成分は、にんにくや玉ねぎなどにも含まれるアリシンというもので、血行を良くし、体を温め、疲労回復にも役立ちます。


先のとがったキャベツのことです。英国で売られているキャベツの中では、日本のキャベツに一番近いといえるでしょう。トンカツに添えるのにも、このキャベツの千切りでまず大丈夫。キャベツはビタミンCやビタミンU(別名キャベジン)、カルシウムを始め、その他のビタミンやミネラル、食物繊維も豊富です。
バターナッツ・スクオッシュは適当な大きさに切り、皮をむき、ワタと種を取り除く。耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジで7分加熱する。バターナッツ・スクオッシュから出た余分な水分は捨て、水気を飛ばす(電子レンジの代わりに、ひたひたの熱湯で茹でてもOK。その際はしっかり水気を切る)。熱いうちにボールに移し、マッシャー、又はフォークでつぶす。
ひょうたんの形をしたかぼちゃです。日本のかぼちゃに比べて皮が薄いので、包丁が入れやすく、調理がしやすいのが特徴。かぼちゃはその色からも分かるように、カロチンが豊富で、ビタミンEも多く含んでいますので、アンチエイジングにもいいですね。食物繊維も豊富です。


火~日 10:00-17:00(水20:00まで)、月休
火~土 12:00-19:00、日月休
月~土 11:00-翌1:00、日12:00-23:00
月~土 9:00-23:00、 日10:00-23:00
お土産にお薦めなのはカフェオレ・ボウル(13ユーロ~)。たっぷり入ったカフェオレにクロワッサンを浸して食べるのがフランス流!
店内で購入したワインは2階の本格派フレンチ・レストランに持ち込めるので、小売価格でワインを楽しめますよ!
毎朝市場で仕入れる新鮮な食材を使っています。大型船と違い、ひとりひとりの料理にまで目が行き届くので、繊細な味わいを楽しめますよ。
ワイン初心者には飲みやすいMuscadet(ミュスカデ、白)やCahors(カオール、赤)がお薦めだね。
店の主旨に賛同したブランドが、通常よりも安い価格で商品を提供してくれています。随時変わるディスプレーにも注目して!
ソーセージ、豚肉、ジャガイモ料理など、定番のドイツ料理はもちろん、ケルンの伝統的な食文化を伝えるこの店は、他では食べられない郷土料理も充実している。
ポメス(フライドポテト)やカリー・ブルスト(カレー粉がかかったソーセージ)からシュニッツェルまで、お手頃価格で食事も楽しめる。
レーズン・パン(Rosinenbrötchen)や、ずっしりと重い全粒穀物パン(Vollkorn-Roggenbrot)が特に人気。迷ったときは店員さんに希望を伝えて。彼らはパンのプロフェッショナル。
それぞれのお客様の「お気に入りの一足」を作り出すことがTrippenの願い。お客と長いお付き合いをできるようにと、素材には特にこだわっている。



1972年生まれ、京都市立芸術大学、IAMAS国際情報化学芸術アカデミー卒。フランス国際マルチメディア見本市「milia2001」新人賞受賞を機に渡欧。デザイン・スタジオ「Team Chman」(フランス)を経て、ECAL(スイス州立ローザンヌ美術大学)メディア & インタラクション・デザイン科で教鞭を執る。文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品賞など受賞。現在、多摩美術大学などで情報デザイン非常勤講師を務めている。 

舞台演出家、俳優、作家。劇団「コンプリシテ」創立者。1957年8月25日生まれ、ケンブリッジ出身。ケンブリッジ大学英文科在籍時に、同大の演劇部「フットライツ」で、スティーブン・フライやエマ・トンプソンといった、後に英国の演劇界で活躍するメンバーと共に演劇活動に携わる。その後パリへと赴き、演劇教育の第一人者ジャック・ルコックに師事。村上春樹の短編小説を基にした舞台作品「The Elephant Vanishes」の演出を手掛けるなど、日本文化への造詣も深い。11月4日より、ロンドンの多文化施設 バービカンにて、「Shun-kin」を上演。 





常時このブレンドで、エスプレッソからカプチーノまですべてのドリンクを作り出す。 一番人気はオーストラリアで定番のフラット・ホワイト。コーヒーとミルクの正しい割合を知っているとオーナーが胸を張るこちらは、クリーミーでありながら、コーヒーの引き締まったフレーバーがしっかりと残る。店頭に並ぶスイーツは店で焼かれたフレッシュ・メイド。フード・メニューも豊富で、イート・インとテイク・アウト、2つのスペースを用意しなければ回らないほどの繁盛ぶりだ。
お客さんが引きも切らずにやって来るが、手際良い親切なサービスが印象的で、イート・インの場合は日本の様に水のサービスまで。家の近所にあったらいいのに、という常連客の感想にも納得のお店だ。評判の手作りサンドイッチは、ランチ・タイムには完売してしまうので、早めの時間帯に訪れるべき。ロンドンのロースター「スクエア・マイル」の豆の挽き売りもしてくれる。250グラムで6.50ポンドから。
豆は、常時3種類あるエスプレッソのほかに、カフェイン抜きのもの、時折変わるスペシャル・ブレンド、さらに日替わりのオリジナル・ブレンドが。ドリップ・コーヒーのブレンドは季節毎に変わり、淹れる方法もフィルターを始め、エアロプレス、サイフォンから選べる本格派だ。エスプレッソには味覚を中和するためのホワイト・ティーが添えてあり、コーヒーの味わいを最大限に堪能することができる。ほっとするまろやかなカプチーノは、泡の描く模様に職人技を見る見事な逸品だ。
その名を店名に持つオーナーは、もちろんニュージーランド出身。ホームシックになった南半球人は皆ここに駆け込んで、故郷の味に一息つくのだとか。 細長い店内は、ソーホーという場所柄、いつも混雑しており、カフェというよりはざっくばらんなバーのような雰囲気も醸している。「トーステッド・バナナ・ブレッド」や、アボカドのスライスが載った「フムス・トースト」など、他所ではあまり見かけないフード・メニューもあるので、気になる方はトライしてみては。姉妹店として同じくソーホーに「Milk Bar」(3 Bateman Street, W1D 4AG)もある。
まるで化学の実験テーブルの様な殺風景なカウンターだが、そこから生み出されるのが、ふんわり優しく後味すっきりの、キレのよいフラット・ホワイト。ハイストリート・チェーン店のコーヒーに慣れてしまった舌にはうれしい驚きだ。切り盛りするスタッフたちは、「コーヒーのプロ」というより「コーヒーおたく」と呼んだ方がしっくりきそうなコーヒー好きばかりで、「家でおいしいコーヒーを淹れるには」と熱く語ってくれたりも。そんな彼らのお勧めは、「スクエア・マイル」の豆と、日本の「ハリオ」の円錐形ドリッパーだ。
オレンジとブラウンを上手に組み合わせたレトロなインテリアの店内では、オーガニック・フェアトレードの生豆を、自分たちで毎日少量ずつローストしてブレンドするというこだわりぶりだ。ブレンドは数週間おきに変わり、オリジナル・ブレンドの豆を250g 購入すると、1杯のコーヒーが無料で頂ける。 泡にソフトな円が描かれたダブル・ショットのラテは、見た目の柔らかさとは逆にパンチの効いたテイスト。ごまやオート麦を使った手作りビスケットや、家庭的なおやつとしてオーストラリアなどで親しまれている、チョコとウォール・ナッツをたっぷり載せた「アフガン・ビスケット」というスイーツなども用意されている。
人気のカプチーノは、お砂糖が入っていたの?と勘違いしてしまうほどミルクの甘味が十分に生かされた口当たりの良い豊かな味で、すべての工程にこだわっているというオーナーの言葉にも納得だ。ショー・ケースには、ボリューム満点のジューシーな手作りサンドイッチが並び、腹ペコさんも大満足。コーヒーのお供には、チョコとピーナッツ・バターがマーブル模様を描く、ころんと可愛いオリジナル・スイーツを。コーヒーに良く合う濃厚な甘みに、日々のストレスもすんなりほどけていきそうだ。
豆はコベント・ガーデンにあるロースター、「モンマス・コーヒー」のものを使用。小さな黒板には「今日のお勧めコーヒー」が手書きされている。フラット・ホワイトが2ポンドと、中心街にありながら良心的なお値段なのも高ポイントだ。窓辺にはケーキやフォカッチャのサンドイッチが並び、コーヒーだけでは済ませたくない気分に。何気なく置かれたケーキは仏レストラン「ビランドリー」から、風味豊かなサンドイッチはケンジントンのベーカリー「クラークス」から毎日仕入れているそうで、まさに女子のツボをついたチョイス。濃い目に淹れた香り高いコーヒーとの相性もぴったりだ。
メニューは、日替わりのフィルター・コーヒーにカフェ・オ・レ、エスプレッソ、そしてエスプレッソ・ベースにスチーム・ミルクを加えたシンプルなドリンクのみ。フレーバー・ シロップなどは扱わない代わりに、コスタリカ産サトウキビを丹念に煮詰めて仕上げたブラウン・シュガーを用意。コーヒーにパーフェクトな調和をもたらしてくれる。アイス・ドリンクも、濃厚で水っぽさのない、驚くほどバランスの良い味だ。



井上 康生 いのうえ・こうせい
宮崎県出身。5歳で柔道を始める。東海大卒。1999年のバーミンガム世界選手権100キロ級で優勝。2000年のシドニー五輪の柔道100キロ級で金メダル。01年の全日本選手権大会で優勝し、23歳にして3冠王者に。04年のアテネ五輪では日本選手団の主将を務めた。08年6月に現役を引退。日本オリンピック委員会の08年度スポーツ指導者海外研修員制度によって同年12月より英国に滞在中。全日本柔道連盟の在外特別コーチを務めている。 







