ニュースダイジェストの制作業務
Sun, 01 February 2026

LISTING イベント情報

パリ特集 - パリで話題のレストラン

春の陽気に誘われて美食を求め花の都パリへ

マロニエがパリの街路を爽やかに彩る春。
暖かい風が吹き始めるこの季節、
マルシェには色鮮やかな食材が並び、
セーヌ川のほとりは、
春の日差しを満喫するパリジャンでにぎわい始める。
そんなパリの旬を味わうべく、
とっておきのアドレスをご紹介!
(フランス・ニュースダイジェスト編集部)

パリで話題のレストラン

美食の国フランスで欠かすことのできないレストラン。パリに星の数ほどあるレストランの中から、パリジャンも納得&在仏日本人が太鼓判を押す、お勧めの名店を紹介いたします。

松ちゃん
上写真:霜降り肉の定食
下写真:姉妹店「ラルク」
霜降り肉と心遣いに満腹の日本式焼肉店
焼肉 松ちゃん


ヨーロッパではあまり見かけない、肉のうまみたっぷりのジューシーでやわらかな霜降り肉が食べられると連日大人気の焼肉店松ちゃん。焼肉のお伴に欠かせないビールは日本の生ビール、特製ダレの焼肉にぴったりの白いご飯や自家製キムチとともにいただける。おしぼりやエプロン、各テーブルに備え付けられた換気扇などの細かい日本式サービスでお腹も心も満腹になれる一軒。

大人の雰囲気、姉妹店ラルクでは、日本人ソムリエによるワイン・セレクションとフュージョン料理を楽しむことができる。

松ちゃん
55, rue du Théâtre Paris 75015
M: Charles Michel ⑩、Dupleix ⑥
TEL: +33 (0)1 45 77 03 50
12:00-14:00/19:00-22:30 水、日昼休

L'arc
29, rue d'Argenteuil 75001 Paris
M: Pyramides ⑦⑭
TEL: +33 (0)1 49 27 92 67
12:00-14:00/19:00-1:30 土昼、日休


RESTAURANT えびす
上写真: オマール海老の炒め物
下写真: シックでモダンな店内
おいしいだけじゃない!体にやさしい中華の名店
RESTAURANT えびす

厳選した食材を用い、油や化学調味料を最小限に抑えた体に優しくておいしい四川・広東料理のお店のえびすでは「日本風の中華料理」の数々をいただける。台湾や日本、パリでの料理店勤務の経験を持つオーナー兼シェフの劉さんは、料理の腕前をパリ市長からも表彰されるほどの実力派。一押し「オマール海老の炒め物」は海老の食感とジューシーなうまみを楽しめる。手打ち自家製麺の担担麺も人気。新鮮なアジア野菜の炒め物など、旅行中の野菜不足も解消できる。おいしいフランスワインとともにいただきたい。

RESTAURANT えびす
19, rue Saint Roch 75001 Paris
M: Pyramides ⑦⑭、Tuileries ①
TEL: +33 (0)1 42 61 05 90(夜要予約)
12:00-14:30/19:00-22:30 日休

Oto-Oto Paris
上写真: 様々な味を少しずつ楽しめる御膳スタイルがうれしい
下写真: かわいらしい雰囲気が人気の窓際ダイニング席は要予約
色々なものを少しずつ味わえる御膳スタイルが人気
Oto-Oto Paris

2008年、サンジェルマン・デ・プレ地区にオープンした和食レストランOto-Otoパリ店。梁の通る天井と広々とした空間でフランスを感じながら日本の味を味わえる。固めのシャリで握られる寿司や、鍋料理、天ぷらや刺身など食材と味にこだわった和食メニューがそろう。少しずつ色々な種類を楽しむ「御膳」スタイルが、女性にも人気。

Oto-Oto Paris
6, rue du Sabot 75006 Paris
M: Saint Germain des Prés ④、Mabillon ⑩
TEL: +33 (0)1 42 22 21 56
12:00-14:30/19:00-22:30(L.O)日休


SAKE BAR
パリで最初の日本食レストランがあったという歴史的な場所で営業している
日本酒に合わせるクール・フレンチ
SAKE BAR

カルティエラタン、パンテオンの近くにあるSAKE BARのコンセプトは日本酒に合わせた「クール・フレンチ」料理を提供すること。ワインのように香りを楽しむためワイン・グラスでサーブされる日本酒を始め、オリジナリティー溢れる和とフレンチの共演が随所に見られる。数多くそろう日本酒の中から、その日の料理に合わせたものを提供する「accord mets de saké」(30€)がお勧め。日本酒テイスティング(日・英語可/要予約)やオンラインでの日本酒販売も行っている。

SAKE BAR
3, rue Valette 75005 Paris
M: Maubert Mutualité⑩
TEL: +33 (0)1 43 26 05 32
19:00-22:30(L.O) 月休
http://sakebar.fr/restaurant


RESTAURANT SOLA
上写真: 和の味覚がデリケートにちりばめられた吉武シェフの料理
下写真: 和の雰囲気を感じる、床が掘り下げてある人気席
ミシュラン1つ星獲得!吉武シェフの極上フレンチ
RESTAURANT SOLA

開店からわずか1年でミシュランの1つ星を獲得したレストランSOLA。その日のマルシェからの仕入れ具合とシェフのインスピレーションにより内容が決まるお任せコースでは、フレンチの食材に味噌やワサビなど和の食材を斬新かつ繊細に組み合わせるなど、日本人シェフ吉武氏ならではの独創的なフレンチの数々をいただくことができる。

RESTAURANT SOLA
12, rue de l'hôtel Colbert 75005 Paris
M: Maubert Mutualité ⑩
TEL: +33 (0)1 43 29 59 04(要予約)
12:00-14:00/19:00-22:00(L.O) 日、月休
www.restaurant-sola.com


世界的著名人が集う、こだわりの和食レストラン
レストラン櫂(かい)

ルーヴル美術館近くにあるシックで落ち着いた雰囲気漂う和食レストラン櫂。サッカー元日本代表の中田英寿氏やミック・ジャガー、レニー・クラビッツを始めとするスターが世界中から足しげく通うというこちらのレストランでは、素材にこだわった和食の数々を提供しており、炭火焼きでいただく厳選牛、西京焼きやお昼限定の松花堂弁当などが人気。日本でも板前として働いていたという日本人シェフによる本格和食とヨーロッパの素材を取り入れた創作和食を堪能できる。

レストラン櫂(かい)
左写真: こだわりの料理の数々。デザートにはピエール・エルメのケーキを
中央写真: 昼の人気メニュー松花堂弁当には〆の稲庭うどん(温・冷)またはアイスクリームが付いて42€
右写真: 落ち着いた雰囲気のシックな店内

レストラン櫂(かい)
18, rue du Louvre 75001 Paris
M: Louvre Rivoli ①
TEL: +33 (0)1 40 15 01 99(要予約)
12:30-14:15/ 19:30-22:30(L.O)
日、イースター(4/8~4/15)、クリスマス、夏季3週間休

 

パリ特集 - パリから足を伸ばして世界遺産を堪能

春の陽気に誘われて美食を求め花の都パリへ

マロニエがパリの街路を爽やかに彩る春。
暖かい風が吹き始めるこの季節、
マルシェには色鮮やかな食材が並び、
セーヌ川のほとりは、
春の日差しを満喫するパリジャンでにぎわい始める。
そんなパリの旬を味わうべく、
とっておきのアドレスをご紹介!
(フランス・ニュースダイジェスト編集部)

パリから足を伸ばして、地方の世界遺産を堪能するフランス地図


アンボワーズ Amboise

アンボワーズ Amboise
交通パリ・モンパルナス駅もしくはオーステルリッツ駅からアンボワーズAmboise駅まで1時間40分~2時間

「フランスの庭園」と呼ばれる、風光明媚なロワール渓谷に立つ古城で有名な町。古くから商業の要所として栄えていたが、国王シャルル8世、フランソワ1世がアンボワーズ城で過ごした15世紀から16世紀に掛けて栄華を誇った。

アンボワーズ城から地下道でつながっているクロ・リュセ城では、フランソワ1世に招かれたイタリア・ルネサンス期の万能者レオナルド・ダ・ビンチが過ごし、ここで数々の驚くべき発明を残した。彼の設計図を基に当時の資材で40の発明品を再現、展示してある。  

こぢんまりとした情緒あるこの町には、レストランやホテル、ブティックがまとまっており、トゥール駅から在来線で約20分という便利さも魅力だ。

www.amboise-valdeloire.com

オンフルール Honfleur

オンフルール Honfleur
交通パリ・サンラザール駅からSNCFでトルーヴィル・ドーヴィルTrouville-Deauville駅まで約2時間。トルーヴィル・ドーヴィル駅からオンフルールまで約40分

17世紀に造られた北フランス最古の港が存在するオンフルール。この旧港には色とりどりの帆船が停泊し、港を囲むように木組みの個性的な建物やカフェ、レストランが並ぶ。  

画家コローやブーダンを始め、詩人ボードレール、作曲家サティなど、この風情ある町に魅了されたアーティストや作家などは枚挙にいとまがない。高台にある典型的なノルマンディー様式のホテル「フェルム・サン・シメオン(Ferme St-Siméon)」には、19世紀の画家たちが頻繁に訪れた。  

海岸、町並み、丘を含むすべてで、季節ごとに絵になる風景が眺められるので、一年中観光客でにぎわう。

www.ot-honfleur.fr

ブルゴーニュ Bourgogne

ブルゴーニュ Bourgogne
交通パリ・リヨン駅からSNCFでブルゴーニュの首府、ディジョンDijon駅まで約1時間35分

パリの東南、ブルゴーニュは緑豊かでなだらかな丘陵地帯。見渡す限りブドウ畑が続き、強い日差しに恵まれたこの地は、ワインの名釀地として知られている。その中でも辛口白ワイン「シャブリ」や最高級ワイン「ロマネ・コンティ」は特に有名。  

中世の面影を残すこの地方の中で、ユネスコ世界遺産に登録されたヴェズレーの聖マドレーヌ大聖堂は必見ポイント。聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路として繁栄し、今でもなお巡礼者が絶えず訪れる聖地として称えられる。美食としても名高いブルゴーニュ地方では、牛の赤ワイン煮(ブッフ・ブーギニヨン)、エスカルゴ料理などの名物料理を楽しみたい。

www.bourgogne-tourisme.com

ランス Reims

ランス Reims
交通パリ・東駅からSNCFでランスReims駅まで約45分

シャンパーニュ地方の中心都市ランスは、シャンパンの名産地であるだけでなく、歴代フランス国王の戴冠式が行われたノートルダム大聖堂やサン・レミ聖堂、そして大司教の館、トー宮殿という3つのユネスコ世界遺産がある。ゴシック様式の傑作、ノートルダム大聖堂では彫刻やほほ笑む天使像、印象派の画家シャガールが手掛けたステンドグラスを堪能できる。  

パリで活躍した藤田嗣治が洗礼親である友人ルネ・ラールに依頼されフレスコ画や内部装飾を手掛けたフジタ礼拝堂は郊外にある。またランス近郊にあるエペルネは、シャンパンを発明したとされるベネディクト会修道士ドン・ペリニヨンゆかりの地。モエ・エ・シャンドンなどの一流シャンパン・セラーが立ち並び、そのカーヴを訪れることもできる。

www.reims-tourisme.com

  • myu
  • MyBus

 

パリ特集 - 観光、滞在、マルシェ、おみやげ、イベント

春の陽気に誘われて美食を求め花の都パリへ

マロニエがパリの街路を爽やかに彩る春。
暖かい風が吹き始めるこの季節、
マルシェには色鮮やかな食材が並び、
セーヌ川のほとりは、
春の日差しを満喫するパリジャンでにぎわい始める。
そんなパリの旬を味わうべく、
とっておきのアドレスをご紹介!
(フランス・ニュースダイジェスト編集部)

滞在先を決める

アパルトマン自由で便利なアパルトマンに滞在する

滞在しながら料理や洗濯をしたり、友人を招いたり、まるで自宅に居るかのように暮らせる短期貸しアパルトマン。生活必需品も備わっているため、大きな荷物を持ち込まず、気軽に旅行できるのも魅力的だ。アパルトマンに滞在したらマルシェで新鮮な食材を買い込み、料理に挑戦。パリジャンのような生活を体験し、自分だけのパリ旅行記をつづってみよう!

セジュール・ア・パリ
(Séjour à Paris)


仏旅行業ライセンスを保持し、滞在サポートもあるので安心して宿泊できる。法人ご利用の場合、割引あり
www.kurasutabi.net

そのほかの短期貸しアパルトマン


美食を求めて街へ

食材をマルシェで

マルシェパリ市内には約90軒の食料品を扱うマルシェがあり、舌の肥えたパリジャンたちが料理の食材を買い求める。食にこだわり、美容と健康に気遣うパリジャンに人気のビオの食材や製品を専門に扱うマルシェも数軒ある。農業大国フランスを感じさせる種類豊富な食材が並び、元気な呼び声が飛び交い、活気に溢れるマルシェ。この機会に、フランスならではの食材を試してみよう。

エスカルゴ L'escargot

エスカルゴレストランでないと食べられないのでは、と思われがちだが、マルシェでガーリック・バターとバジル・ソースの詰まったエスカルゴを買ってオーブンで温めれば、家庭で本格的エスカルゴ料理が味わえる。

白アスパラガス L'asperge blanche

白アスパラガスフランス人に大人気の春の野菜。皮をむいて、軟らかくなるまで蒸し、またはゆで、生クリームと11種類の香辛料の入ったマスタード「サヴォラ(Savora)」、またはムース状のムスリン・ソースを付けて食べると絶品。

イチゴ La fraise "Gariguette"

フランス南西部で多く作られるイチゴ、ガリゲット。春を待ちわびたフランス人が大好きな、この甘酸っぱくて柔らかいイチゴをそのままかじってみよう。

アンドゥイユ L'andouille

アンドゥイユ豚などの臓物を詰めたソーセージ。地方によって作り方は異なるが、一般的に豚の内臓が約40%詰められている。フランス人を虜にする独特のくさみがあるアンドゥイユは、アペリティフとしてワインのお供に最適。

家禽(かきん)類 La volaille

ジビエジビエの季節は秋だが、ウサギなどは年中マルシェに並ぶ。小バトは、ニンジンやタマネギなどの野菜と一緒に丸ごとオーブンで焼くだけで豪華な一皿となる。

パリ市内の全マルシェ情報
marches.equipements.paris.fr

ニュースダイジェストのマルシェ情報
www.newsdigest.fr/newsfr/guide
/marche.html


うわさのマルシェ

Jöel Thiébault
Jöel Thiébaultさん
代々、野菜栽培をする一家の6代目。パリ市から8km西へ行った郊外の畑で1500種類を超える野菜を栽培する。「パリの名店で腕を振るう日本人の料理人も大勢買いに来ます」

16区の高級住宅街にあるMarché Président Wilsonの中でも、ジョエル・ティエボー(Jöel Thiébault)は特別な八百屋さん。できるだけ自然な状態で育てた野菜を売るために、旬のものしか並んでいない。形はふぞろいだが、どれも野菜本来の香りと味がする。また種類も豊富で、世界の野菜が並び、日本の小松菜、春菊なども手に入る。パリの星つきレストランの名シェフがこぞってここの野菜を買いにやって来るほど。

水 7:00-14:30 土 7:00-15:00
Av du Président Wilson 75016 Paris
M: Iéna⑨

3つ星シェフの味を家庭で本格フレンチを学ぼう

料理教室史上最年少でミシュランの3つ星を獲得したアラン・デュカスの名を掲げたこの料理学校では、デュカスの料理の真髄を伝えるべく一流シェフによる料理の伝達が行われている。テーマごとに分けられたレッスンは英語でも開催されており、本格的な高級フレンチ料理、気軽に楽しめるビストロ料理、チョコレート菓子やマカロンなどテーマごとに分かれたコースの中から好きなものを選択。レッスンは1回4時間で、事前の予約が必要だ(インターネットでの申し込み可能)。

L'école de cuisine Alain Ducasse
64, rue du Ranelagh 75016 Paris
TEL: +33 (0)1 44 90 91 00
M: Ranelagh⑨
料金: 165€~
www.ecolecuisine-alainducasse.com/fr/cours/111-Cooking-classes-in-English

日本語で買い物できるチーズ屋さん

2006年フランスチーズ鑑定騎士最高位のグランオフィシエ勲章、08年ギルドデフロマジェの最高位メートルを取得した日本人、マダム・ヒサダが熟成させたチーズを販売。食事に合う極上のチーズをアドバイスしてくれる。

Salon du fromage HISADA
11:00-20:00、日月休
47, rue de Richelieu 75001 Paris
M: Pyramides⑦⑭
TEL: +33 (0)1 42 60 78 48

Fromagerie HISADA
火・木~土8:30-13:00/15:30-19:00、日 8:30-13:00
17, rue le Marois 75016 Paris
M: Porte de St-Cloud⑨
TEL: +33 (0)1 42 88 34 30


パリで一番おいしいバゲットを買うならここフランス大統領も食すパン

2011年にパリの最優pannya 秀バゲット賞に輝いた、
パスカル・バリロン氏のお店「オ・ルヴァン・ダントン」は、かわいい雑貨屋がひしめくモンマルトルに位置する。このバゲット賞は、毎年パリで開催され、長さ55~70cm、重さは240~310g の規定をクリアしたバゲットが、味や見た目はもちろんのこと、焼き加減、パンの身の柔らかさ、香りまでが厳密に審査される。優勝者には賞金のほか、フランス共和国大統領官邸、エリゼ宮に一年間バゲットを納める権利を獲得できるため、パン屋にとっては一大イベントだ。
ちなみにオ・ルヴァン・ダントンは菓子パン、ブリオッシュのコンテストでも2位を獲得。食事時は長蛇の列ができるため、確実に購入するためには早めの時間帯がお勧め。

Au Levain d’Antan
6, rue des Abbesses 75018 Paris
TEL: +33 (0)1 42 64 97 63
M: Abbesses⑫
7:00-20:30、土日休

ゆったりパリ観光

蚤の市

掘り出し物を探しに蚤の市へ

掘り出し物を探すのに最適な蚤の市。パリでは同じ場所で行われるものから、各地で不定期に開催されるものまで、週末を中心に様々な市が立つ。定期市の中でお勧めなのが14区にあるヴァンヴの蚤の市「Marché aux Puces de la Porte de Vanves」。18、19世紀、アール・デコ、1950〜70年代の家具やアクセサリー、本や硬貨、絵画などを販売する380店舗がびっしりと道に並び、眺めているだけでも目の保養になる美しい商品がずらり。値段はやや高めに設定してあるので、値切ることを忘れずに。

Marché aux Puces de la Porte de Vanves
7:00-13:00
Av Marc Sangnier 75014 Paris
7:00-15:00(店によっては17:00まで)
Av Georges Lafenestre 75014 Paris
M: Porte de Vanves⑬
http://pucesdevanves.typepad.com

セーヌ川を行く

バトービュスパリを東西に横切るセーヌ川。川に架かる35以上の美しく個性的な橋、レストランやバー、ディスコとしてナイトシーンも演出する船ペニッシュ、ポプラの立ち並ぶロマンティックな河岸のプロムナードなど、パリの風景にセーヌ川は欠かせない。

バトービュスで観光スポットを巡る

ストライキで町の交通がまひしたとき、通勤の交通手段としても使われた遊覧船、バトービュス(Batobus)。セーヌ川沿いにあるノートルダム大聖堂やエッフェル塔、ルーヴル美術館など見逃せない観光スポットを、水上を移動しながら巡ってみるのもお勧め。サンジェルマン・デ・プレ、ルーヴル、オルセー、植物園など、8地点が船着き場となっている。

4月6日~9月2日 10:00-21:30(20分間隔)
9月3日~4月5日 10:00-19:00(25分間隔)
1日券15€ / 2日券18€ / 5日券21€
TEL: 08 25 05 01 01(フランス国内から)
www.batobus.com

ブーローニュの森で深呼吸

新鮮な空気が吸いたくなったら、パリの西端に広がるブーローニュの森が最適。かつて貴族たちが狩猟を行っていた846ヘクタールの広大な森には野生植物も茂る。競馬場や人工池などもあり、週末にはサイクリングやボート遊び、ピクニックを楽しむ家族も多い。

バガテル公園バガテル公園

ブーローニュの森の一角にあるバガテル公園には、1905年に設計されたバラ園があり、春から夏にかけて1000種以上、約1万本のバラが咲き乱れる。毎年6月には新種のバラの国際コンクールが行われる。

Parc de Bagatelle
9:00-20:00
入場料5€
Route de Sèvres-à-Neuilly 75016 Paris
M: Porte d'Auteuil ⑩、Porte Maillot ①からバス
TEL: 3975(フランス国内から)

おみやげに

カルーゼル・デュ・ルーヴルに海外初のショップをオープン
DELFONICS PARIS LOUVRE

DELFONICS PARIS LOUVRE日本発のデザインステーショナリーショップ。ノート、アルバム、筆記具などの定番商品に加えてデスクトップ小物や旅行に便利なポーチ類も豊富。高感度のデザインと機能性を併せ持った商品は、素材のクオリティーと、美しいカラーバリエーションもあいまってパリジャンやインターナショナルな旅行者たちを既に魅了し始めている。プレゼントに、自分へのご褒美に、ぜひ立ち寄りたいお店。

DELFONICS PARIS LOUVRE
10:00-20:00
Carrousel du Louvre 99, rue de Rivoli 75001 Paris
M: Palais Royal-Musée du Louvre ①⑦
TEL: +33 (0) 1 47 03 14 24
www.delfonics.fr
www.facebook.com/delfonics.france

パリの高級パレスホテル「ジョルジュ・サンク」御用達の厳選茶葉を
寿月堂

寿月堂1854年創業、海苔の老舗丸山海苔店が始めたお茶ブランド寿月堂。日本人建築家、隈研吾が店舗設計した竹をベースとした和の雰囲気を堪能できるパリ店では、有名高級ホテル「ジョルジュ・サンク」のティー・サロン御用達、100%日本産の厳選されたお茶が数多くそろう。チョコレートの貴公子クリスチャン・コンスタン氏とのコラボレーションによるパリ店限定の抹茶サブレや玄米茶サブレ(各10€)、しょうが紅茶なども人気。ヨーロッパ各国への配送可能なオンライン・ショッピングも可能。

JUGETSUDO
11:00-19:00 日祝休
95, rue de Seine 75006 Paris
M: Odéon ④⑩、Mabillon ⑩
TEL : +33 (0) 1 46 33 94 90
www.jugetsudo.fr

  • アフィニティ・フランス
  • ワタベウェディング
  • ACT送迎サービス

パリでぶらりと芸術に親しもう


 

日本酒・日本食を世界の人へ - 地酒試飲&ディナー

日本酒・日本食を世界の人へ - 地酒試飲&ディナー

日本の文化は食にあり。「SUSHI」に始まり、「おいしい」「ヘルシー」などの合言葉で世界的に広まった日本食は今、ブームの域を超えてグルメ界で確固たる地位を築きつつある。そして、その深い味わいで多くの愛飲家を虜にしている「酒」もまた、日本食の代表格の一つ。ワインやビールの文化が根付くここ欧州で、美食家たちの舌を唸らせる極上の日本酒と日本料理の魅力を余すところなく紹介するイベントが去る3月12日、ドイツのデュッセルドルフで開かれた。

JFC主催の日本応援イベント

料理今回のイベントを主催したのは、欧州のレストランや食料品店などを対象に日本食品の卸業を営むJFC EUROPEグループ。同社は3~4月に掛けて、東日本大震災から1年という節目を機に、日本食のさらなる普及・浸透を通して日本を応援する取り組みを欧州全土で展開している。その一環として、同社が特に販売促進に力を注ぐ地酒と日本食との相性の良さを日欧の人々に実感してもらおうと企画されたのが、この夕食会だ。招待客は、JFCと日頃取引のあるレストランのオーナーを始め、利き酒師、ソムリエ、ホテルのオーナーシェフなど業界通ばかり。日本料理レストラン「NAGAYA」を会場に、同社を通して欧州展開を図る5つの酒蔵が厳選する日本酒を、蔵元直々の説明を聞きながら、長屋佳澄シェフが腕によりを掛けて作る料理の数々とともに味わうという至極贅沢な会となった。

レストラン NAGAYA
ドイツで日本料理レストランとして唯一ミシュランの星を持つ長屋シェフ。「日本応援」というイベントの趣旨に賛同し、企画段階から参画。参加者に、多種多様な日本酒に合う10品以上のコース料理を提供した。
www.nagaya.de

参加酒蔵と紹介された日本酒

中島醸造(岐阜県)
小左衛門 特別純米 美山錦「小左衛門 特別純米 美山錦」
「始禄 ゆず酒 純米酒」

清らかな水と上質な米を基に醸される「小左衛門」は、全員30代という若き作り手たちの情熱がたっぷり込められた酒。食事のひとときを楽しく盛り上げる名脇役だ。芳醇なゆずの香り漂う「始禄 ゆず酒」は食前・食後酒に最適。
www.kozaemon.jp


秋田清酒(秋田県)
やまとしずく 山廃純米酒「やまとしずく 純米吟醸」
「やまとしずく 山廃純米酒」

秋田県南部の雪深い土地で、1865年の創業当初から伊藤家が代々伝統を受け継いできた酒蔵。「やまとしずく」は、料理の味を邪魔せず引き立てる、香り控えめのやさしい味。この酒造では地産地消を目指し、地元産の原料のみを使用している。
www.igeta.jp


新藤酒造(山形県)
やまとしずく 山廃純米酒「裏・雅山流 楓華 純米生詰め」

世界最大のワイン・コンテスト、国際ワインチャレンジ(IWC)の吟醸酒部門で金賞トロフィーを受賞した経歴を持つ雅山流。軽やかで芳醇な香りの酒は、常に変化を求め、自由な発想で酒造りに挑み続ける酒造の勢いと活力を感じさせる。
www.kurouzaemon.com

月山酒造(山形県)
「銀嶺月山 月山の雪 純米吟醸」「銀嶺月山 ささら月 純米酒」
「銀嶺月山 月山の雪 純米吟醸」

蔵人以下、米から麹、酵母まで、徹底して山形産という、「顔の見える原料」にこだわる酒造。日本名水百選に選ばれている出羽月山の雪解け水と最高級の酒造好適米「出羽の里」が、自然の厳しさを内包する凛とした香りの酒を生む。
www.gassan-sake.co.jp


三和酒造(静岡県)
臥龍梅 純米吟醸 山田錦「臥龍梅 純米吟醸 山田錦」
「臥龍梅 純米吟醸 五百万石」

おいしい酒を新しいコンセプトの下で造るべく現社長が編み出したのが、全品種の醸造工程を統一し、米の品種だけ変える手法。醸造には一切手を抜かず、醸造後は余計な手を掛けない酒は、米の個性が最大限に生かされた純粋な味わい。
www.garyubai.com


*上記の地酒は、欧州各地の日本食レストランでお召し上がりいただけます。
レストランにお問い合わせの上、ぜひ最高の地酒をお楽しみください。

体験記 元気な日本食を欧州へ

JFC EUROPEの清松社長
夕食会の冒頭で挨拶する
JFC EUROPEの清松社長

「この甘みはどこから来るのですか?」「Sake Meter(日本酒度)とは何のことですか?」
── 各料理に合わせて注がれる日本酒を試飲する参加者の表情は、真剣そのもの。会場は、それぞれの酒を吟味し、特徴を知り尽くした上で納得のいくものを消費者へ届けたいと願うプロたちによる、れっきとしたビジネスの場だった。  

東日本大震災発生後、日本から欧州への 食品輸出は一時期、困難を極めたという。しかし、あれから1年が経ち、当地の日本食産業は着実に再興隆の兆しを見せている。そこで今一度、欧州で日本食文化を盛り上げることで日本の復興を応援しようと立ち上がったJFCと、その熱意に賛同した人々により実現した今回の地酒試飲とディナーの会。その盛況ぶりは、日本食のパワーと健在ぶりを肌で感じさせてくれた。  

試飲中
真剣な表情で試飲をする参加者たち

仕込みのため来独が叶わなかった新藤酒造を除く4つの蔵元による紹介が、酒の味に説得力を持たせる。「キレのあるシャープなタイプのお酒」と言われれば米の力強さが感じられ、「さらっと飲める軽い口当たりのお酒」と聞けば、口に含んだ瞬間に爽やかな香りが広がり、すっと喉を通る感触が心地良い。そして何より、蔵人が発する一言一言から造り手の息遣いが伝わり、「このお酒には蔵人の魂が宿っている」と実感するのだ。「手造り」の地酒だからこそ味わえる温もりとも言えるだろうか。  

そして、酒の味をより豊かにしてくれたのが長屋佳澄シェフによる絶品の料理。魚介や肉、その他和洋の多彩な食材を使った品々は、目と舌で楽しむ日本料理の醍醐味を最大限に生かした芸術品でありながら、日本酒の存在を隅に追いやることなく、互いに引き立て合う。遠くはドバイ、そして欧州各地から集まった参加者たちは、各料理と酒の相性だけでなく、冷酒と熱燗、ぬる燗の差異や、米の品種の違いが酒の味に与える影響など、日本食、日本酒の奥深さと可能性を自らの舌で感じ取っていた。  

牛フィレ
長屋シェフが提供した絶品料理。
フランス産シャロレー牛フィレ

イベントを主催したJFCの清松直之社長は、「(日本を応援する活動は)1人や1社ではなかなか困難ですが、皆の力を合わせればできると思っています」と語る。徹底した品質管理の下、良好な状態で高品質な食品を日本から欧州へ卸している同社は、今回の取り組みを機に、欧州でより一層の日本食文化の浸透を図りたい意向だ。それが日本の元気につながれば……。日本食伝道師たちの飽くなき挑戦は続く。

(編集部:林 康子)

日本食で日本を応援!
JFCでは現在、食品販売の収益の一部を被災地の支援活動団体へ寄付する取り組みを展開中。お近くの日系・アジア系食料品店で日本食品をお買い上げの際は、以下のシール及び店頭ポスターにご注目!おいしい日本の味に触れて、皆で一緒に日本を応援しましょう!

 

誕生から15周年を迎えたRMK

誕生から15周年を迎えたRMK

女性たちの健康的な美しさを強調する、自然なつや肌やプルンとしたみずみずしいリップ。今でこそ主流となったそんなメイクが日本で定着するまでに、思いのほか長い年月がかかったことを知る人は少ない。1997年、当時はまだ一般的でなかったリクイドファンデの日常使いを提唱し、この上なくフレッシュな新風を日本の化粧品業界に吹き込んだRMK。今回は、今年で誕生15周年を迎えたRMKが、常にトップを走り続けるその秘密にフォーカスする。ブランド誕生秘話からコンセプト、ベストセラー商品まで、余すことなくご紹介しよう。(執筆 : Shoko Rudquist)

ブランド誕生から15年、変わることなく、未来へと続くヴィジョン

メイクでハッピーに

1980年代、マットなパウダーファンデで顔色を「塗りつぶす」メイクがまだ日本で定番だったころのことだ。単身、米ニューヨークに降り立ち、時代の潮流を肌で感じながらトップ・メイクアップ・アーティストとして活躍していたRUMIKOさんには、日本への一時帰国の度に疑問に感じていたことがあった。それは、当時の日本人女性たちのメイクだ。世界でも有数の美しい肌を誇る女性たちが、せっかくの肌つやを、メイクで塗り込めて消してしまっている──。業界で数人しかその栄誉に浴することのない伊・米「ヴォーグ」誌のカバーを担当し、世界最高峰の「美」を具現化していた彼女にとって、個性を打ち消すメイクに意義は見出せなかった。日本の女性に、自分たちの魅力を知りメイクを楽しんでもらいたい、そしてハッピーになってもらいたい。彼女の中で、そんな思いが募っていく。  

そして97年、思いが結晶する。彼女が立ち上げた新ブランドRMKは、後にベストセラー商品となる「メイクアップベース」と「リクイドファンデーション」を中心に据えた商品展開で、それまで主流だったパウダーファンデでは到達し得なかった、透明感にあふれるナチュラル・メイクを表現してみせる。日本の女性が、自分たちの魅力を輝かせ始めた、第一歩だった。

一歩も引かないこだわり

そんなRMKが、誕生以来15年という長い年月、業界のトップを走り続け、今なお多くのユーザーに支持されるのは、「研究者泣かせ」との異名を持つRUMIKOさんの、妥協を許さない姿勢があるからにほかならない。色、香り、テクスチャーにこだわった商品開発はもちろんのこと、パッケージから店頭デザインにまでこだわり抜き、納得できなければ発表しない。求めるべき仕上がりが計算し尽くされ、そこに簡単に到達できるように、アイシャドウ・パレットの全色に形状の違うパールが配合されているのも、化粧水の使用感に応じて香りが違うのも、RMKならではのきめ細やかな心遣いの賜物だろう。使う人が手に取ったとき、そして使ったとき、ふわりとハッピーになれるように。すべてはそこから出発している。  

RMKのスキンケア製品からふとした瞬間に立ち上る香りが本当にさりげないのも、同じ発想から。人工的な強い香りは、人を心地良くさせない。特にスキンケアは、一日をポジティブにスタートし、素の自分に戻って終わるための大切なリチュアルだ。だから、RMKの製品は天然の素材を用いて作られる。体に良いものは肌にも良い。開発に関わる困難に負けることなく、当たり前のことを当たり前と言い切る潔さに、共感する人も多いだろう。

毎日をポジティブに生きる

「メイクで人生は変えられない」。RU MIKOさんがよく口にする一言だ。欠点を覆い隠して違う自分になるのでは、せっかく持って生まれた美しさが損なわれてしまうばかりか、自信さえもが塗りつぶされてしまう。そうではなく、それぞれが備える魅力を引き出し、引き立てる。そうしてありのままの自分を輝かせることができれば、誰だってポジティブに毎日を生きられるはずだ。  

そんな風にポジティブに生きることをブランドの芯とするRMKでは、昨年3月11日に日本を襲った東日本大震災の直後から、被災者の支援を行っている。目を覆いたくなるような悲惨な光景を前に、一人の人間として何が行えるかを考え、化粧品メーカーとしてできることを続けている。少しでも多くの人にポジティブになってもらいたいという普段のスタンスとは、特に何も変わらない。ただ、RMKがこれまで大切にしてきた「人を幸せにしたい」という思いは、震災後さらに強くなったそうだ。  

前を向いて、たくましく。でも、女の子でいることを決して忘れない。すべては、女性がハッピーでいるために。それが、ブランド誕生から15年、そしてこれからもずっと、RMKが目指すただ一つのヴィジョンなのかもしれない。

RUMIKORUMIKO
1980年、単身NYへ。NY大学で英語を学ぶ。82年からメイクアップ・アーティストとしてNYで活動開始。「アメリカン・ヴォーグ」を始め、世界各国のファッション誌で活躍する。97年には自身のコスメ・ブランド「RMK」を設立。現在もアーティストとして世界各国を飛び回る一方、RMKのクリエイティブ・ディレクターとして新製品開発などにも携わる多忙な日々を送っている。2012年3月現在、日本国内に102店舗、世界7カ国に47店舗を展開中。
RUMIKO からのメッセージ
RMKを立ち上げて、今年で15年。
皆様のお力を借りて、RMKはまた一つ節目の年を迎えました。
たくさんのご支援に、心からお礼を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございます。

10周年の区切りを経て15年目へ、この5年はとても早かったような気がします。
楽しい出来事もあったけれど、世界的な情勢不安や震災もあって、
色々な意味で「化粧品」がくれる力を考えるときでもありました。
元気を届けるために、ハッピーになれるように、RMKらしい商品を作りたいと。
それがRMKの使命だと。  

キレイになりたいという気持ちはポジティブな自分を作り出すもの。
そんな女性の想いを叶えるために、これからも揺るがないこだわりを持って、
RMKらしい、ユニークで楽しい製品を作っていきたいと思っています。

山添 将RMK専属メイクアップ・アーティスト
山添 将


RMKのチーフアーティストとして、RMK AOYAMA店を中心に関東圏で活躍中。女性らしいイメージのメイクを得意とし、会話の中からその人の好きな雰囲気を察知してメイクを提案。
チークのテクニックは定評がある。

山添 将アーティストが語るRMK

日本国内102店舗、国外47店舗を展開する規模とは裏腹に、たった20人という精鋭のみで形成されるRMKのアーティスト・チーム。各人が忙しく飛び回り、RMKの魅力をユーザーに伝えている。今回は、中でもブランド創立当初から活躍する、山添アーティストにお話を伺った。  

「RMKのメイクアップは、欠点を隠すのではなく、良いところを強調します。変身するのではなく、バージョン・アップですね(笑)」。人懐っこく笑いながらそう話してくださったのは、山添アーティストだ。ブランドの軸とも言える教育部門に力を注ぐ氏は、チームの一員として長年過ごしながら、いまだに襟を正す気持ちになることがよくあるという。そうした気持ちにさせるのは、RUMIKOさんの揺るぎないヴィジョンと、心遣い。ブランドを率いる者として一切の妥協を許さない貫徹した姿勢は、見ている側の切磋琢磨を自ずと促すパワーに満ちているという。しかし一転、彼女の自宅に招かれれば、こちらが恐縮してしまうほどの心からのもてなしが待っているのだとか。こだわりと、心遣い。チームのメンバーでさえ驚くほどの、ユーザーの使い勝手を第一に考えた凝った商品開発のあり方は、間違いなくその2つの要素から生み出されていると、柔らかな物腰で、しかし明朗に語ってくれた。  

そんな氏にメイクのアドバイスを伺うと、「とにかくベースを丁寧に塗ること!」。ベースがきちんとなじんでいれば、ファンデはほんの少しでいいそう。隠すのでなく、生かす。やはりRMKの基本はそこにあるようだ。


15周年を迎えたRMKの商品

ときの流れさえしのぐ、「完璧な」透明感
ベース・メイクアップ

こだわり抜かれたものは、変えようがない。完璧だから、変える必要がない──。 RMKには、ブランド誕生以来15年間、一度もリニューアルしたことのない商品がある。それは、RMKの真髄とも呼べる「リクイドファンデーション」と「メイクアップベース」の2品だ。

ベースメイクアップ
左)RMK メイクアップベース 30ml £22
右)RMK リクイドファンデーション 30ml £27

シーズンごとに新製品が発表される化粧品業界の中にあり、15年間リニューアルなしという特異なスタンスで異彩を放つこの2品は、RMKから最初に発表された、自信と確信に満ちた商品でもある。メイクアップベースは、限りなく乳液に近いなめらか な感触を追求。水分、油分、粉体の比率が鍵となるリクイドファンデーションは、3要素の黄金バランスを探り、確立することに成功した。両製品の製造過程がこの度特許を獲得したことからも、確かな技術に裏付けされた、真摯な開発姿勢が見て取れる。  

70%が水分で占められるメイクアップベースは、みずみずしい感触。とろりとしたテクスチャーで、肌にのせると一切の抵抗感なくなめらかに伸びていく。十分になじませると、まるで透明の薄い膜に覆われたかのように肌理が整い、ふっくらとつややかに満たされるのが分かるはずだ。

リクイドファンデーションも60%が水分。油分は、肌にのせた途端に蒸発する性質のものを配合しているため、べたつきを残さずに潤いは保ったまま肌に密着する。ベースで均一に整えた肌にのせればスルスルと伸びていき、ピタリと定着、ピンとしたハリを実感させる。自分の肌がうっすらと透けるソフトでナチュラルな仕上がりは、それでいて新鮮な果実のようにみずみずしい透明感をたたえ、素顔よりも格段に輝いて見える。  

15年間ベストセラーであり続ける秘密。それは、計算し尽くされ、ときの流れさえしのぐこの「完璧な」透明感にほかならない。

-----

ベースメイクの映えるクリアな肌へと導く
ライフスタイル別クレンジング

手早く、すっきりと洗い上げる
RMK クレンジングオイル(S)
175ml £29

RMK クレンジングオイル濡れた手でも使えるクレンジングオイルは、潤いを守りつつ、マスカラから皮脂汚れまで素早く落とす頼りになる処方。べとつかないさらさらのテクスチャーと、ミントとダマスクローズが香るさわやかな使い心地で、一日の疲れも一緒にさっぱりと洗い流してくれる。Tゾーンがてかりやすい、毛穴が詰まりやすい、といった悩みを抱えるオイリー肌に。

配合成分: オレンジオイル(キメ整肌成分)、キャロットオイル(角質柔軟成分)、キョウニンオイル(潤い成分)、アーモンドオイル(潤い成分)

なめらかな感触でやさしくケア
RMK クレンジングミルク(C)
175ml £29

RMK クレンジングミルクプルンと弾むヨーグルトのようななめらかなテクスチャーで、肌の潤いをしっかりと守りながらメイクや皮脂汚れ、角質まで取り除くクレンジングミルク。くすみを防いで肌本来の明るさと透明感を引き出してくれる。ふんわり広がるのは、甘酸っぱいハニーレモンの香り。クレンジング力が強めの製品を使うと肌が荒れてしまうという方や、軽いメイクのときに最適。

配合成分:ミルク由来成分(潤い成分)、はちみつ(潤い成分)、ヨーグルト由来成分(潤い成分)、シークワーサーエキス(潤い成分)、レモンエキス(キメ整肌成分)、キャロットエキス(角質柔軟成分)


RMK クレンジングバームローズの香りに包まれてゆったりと
RMK クレンジングバーム(M)100g £29

肌にのせた途端、固形のバームがするすると融けてオイル状に変わる、ユニークなクレンジング。香りの成分としてだけ配合された贅沢な天然ダマスクローズの香りに包まれる優雅な使い心地で、しっかりメイクもきちんと落とす高いクレンジング力と、肌が喜ぶたっぷりの潤いを両立した。液垂れしないので、旅行時にも重宝しそう。

-----

ひとはけで、ふわりとハッピーに
RMK 15th アニバーサリー・チークパレット

RMKでは、ブランド誕生15周年を記念して、限定チークパレットを発表。ニューヨークで活躍するデザイナー、田辺ヒロシ氏による妖精のイラストが愛らしいこのチークパレットは、RMKが掲げる「メイクでハッピーに」というコンセプトを最もシンプルに形にした商品だ。

RMK 15th アニバーサリー・チークパレット
RMK 15th アニバーサリー・チークパレット 
全2色 £32 
左)♯01 ピンクコーラル  
右)♯02 ブラウンベージュ

頬を上気させて幸せそうに輝く女の子は、見ている人さえ幸せにさせるはず。そんなRMKの思いを体現する、15周年に相応しい商品が、今回限定で発売されるチークパレットだ。  

愛らしい妖精が舞うイラストが描かれたコンパクトを開ければ、チーク自体にも花のドレスをまとった妖精が型押しされている。花びらの色は一枚ずつ違うばかりでなく、マット、パール、偏光パールと、質感も様々。ブラシでさっと混ぜ合わせて頬にのせれば、一瞬で内側から上気したような血色が生まれ、絶妙に配合されたパールの効果で生き生きと輝き出す。この「一瞬で」というのもポイントだ。全商品を通じて使用に際して難しいテクニックが必要ないのも、RMKの特徴の一つだから。難しいことを考えるのは、開発する側だけでいい。女性たちには、手間をかけることなく簡単に美しく、ハッピーになってもらいたい。RMKの製品には、そんな心意気が反映されている。  

ちなみに、花の妖精の面影は、2、3度使ったら消えてしまう。後に残るのはおおらかに咲く一輪の花。可憐な妖精は、いずれたおやかな花となるのだ。  

ふんわりと上気したように頬を染めるピンクコーラルと、ナチュラルでシークに色づくブラウンベージュの2タイプ。

-----

さらに先の透明感を手に入れる
デリシャス・ブライトニング

RMK スキンチューナー
ブライトニング ライト / モイスト
150ml £32

RMK スキンチューナー 天然素材のパワフルな力をたっぷり取り入れたブライトニング薬用保湿液。オレンジエキスやラズベリーエキスなどの濃厚な潤い成分が肌にじっくり浸透するとともに、メラニン生成の元凶に直接作用し、シミを防いで明るい肌へと導く。ライトタイプはビターオレンジがさわやかに香るさっぱりとしたテクスチャー。とろみのあるモイストタイプはすっきりしたラズベリーの香り。しっとり潤った、この上なくふくよかな肌へ。

配合成分: オレンジオイル(キメ整肌成分)、キャロットオイル(角質柔軟成分)、キョウニンオイル(潤い成分)、アーモンドオイル(潤い成分)

メイクのエキスパートだからこそできる
仕上がり

UVフェイスプロテクター

RMK UVフェイスプロテクター 
35ml £23

RMK UVフェイスプロテクター 日焼け止めにありがちな閉塞感を全く感じさせない、さっぱりとしたみずみずしい使用感。アロエ、キュウリ、カモミール、ビワの葉など、つける度に潤いを感じるスキンケア成分を贅沢に配合しつつ、日常紫外線を強力にカットするSPF43 PA+++*を実現。むらなく透明になじんで白くならないから、メイクの邪魔になることもない。メイクアップのエキスパートRMKが自信を持って贈る、スキンケア感覚の日焼け止め。

*薬事既定により、英国ではSPF30以上50以下は「SPF30」と表記される。また、PA基準も定められていないため、PA+++は「UVA High Protection」と表される。

配合成分: アロエエキス(潤い成分)、キュウリエキス(潤い・引き締め成分)、カモミールエキス(潤い成分)、ビワ葉エキス(潤い成分)、ルイボスエキス(潤い成分)


RMK15周年祭 専属アーティストによるスペシャルイベント
この度RMKが15周年を迎えたのを記念して、RMK Selfridges Oxford Street店では、日本からRMK専属メイクアップ・アーティストの小林徹を迎え、下記の日程にてメイクアップ・イベントを開催。新色を使用したメイクアップHow-toのアドバイスを行います。ぜひ、この機会にお立ち寄り下さい。
日時 2012年3月30日(金)〜3月31日(土)
場所 Selfridges Oxford Street店
メイクアップ・
レッスン
約1時間・要予約
予約費 £20(予約費の£20は当日のご購入商品価格に
充当することができます)
TEL 020 7318 3809 (Selfridges Oxford Street店)
イベント前日までのお問い合わせ先: 020 3585 5038(日本語)
イベント期間中、£60以上ご購入のお客様には素敵なギフトをご用意。

*イベント中のお問い合せ先はSelfridges Oxford Street店店頭となっています。日本語を話すスタッフがおりますので、お手数ですが、お電話ではRMKの「Japanese Staff」を指定していただくようお願いいたします。
小林 徹 RMK専属メイクアップ・アーティスト
小林 徹

国内百貨店でのイベントやメイクアップ・レッスンから、海外でのイベント・雑誌など、幅広く活動中。RMKらしいナチュラルなメイクが得意。美しく仕上げるアイブロウ、劇的に変化するマスカラが体験できる。
 

葉加瀬太郎さんインタビュー【東日本大震災1周年企画 2 part2】

在英邦人にとってのチャリティー 東日本大震災1周年企画2 Part2 - 葉加瀬太郎さんインタビューTaro Hakase

2011年3月11日以降、日本の国内外で多くの著名人が
東日本大震災の被災者支援のため、立ち上がった。
チャリティーという概念が欧州ほどには浸透していなかった日本において、
歌手や俳優、タレントなど、常日頃から人々の関心を集める著名人が前面に出ることにより、
多くの収益が生み出され、こうした動きは今もなお、活発に続いている。
東日本大震災1周年企画、インタビュー・シリーズの第2回。
今回は2回にわたり、欧州の地から音楽というツールを使って
被災地支援のため、粉骨砕身するアーティスト2人に焦点を当てる。

Taro Hakase
1968年1月23日大阪府生まれ。90年、東京藝術大学在学時にKRYZLER & KOMPANYのヴァイオリニストとしてデビュー。96年に解散後はソロで活躍。同年10月、セリーヌ・ディオンのワールド・ツアーに参加し、世界的知名度を得る。2002年には「アーティスト自身が自由に創作できるレーベル」、HATSを設立。以降はプロデューサーとしても活動するほか、画家としての顔も持つ。現在は日本と英国に拠点を置き、多彩な活動を行っている。11年8月には、これまでの音楽活動の集大成となるベスト・アルバム「THE BEST OF TARO HAKASE」を発売。第26回日本ゴールドディスク大賞インストゥルメンタル・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した。

東日本大震災発生直後、葉加瀬さんは5日間で計7回のチャリティー・コンサートを開催されました。その行動のあまりの早さに驚かされましたが、葉加瀬さんは以前から、チャリティー活動に関心があったのですか。

これまでも音楽や絵画を通じてチャリティー活動をさせていただいたことは何度もありますが、ここまで自分自身が動いたのは今回が初めてです。

震災発生後はロンドンの在英邦人の中にも非常に緊迫した空気が流れていた時期がありました。「こんなときに音楽を聴いていていいのか」と疑問に思いながら葉加瀬さんのコンサートに行き、心が一気にほぐれたと言う方がいて非常に印象的でした。

音楽家として何ができるかを考えたとき、音楽で人々の気持ちを一つにするしかない、と考えたまでです。音楽の力は、無限大だと感じています。昨年の3月11日以降、ロンドンにいる人たちが皆、日本のために何かしたいと思っていたはずです。僕がチャリティー・コンサートをすることで、そう思っている人たちの力を1カ所に集め、ともにつらい気持ちを分かち合い、励まし合い、日本の為に今、それぞれが何をできるのかを考える時間になればいいと思いました。

コンサートには娘さんの向日葵(ひまり)さんもヴァイオリン演奏で参加されたとうかがいました。これは向日葵さんのご希望だったのですか。

震災直後のコンサートは、娘が喜んで参加すると言ってくれたので実現しましたが、もともとは僕と家内の意向でした。チャリティー活動の意味を体で理解し、実践してほしいと思ったからです。震災の後、僕が日本に帰ってからも、娘はほかの演奏家たちと色々なチャリティー・コンサートを続けてくれました。

チャリティー・コンサートということで通常のコンサートとは異なる曲目を選ぶといったことはありますか。

特にはありません。昨年は準備期間がなかったので、手元にある譜面をかき集めて、ほぼ、ぶっつけ本番です(笑)。今年は、ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック(英国王立音楽院)の学生ストリングスと一緒に僕のレパートリーを演奏したり、ヴァイオリニストの小野明子さん、僕と一緒にずっと演奏してくれているピアニストのマチェック・ヤナス君、ソプラノ歌手のせいあ Leeさんとのコラボを行うなど、活動に賛同してくれるアーティストと共演することにしました。ゲストのレパートリーに僕が参加するなど、盛りだくさんなコンサートになると思います。今回(3月11日カドガン・ホールで開催)は、僕のオリジナル曲とクラシックの小品ばかりです。クラシックのソナタなどは、通常のコンサートのときに改めてじっくり聴いていただければと思います。

葉加瀬さんのチャリティー・コンサート

音楽家や俳優などの方たちの中には、被災者救援において表立った活動をすることで、宣伝目的のような意味合いに受け取られる危険性を感じ、慎重な姿勢を示している人もいるようですが、葉加瀬さんにこうしたためらいはありませんでしたか。

震災直後は、そうしたことを考える時間さえありませんでした。今思えば、多くの音楽家や俳優、歌手、アイドルたちが率先してチャリティー活動を行ったことが、多くの一般の方々がチャリティー活動に参加するきっかけにもなり、日本の復興を支える原動力の一つになっている気がします。

震災以降、日英で様々な活動をされたとうかがっています。どのような活動をされたのか、具体的に教えてください。

震災直後の日本でのコンサート・ツアーでは、向日葵の種を配って夏には日本中に向日葵を咲かせ、日本を元気にしよう! という趣旨のキャンペーンや、「SMILE for YOU」という、日本中の笑顔の写真をウェブサイトで掲載したりコンサートのステージで映像を流したりするキャンペーン、また、避難所に向けてのライブイマージュ*の生中継や、被災地にピアノを贈る為のチャリティー・コンサート、被災地の子供たちの無料サマー・キャンプでの演奏など、僕にできる限りのことはやりましたし、これからもやっていこうと思っています。

震災発生から一年が経とうとしています。今後の被災地支援に関する葉加瀬さんの考えをお聞かせいただけますか。

まずは決して、あのときの衝撃、つらさ、悲しさ、悔しさを忘れないようにしていきたいと思います。そして、あのとき感じた気持ちを伝えていきたいです。またようやく復興しつつある被災地で、劇場の環境が整ったところから順に回って演奏していきたいと考えています。仮設住宅にお住まいの方々、被災者の方々をたくさんご招待して、気持ちの安らぐ時間を共有できればと思います。

*葉加瀬氏が毎年行っているヒーリング系のオムニバス・コンサート

 

フジコ・ヘミングさんインタビュー【東日本大震災1周年企画 2 part1】

在英邦人にとってのチャリティー 東日本大震災1周年企画2 - フジコ・ヘミングさんインタビューフジコ・ヘミング

2011年3月11日以降、日本の国内外で多くの著名人が
東日本大震災の被災者支援のため、立ち上がった。
チャリティーという概念が欧州ほどには浸透していなかった日本において、
歌手や俳優、タレントなど、常日頃から人々の関心を集める著名人が前面に出ることにより、
多くの収益が生み出され、こうした動きは今もなお、活発に続いている。
東日本大震災1周年企画、インタビュー・シリーズの第2回。
今回は2回にわたり、欧州の地から音楽というツールを使って
被災地支援のため、粉骨砕身するアーティスト2人に焦点を当てる。

Ingrid Fuzjko Hemming
ベルリンで生まれる。5歳で日本に帰国。16歳のとき、中耳炎により右耳の聴覚を失うが、東京音楽学校(現東京藝術大学)に進み、在学中より多数のコンサートで入賞する。30歳でベルリン音楽大学(現ベルリン芸術大学)に留学。卒業後、世界的指揮者、レナード・バーンスタインに実力を認められ、リサイタルが決定するものの、直前に風邪をこじらせ、左耳の聴覚も失う。その後は演奏活動を一時休止して療養生活を送るが(現在、左耳は40%ほど回復)、1999年、日本のテレビ・ドキュメンタリー番組をきっかけに注目を集め、以降、世界各地でリサイタル活動や一流オーケストラとの共演を行うなど多忙な日々を送っている。

昨年の3月11日、フジコさんはどちらにいらっしゃったのでしょうか。

パリにいて、フランス・テレビジオンの放送で知りました。海の方から津波が押し寄せる映像が何度も繰り返し流れていました。一日中、日本の津波のニュースばかりと言っても過言ではないくらいでした。

フジコさんは以前から米同時多発テロの被害者やアフガニスタン難民のための支援活動など様々なチャリティー活動をされていますが、こうした活動に携わるきっかけは何だったのでしょう。

クリスチャンとして、人間はそのためにこの世に生きていると子供のときから教えを受け、やれるだけのことはやろうと頑張っています。特に虐げられた子供や動物のためにはできるだけのことをしたいし、他の方々にも、心だけでなく行動を取ってもらいたいです。愛とは行動をすることです。

東日本大震災発生後、どのような経緯で被災地支援のためのチャリティー活動を決意されたのでしょうか。

3月11日の前に、既に山形県の動物チャリティー公演を行うことが決まっていましたし、共演するはずだったスペインやドイツなどのアーティストが出演をキャンセルしたので、私のソロに切り替えました。私一人でコンサートを引き受けたので、寄付のことはすぐに一人で決めることもできました。

震災後には、米国7都市を回るツアーを敢行されたとうかがいました。

アメリカではほとんど毎年コンサートを行っています。今回はちょっとしたゴタゴタがエージェントとの間にありましたが、100万円くらい東日本大震災のために寄付できました。

各都市での反応はいかがでしたか。

殊にニューヨークはすごい盛り上がりでうれしかったです。暗くて良くは見えませんでしたが、日本人の観客が多かったと思います。アメリカには日本人が多いので仕方ありませんね。「日本人ばかりの集まりと知れば、アメリカ人はちょっと遠のくのでは?」とも思いますが。

日本ではどちらの地域に行かれましたか。

新潟、神戸、松山、香川、京都、山形、福岡、名古屋、東京、横浜です。原発のある福島の駅を汽車で通りましたが、その辺りは瓦一つ崩れていませんでした。もっとも、5月半ばまではドイツやパリ、ルーマニアで演奏していたので、日本を訪れたのはその後のことだったのですが。

フジコ・ヘミング

フジコさんは以前から動物愛護の活動に従事されていらっしゃいますが、東日本大震災のチャリティー活動においても、動物愛護団体への寄付など、独自の方針をお持ちですね。

パリから何度も仙台の友人に電話しましたが、1週間経っても通じませんでした。彼女と時々助け舟を出している東北の動物シェルターが心配でしたが、結局2、3匹の猫や犬が津波で死んだそうです。その後、60匹以上の置き去りにされた犬や猫を、動物団体が東京に連れてきていると知らされ、寄付しています。

今回の震災で被災した動物たちの姿を実際にご覧になったことはありますか。

神戸の地震のときには、英国人のエリザベート・オリバーさんが助けたたくさんの動物を神戸のシェルターで見ましたが、今回は見ている暇もありませんでした。私の(東京都)世田谷の自宅には、津波でなくても見捨てられた猫たち30匹くらいがいつも避難しています。私は人間たちの心無さにいつも胸を痛めています。

音楽という手段を使い、被災した動物に寄付するという、フジコさんならではのチャリティー活動の形をどのように捉えられていますか。

幸運なことに私の人気はまだ下っておらず、たくさんの人々が安くはない入場料にもかかわらず来てくださっています。私自身はそれをそっくりそのまま寄付しても何もマイナスにはなりませんが、団体が正直にそれを困っている人々のために使うかどうかがちょっと心配。動物のために運動している人はまず大丈夫。動物に尽くしても何も戻ってきませんから。

今後のチャリティー活動のご予定をお聞かせください。

ルーマニア、リトアニア、北ドイツなどのコンサートでもらう礼金は、毎回当地の動物団体にあげてきてしまいます。北ドイツには「フジコ・ヘミング動物愛護団体」を設立したドイツ人もいます。女優の黒柳徹子さんを通して、ユニセフへの寄付も継続して行っています。彼女からの手紙が今週届きましたが、アフリカの子供の死亡率がぐんと減ったという喜びの知らせです。寄付金のおかげだと。

3月21日、BBC Radio 3のクラシック音楽番組「In Tune」に16時30分ごろから生出演予定

 

マーラ・ヤマウチ選手インタビュー【東日本大震災1周年企画 1】

在英邦人にとってのチャリティー 東日本大震災1周年企画1 - マーラ・ヤマウチ選手インタビュー「寄付を依頼された人と気持ちを一緒に盛り上げることが大事」マーラ・ヤマウチ選手

3月11日、東日本大震災の発生から1周年を迎える。
この1年間、ここ英国でも、在英邦人や英国人たちによる
東日本大震災の被災者に向けての様々なチャリティー活動が行われてきた。
震災の発生後、生まれて初めてチャリティー活動に携わったという人も少なくなかったはずだ。
これからの1年は、母国から遠く離れた地で暮らす私たちが、
日々の生活と折り合いをつけながら長期的な被災地支援を行うための一つの方法として、
チャリティー活動について思いを致す機会がもっと増えていくだろう。
異国に住む私たちができることを改めて考え直すため、
昨年にチャリティー活動に従事した著名人の方々へインタビューするシリーズの第1回。
まずは日本での長期在住経験を持つ女子マラソンのマーラ・ヤマウチさんに話を聞いた。

Mara Yamauchi
1973年8月13日生まれ、イングランド中部オックスフォード出身。8歳までケニヤの首都ナイロビで生活を送る。オックスフォード大学セント・アンズ・カレッジ政治経済学部卒、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス大学政治経済学修士課程修了。96年に外務省に入省。98年〜2002年まで日本に赴任。06年より休職し、競技活動を本格化させる。08年の北京五輪では6位入賞。夫であり、コーチでもある山内成俊氏とは日本駐在時に出会った。東日本大震災の発生後には、チャリティー・ウェブサイト「Run for Japan」の広報大使を務めた。
公式ウェブサイト(http://marayamauchi.blogzine.jp

公衆電話へと向かったけれど、半日くらい、
日本の知人たち とは連絡が取れませんでした。

ロンドン五輪への出場を視野に入れて、昨年の2月に、これまで夫婦で5年を過ごした東京を離れることになりました。私は主人より一足先にロンドンへと移動。3月1日からはロンドン西部の新居に移り、10日まで一人で生活していました。

主人は、10日の夕方にヒースロー空港に到着。その翌朝の6時半ごろに、私の母から携帯に電話がありました。早朝の電話なんてよっぽど緊急の用件なのだろうと思いながら話を聞くと、日本で大地震が起きた、という知らせ。自宅にあるテレビのスイッチをつけてみると、地震や津波の被害を映し出した映像が流れていて、大変驚きました。

まだロンドンに着いたばかりだった主人も、自分の両親や弟の家族、親戚、友人などのことをとても心配していて。彼の両親へ電話しようにも、引っ越したばかりの我々の自宅にはまだ電話を引いていない状態。携帯から国際電話をかけるには限界があるので、公衆電話へと向かいました。でも、なかなか日本の人たちとの連絡が取れない。半日くらい経ってからようやく電話がつながって、親戚一同の無事を確認しました。

「英国から何かできることはあるだろうか」と考えては、
無力感に苛まれていました。

Mara Yamauchi震災発生から3日後に、アテネと北京五輪に出場した女子マラソンのリズ・イェリング選手のご主人から電話がありました。彼自身も陸上選手であることから、自分たちの知り合いやそのほかの陸上選手たちの力を集めて、日本の被災者のために何か支援できないか、という話になって。彼の方から、ウェブサイトを立ち上げ、世界中のランナーたちに呼び掛けて、自分たちの走った距離の分だけ寄付を募り、東北の人々に送ろうという提案が出てきました。そして、この企画のいわば広報大使を務めないかと打診されたのです。私としては、「日本で大変なことが起こっている中、英国で暮らす自分が何か具体的な支援を提供する方法などあるのだろうか」と考えては無力感に苛まれていたときだったので、喜んでこの役割を引き受けることに。震災が発生してから約2週間後にはこのウェブサイトが立ち上がり、私も広報大使としてのメッセージを書きました。主人がこのウェブサイト運営の手伝いに加えて、私が書いた日本語メッセージの表現などに関して、色々とアドバイスをくれたので感謝しています。

私は日本人が英国人に比べて
チャリティーに対する意識が低いとは思いません。

東日本大震災のような大きな自然災害が発生すると、英国ではチャリティー団体が新聞に広告を掲載するなどして、大々的に募金を呼び掛けますよね。震災発生から数週間にわたり被災地の被害や暮らしぶりが報道されていたので、その内容を目にした英国人の多くが衝撃を受け、支援活動を行ったのではないかと思います。

「日本人は英国人に比べてチャリティーに対する意識が低い」とする意見を時折耳にしますが、私はそうは思いません。日本では個人単位での寄付がかなり多いと聞いています。日本人が納める寄付金額は、決して少なくないのです。今回の東日本大震災に関しても、募金活動を行った日本人の方々はたくさんいらしたのではないでしょうか。

チャリティーの出発点には、
苦しんでいる人々がいるという事実は変わりません。

ただ英国の方が、チャリティー団体が主催するイベントがより盛んに行われている印象は確かにあります。この国では、もう何十年も前から行われている慣習ですよね。チャリティー・イベントというのは、つまるところ、誰かが何か特別な試練に挑むことと引き換えに、家族や友人に寄付を募るという仕組みです。何もすることなしに「寄付してください」とお願いしても、他人の気持ちってなかなか動かない。でも、寄付を募る人が何か大きな試練を背負うことによって、寄付を依頼された人との気持ちを一緒に盛り上げることができれば、募金活動も上手くいく。そのための試練の一形態として、「走る」という行為はチャリティー・イベント向きなのかもしれません。実際、毎年4月に開催されるロンドン・マラソンは、チャリティー・イベントとしては最大級ですよね。

過去十年間ぐらいでこうしたイベントの規模が拡大してきたのに伴い、英国では募金活動がしやすいような体制が整えられました。昔は寄付をお願いした人のところに出向き、金額を書いてもらった小切手を集めて回っていたのですが、この方法だと時間も手間も掛かります。しかし今では、ソーシャル・ネットワーク・サイトを使って募金を呼び掛け、送金もインターネットを使って容易に済ますことが可能になりました。またTシャツなど関連グッズの販売やパーティーの開催などを通じての募金活動など、様々な趣向を凝らした試みが実施されています。

ただ、これらの仕組みがどれだけ発達したとしても、それぞれのチャリティー活動の出発点には、悩んだり、苦しんだりしている人々と、彼らを支える人たちがいるという事実は変わりません。例えば数万人単位のランナーが参加するチャリティー・レースにおいても、やはり病気を抱える家族や友人を持つ人々が、より積極的に支援を提供してくれます。家族の一員が肺がんになったから、肺がん治療薬の研究を支援するチャリティーのために募金活動をしよう、というように。こうした出発点から多種多様なチャリティー活動が展開され、規模を拡大させてきたのだと思います。

広く知られていない難病の患者の支援が
相対的に小さくなるという状況もあり得ます。

チャリティー・イベントの運営に関しては、様々な課題があることも事実です。例えば、乳がん患者を助けるための募金活動の一環として、女性の下着をユニフォームにして走るイベントを手掛けるチャリティー団体がありますが、これを「ふざけているだけじゃないか」と誤解してしまう人も一部にはいるかもしれません。

また乳がんのようにその危険が広く知られている病気の治療だったり、多くの人からの賛同を集めやすい動物愛護を目的としたチャリティーであれば、大々的な告知広告を打つことができるし、結果として大きな規模のイベントとなり、寄付金額が多く集まるという好循環を作り出すことができるでしょう。一方で、世の中には私たちが耳にしたことがないような難病が存在しますし、そうした難病患者の支援に取り組むチャリティーの存在感が相対的に小さくなり、寄付を必要としているにもかかわらず、お金が回ってこないという状況もあり得ます。

ロンドンマラソン
ロンドン・マラソンには、チャリティー団体の宣伝などを目的とする様々な衣装を着た参加者が集う

大きな目的のために、小さな問題は
後で少しずつ解決していくというのが現実的なのでは。

チャリティー活動とそれ以外の活動をどう共存させていくか、という課題に取り組む人もいるでしょう。今や英国最大のチャリティー・イベントとなったロンドン・マラソンでは、チャリティーの認知度を高めようと、仮装して走る人がたくさんいますよね。チャリティーを運営するには世の中の人々の関心を広く集めることが不可欠ですから、できるだけ目立つ仮装をすることが必要とされる場合があることは十分に理解できます。ただロンドン・マラソンは、チャリティーを目的とする人だけでなく、もしかすると比較的少数なのかもしれないけれど、真剣な競技の舞台として臨む人もいます。そういったランナーたちの中のごく一部には、ロンドン・マラソンが言わば仮装レースの場となることで、競技レベルが低下することを懸念する人もいるかもしれません。実際、1980年代には、ロンドン・マラソンで2時間半を切る競技者レベルのタイムを出す英国人の男性参加者がたくさんいましたが、今では毎年わずか5人前後です。

こうした種々の課題はあるけれども、やはり困っている人や苦しんでいる人を助けるという大きな目的のために、今、自分ができる範囲のことをして、小さな問題には目をつぶったり、もしくは後で少しずつ解決していったりというのがチャリティー・イベントに臨む人々が取ることのできる現実的なスタンスなのではないかな、と思います。

Run for JapanRun for Japan東日本大震災の被災地支援のため、世界中のランナーが、走った分だけ寄付、または寄付を募る仕組み。「Virgin Money Giving」というチャリティー運営の送金システムを使って、英国赤十字社を通じ被災地へと寄付金が送られる。マーラ・ヤマウチ選手のほかに、女子マラソンの世界記録を持つポーラ・ラドクリフ選手も広報大使を務めた。ウェブサイト運営開始後の約6カ月間で、延べ990人の走者が参加し、走行距離の総計は1万6975マイル(約2万7000キロ)、3万415ポンド53ペンス(約380万円)を集めた(現在、同サイトは休止中)。

ヤマウチ選手が広報大使を務めたチャリティー企画
「Run for Japan」のウェブサイト  http://runforjapan.com

 

ロンドンの一押しワイン・バー

英国の酒場といえばパブ。
友人と集まるならもちろんパブでビール!という人も多いはずだ。
そんなパブに押されて認知度は低めなものの、実はここロンドンには、
世界中からワインを集めたこだわりのワイン・バーがあちらこちらに点在する。
厳選されたワインが頂ける素敵なワイン・バーで、
グラス片手にのんびりと、
いつもと少し違った穏やかな夜を過ごしてみるのはいかが?

Vinoteca
1
新しい味への冒険
Vinoteca

観光客や買い物客でごった返すマーブル・アーチ駅の近くにありながら、ゆったりとした時間を過ごせるとして支持を集めるこちら。落ち着いた雰囲気の店内ではスパークリング・ワインをタップから提供したり、ハウス・ワインをボトリング販売したり、また手頃な価格でのボトルのリフィル・サービスがあるなど、ロンドンではあまり見られない冒険心あふれる試みが大きな魅力だ。

年2回ほど替わるリストの中で、昨秋から一押しされているのは英国産ワイン。英国中のワイナリーを回ってリサーチし、ここ数年でクオリティーが上がっていることを実感したオーナーらが、厳選された8種類を用意して客を新しい味へと導く。オープン・キッチンで作られる料理は、基本となる英国料理に丁寧に作り込まれたソースが添えられ、シンプルながら確かなおいしさ。メニューには、それぞれの料理の下にお勧めワインが記されているので、気負わずに身を任せたい。

Vinoteca
店名 Vinoteca
住所 15 Seymour Place W1H 5BD
TEL 020 7724 7288
最寄り駅 Marble Arch駅より徒歩4分
オープン 月〜土12:00-23:00 日12:00-17:00
Website www.vinoteca.co.uk

Smoked Eel, Beetroot Salad & Horseradish £7.95
Roast Halibut, Green Olives & Almonds £16.95
2009 Sharpham Barrel Fermented,
Sharpham Estate £7.40/Glass


2
歴史の流れを感じる、ロンドン最古のワイン・バー
Gordon’s Wine Bar

Gordon’s Wine Bar

すっかり色褪せた打ちっぱなしの壁や床、アーチ型の天井、オーナーであるゴードン氏の敬愛するロイヤル・ファミリーの肖像画。ロンドン最古のワイン・バーの一つと聞いて納得のこちらは、古くは石炭置き場や防空壕、ワインセラーとして使われていたという隠れ家のような空間。ここだけ150年前から時計が進んでいないかのようだ。

ワインのセレクションで特に際立つのは、フォーティファイド・ワイン(酒精強化)と呼ばれるポルト、シェリー、マデイラ酒。とろりとした口当たりの良い甘みと、強いドライフルーツの香りが特徴のポルト酒は、10年、20年、25年と熟成年数の違うものなど7種を取りそろえている。料理は、シェアして楽しめるタパスや、軽めのサラダ・バーなどが主流。厳しい冬を耐えたブドウで作る、きりりと力強い味わいのスペイン産「リオハ」を手に、仲間たちとバラエティー豊かなタパスを囲めば、賑やかな夜が過ごせそう。

Gordon's Wine Bar
店名 Gordon’s Wine Bar
住所 47 Villiers Street WC2N 6NE
TEL 020 7930 1408
最寄り駅 Embankment駅より徒歩3分
オープン 月〜土11:00-23:00 日12:00-22:00
Website www.gordonswinebar.com

2003 LBV Port £10.15/Beaker, £47/Bottle
Rioja £12.85/Half Bottle


Vivat Bacchus
3
神を求めて南アフリカへ
Vivat Bacchus

限られた人生の中で、どれだけのおいしいワインを飲むことができるだろう。「バッカス(酒神)」との名を持つこのバーは、「Life is too short to drink bad wine」をキャッチフレーズに、南アフリカ産を中心としたラインナップ。「ワインは個人の嗜好によって大きく違う」と、スタッフはお客さんとのコミュニケーションに余念がない。やりとりの中から好みを見つけ出し、これ!という品を探し当てると、南アのワインのおいしさに驚く客も多いという。

ワインセラーはもちろんのこと、60〜80種類のチーズが並ぶチーズ・ルームにはぜひ足を運びたい。温度管理された部屋で、好みのワインやチーズを選んでいく作業は、自分の味覚を開拓するような気分で楽しめるはず。南アの要素を取り入れた料理にも定評があるので、しっかり食事をするのもお勧めだ。おいしいワインを頂けば、「まずいワインなんか飲んでいる暇はない」という押しの強いフレーズにも素直に頷ける。

Vivat Bacchus
店名 Vivat Bacchus
住所 4 Hays Lane SE1 2HB
TEL 020 7234 0891
最寄り駅 London Bridge駅より徒歩1分
オープン 月〜金12:00-深夜 土17:00-深夜 日休
Website www.vivatbacchus.co.uk

South African Platter £11.75
Seared Kangaroo £13.50
Cheese £3〜/30g
Pinotage 2008, Doolhof £7/Glass


Cork & Bottle Wine Bar
4
ワイン好きを満足させる、充実のリスト
Cork & Bottle Wine Bar

劇場が並ぶ賑やかなレスター・スクエアに位置しながら、昼でもほとんど自然光の入らないバーは、ひっそりと親密な雰囲気が居心地良い。壁には古いワインやポスター。中には、フランスの画家レイモンド・ペイネが描いたシャンパンの王様「ペリエ・ジュエ」のポスターもあり、ワイン通の目を楽しませてくれる。初代経営者のドン・ヒューイトン氏が、70年代にワインの輸入を始めたころからの付き合いである仏各地のワイナリーの商品を筆頭に、世界中のワインがバランス良くセレクトされており、その数は300を超える。

例えば、ロワールの内陸で生産される「サンセ」はミネラルを多く含み、ベリーの香る辛口ワイン。「バカンス先のカフェで、テーブルには軽いサラダとチーズ、バゲット。涼しい風が頬をなでる。そんな情景が浮かぶようなワインだよ」と、マネージャーのバッシュさん。生産者を招いてのトークや、試飲会なども定期的に開催される。

Cork & Bottle Wine Bar
店名 Cork & Bottle Wine Bar
住所 44-46 Cranbourn Street WC2H 7AN
TEL 020 7734 7807
最寄り駅 Leicester Square駅より徒歩3分
オープン 月〜土10:00-24:00 日11:00-23:00
Website www.thecorkandbottle.co.uk

Sancerre Blanc 2010 £29.50
Domaine "La Garrigue" Cuvee Romaine
Cotes du Rhone 2010 £22.50


Vivat Bacchus
5
良質のワインを日々の生活に
Green & Blue

おしゃれなロンドンっ子に人気のイースト・ダリッジで、小規模生産の自然製法ワインやオーガニック・ワインを取り扱うバー兼ショップ。バーというよりむしろカフェのような雰囲気の店内には、ワイン産地で育ち、ソムリエやバイヤーとして長年ワインにかかわってきたオーナー、ケイトさんのこだわりが表れている。

リストは用意しておらず、バー・エリアの奥にずらりと並んだワインから飲みたいものを選ぶスタイル。各ボトルに貼られたテイスティング・ノートは、産地や品種、味だけでなく、ワイナリーの背景にも触れており、じっくり見ていくと、それぞれのワインが人の手で大切に作られたということが伝わってくる。ケイトさんと相談しながら選べば、その日の気分にぴったりの美酒に出合えるはず。料理は、厳選されたチーズや生ハムなどのおつまみに加え、
サラダや温かい魚料理など。リーズナブルな価格設定なので、普段使いにぜひ。

*このお店は閉店しました

Green & Blue
店名 Green & Blue
住所 38 Lordship Lane SE22 8HJ
TEL 020 8693 9250
最寄り駅 East Dulwich駅より徒歩7分
オープン 月〜土9:00-24:00 日12:00-20:00
Website www.greenandbluewines.com

Selection of Charcuterie £14
Selection of Seasonal Cheese £10
2010 Chateau de Cambon Gamay "Raisins Gaulois" Beaujolais Bar £21.60/Bottle (Retail £11.60/Bottle)


6
王室御用達デパートで、ワインを訪ねる旅に
1707 @ Fortnum and Mason

1707 @ Fortnum and Mason王室御用達の老舗デパート「フォートナム & メイソン」。その地階にあるバー「1707」の名は、デパートの創業年を意味する。数々のホテルやバーの設計を手掛けるデービッド・コリンズ氏によるミニマルながら温かみのあるデザインは、伝統を守りつつも常に革新的な姿勢を貫く同デパートの姿に重なる。

「良質のワインの品ぞろえなら英国一」というリストの中からぜひ試してみたいのが、「ワイン・フライツ」のセット・メニュー。地域やスタイルをテーマに選別された3種類のワインを飲み比べながら、ワインの産地を旅するような気分を楽しむことができる。例えば「リスリング・フライト」なら、ドライな口当たりのオーストリア産、甘みの強いドイツ産、ライトでフルーティーなオーストラリア産、それぞれの風土の違いを感じながら味わいたい。チーズ、オイスターやキャビアなど、ワインにぴったりのお勧めメニューが用意されているのもうれしい。

1707
店名 1707 @ Fortnum and Mason
住所 181 Piccadilly W1A 1ER
TEL 0845 300 1707
最寄り駅 Piccadilly Circus駅より徒歩5分
オープン 月〜土12:00-22:00 日12:00-17:00
Website www.fortnumandmason.com

Riesling Flight £17.50 (F&M Mosel Riesling Kabinett, Max Ferd Richter 2008 Gobelsburger Riesling, Weingut Schloss Gobelsburg 2010 Polish Hill Riesling, Grosset 2010)


1707 @ Fortnum and Mason
7
家飲み感覚のカジュアルなワイン・パブ
Wine Wharf

ロンドン随一の食市場バラ・マーケットの程近く、ビクトリアン様式の倉庫群の一角にあるのがこちら。レンガ造りの壁にぽっかり空いた入り口に引き寄せられるようにして入ると、吹き抜けになった開放的なバーと、2フロアにくつろぎの空間が広がっている。

フランス、イタリア、米国、オーストラリアのほか、モロッコやスロバキアなど世界各国、若いものからビンテージものまで幅広くそろうのが特徴。グラス・ワインの種類が豊富なことでも知られており、その数、約150種に上る。注文はバー・カウンターで行うパブ・スタイルというカジュアルさも好評だ。しっかりとしたモダン・ヨーロピアン料理も頂けるが、ワインとおつまみといった楽しみ方が目立つ。「リラックスした雰囲気がいいでしょう」とスタッフが胸を張るように、天井が低めの1階ソファー席に座ると、まるで自宅にいるような気分でワインを楽しめる。形式ばらずに飲みたいときにお勧め。

*このお店は閉店しました

1707
店名 Wine Wharf
住所 Stoney Street SE1 9AD
TEL 020 7940 8335
最寄り駅 London Bridge駅より徒歩3分
オープン 月〜水17:30-23:00 
木・金12:00-15:00、17:30-23:00
土12:00-23:00 日休
Website www.winewharf.co.uk

Wine Wharf Platter £17.95
Domaine Larroque, Merlot Syrah 2009 £6.60/Glass


取材: ①③⑤⑦ Tora Chestnut / ②④⑥ Sayaka Hirakawa

 

SUQQU の新作で纏う大人のための上質ナチュラル

SUQQU の新作で纏う大人のための上質ナチュラル

春風が頬を撫でるようにさりげなく、
みずみずしい新緑が光へと向かうようにのびやかに──。
2012年春、SUQQUが提案するのは、大人の女性の持つしなやかな美しさに、
透き通るような無垢な輝きを添える「大人のための上質ナチュラル」。
現代に生きる忙しい女性たちを、シンプルなステップで
たおやかに輝かせる大人のためのコレクション。

メイクアップ:Tomoko Kinoshita(セルフリッジズ・ロンドン店スタッフ) 
執筆:Shoko Rudquist メイクアップ撮影: Miki Yamanouchi

2012年SUQQU春夏コレクションは、
大人の女性のために生まれた「上質ナチュラル」

一人ひとりの女性が備える真の美しさを呼び覚ます「顔筋マッサージ」を提唱し、一躍その名を世界に知らしめたSUQQU。そんな彼らがこの春夏に提案するのは、現代に生きる忙しい女性たちをシンプルなステップで輝かせる、「大人のためのナチュラル」だ。質感や色味、ブラシの品質に至る細部にまでこだわったことで、手間を掛けることなく極上の仕上がりを実現。米スクワラン、ホホバオイルなどの保湿成分も贅沢に配合し、乾燥やくすみといった大人の女性たちが抱える悩みにもダイレクトに働き掛ける。

カラー展開は、深いグリーンやヌーディーなベージュなど大人の肌にしっとりと寄り添う落ち着いた色調ながら、どの色も透き通るようにシアーに発色。まるで春の木漏れ日のように軽やかな輝きを宿す、繊細で無垢な表情を作り出す。とろけるようになじみ、大人の肌を優しく包み込むなめらかな感触は、一日をまたしなやかに生きるための自信を後押ししてくれるようだ。

顔筋マッサージで肌との対話を繰り返しながら、「素」の女性たちを見つめ続けてきたSUQQUだからこそできた、個々の美しさをそっと、でも力強く引き出すコレクション。さらりと纏い、ありのままの自分を輝かせたい。

SUQQU Nuancing Cheeks
大人ナチュラル
スック ニュアンシング チークス £38

質感の違う2つ色を組み合わせ、内側から上気したようなみずみずしい頬を作り出すチークカラー。肌にぴたりと密着し、にじみ出るような温かな血色を演出する「密着チーク」と、ひとはけでくすみをはらい透明感をプラスする「ふんわりチーク」を重ねることで、手間を掛けることなく、自然なつやと潤いに満ちた、触れたくなるような頬を作り上げる。

写真右)すべての工程を終えた仕上がりの表情。肌なじみの良い色味で落ち着いた印象なのに、繊細でフレッシュ。

SUQQU スック ニュアンシングチークス
POINTpoint
柔らかな灰リス毛とこしのある馬毛をブレンドし、なぎなた型にカットされたブラシの特性を最大限に利用して、生き生きとした幸福感を演出する上向きのラインを描くのを意識して。
EX-02 琥珀水 オレンジ×オレンジブラウン(限定、写真左)
EX-01 牡丹色 ピンク×ピンク(限定、同中央)
EX-03 茜水 血色ピンク×レッドブラウン(限定、同右)

密着チーク   ふんわりチーク
1「密着チーク」(パレット左側)を、頬骨に沿って頬の高い位置からこめかみに向かいのせる。   2 「ふんわりチーク」(同右側)を、先程と同じ位置に、気持ち広めにふんわりと広げる。

SUQQU Blend Color Eyeshadow

スック ブレンド カラー アイシャドウ £45

忙しい大人の女性たちに贈る、アイライナー機能まで備えた5色入りアイシャドウ・パレット。肌なじみの良いシアーなベーシック・カラーを重ねていくことで、いとも簡単に、深みのあるしっとりとした印象的なまなざしが生まれる。シリコンでコーティングしたパール配合で、時間が経ってもくすまずよれない、付けたてのままの綺麗な発色が持続。

09 淡萌黄 イエロー×グリーン(写真中央)
10 梢茶 ベージュ×ブラウン(同右)
11 姫珊瑚 ピンク×ブラウン(同左)
スック ブレンド カラー アイシャドウ
アイシャドウ   アイシャドウ   アイシャドウ
1ペールカラー(パレット右下)をアイホール全体に広げた後、アレンジカラー(同右上)を同じ位置にのせる。   2 ディープカラー(同左下右側)を同じ位置にぼかした後、シアーラインカラー(同左下左側)を目の際にオン。   3 ライトカラー(同左上)を眉骨や目元の骨格に合わせてのせ、輝きをプラス。

SUQQU Creamy Glow Lipstick Moist

スック クリーミィ グロウ リップスティック モイスト £27

肌なじみの良さを追求した、大人のためのヌーディーなリップ・カラー。唇そのものの色が透けて見えるようなシアーで絶妙な発色と、まるでリップ・バームのようなみずみずしい潤い、そして保湿成分に加えて配合した3種のオイルの効能で、ふっくらと柔らかに輝く唇に。ブラシを使わずそのままオンすれば、自然な抜け感を楽しめるだけでなく、忙しい朝の強い味方にも。

02 胡桃色 ヌーディーベージュ(写真左)
01 春音 ヌーディーピンクベージュ(同中央)
EX-04 透桜 ヌーディーピンク(限定、同右)
Äsl281Äslmult0 SUQQU Cleamy Glow Lipstick Moist
リップスティック > リップスティック
リップ・ライナーやブラシは使わずにそのままオン。なめらかな感触でとろけるようになじんで、みずみずしいつやをたたえたふっくらとした仕上がりに。

Äsl281Äslmult0 SUQQU Bright Veil Face Color

スック ブライト ヴェール フェイスカラー £49

くすみや毛穴といった大人の悩みに応えるフェイスカラー。しっとりとフィットして毛穴やきめを整え、つるんとした陶器肌に仕上げる「ヴェールカラー」と、光を集めて明るいハリ感を生み出す「ブライトカラー」の組み合わせで、大人の肌をみずみずしい花びらのようなフレッシュな印象へと導く。保湿成分を贅沢に配合し、粉っぽさのないなめらかな仕上がりを実現。

スック ブライト ヴェール フェイスカラー
POINTpoint
「ヴェールカラー」は、下から上に向かって顔全体にふんわりと、そしてパールが多めに配合された「ブライトカラー」は、高く見せたい部分に控えめに入れると上品な輝きをたたえた幸せ顔に。
ブライト ヴェール フェイスカラー(限定)

ヴェールカラー   ブライトカラー
1「ヴェールカラー」(パレット右側)をブラシで顔全体にのせる。   2 「ブライトカラー」(同左側)を、目の下の三角ゾーンやあご、Tゾーンなど高く見せたい部分にオン。

肌の内側から輝くためのホワイトニング

顔筋マッサージを基本に肌との対話を持ちながら、肌の奥底に眠る輝きを呼び覚ますSUQQUのスキンケア・シリーズ。ただ白さを追求するのではなく、ハリ、潤いといった質感にもこだわった、大人の肌を芯から明るく美しくするホワイトニング・シリーズがそろっている。

HA ホワイト ソープEX
100g £35

HA ホワイト ソープEX メラニンを含んだ不要な角質を取り除き、透明感のある明るい素肌へと導く薬用固形ソープ。消炎効果のあるグリチルリチン酸とともに、美白成分、小麦胚芽エキス / ハトムギエキスを配合。豊かな泡で包み込みクリアな肌へと洗い上げる。

HA ホワイトニング ローション
150ml £70

HA ホワイトニング ローション

ほてりを鎮めてメラニン生成を抑制しながら、たっぷりの潤いで肌を満たすホワイトニングローション。とろみのあるテクスチャーが肌の奥まで浸透し、内側から輝くような透明感をたたえたみずみずしい素肌に。ビタミンC配合。


HA ホワイトニング ミスト
60ml £35

HA ホワイトニング ミスト

いつでもどこでも、肌を心地良い潤いで満たすホワイトニング ミスト。ほてりや乾燥を鎮めメラニンの生成を抑制するとともに、肌の透明感を呼び覚ます。メイク後に一吹きすれば、メイクを肌に密着させ、つやとハリを生む効果も。

HA ホワイトニング エッセンス 
50ml £95

HA ホワイトニング エッセンス

SUQQUの美白成分が贅沢に配合された、ホワイトニング美容液。なめらかな乳液状で肌なじみが良く、シミを防いで薄くすると同時にふっくらとしたハリを生み、肌力を底上げしてくれる。べたつかず、乾かない、乳液としても使用可。


ホワイトニング コンセントレイト
5ml×4本 £100

ホワイトニング コンセントレイト

シミができやすく、濃くなりやすい大人肌のための、4週間集中美白美溶液。ヒマラヤンラズベリーエキスとトウヒエキスが加齢により乱れがちな肌リズムを整え、メラニンの排出を促進。肌の自己美白力を高め、一つ上の透明感を目指す。

HA ホワイト マスク
80g £65

HA ホワイト マスク

ほてりや乾燥といった紫外線によるダメージを集中ケアしながら、毛穴の汚れを吸着。クリーミーな使い心地の穏やかなクレイ・パックで、ざらつきのないなめらかな肌へ。消炎、美白効果に加え、保湿成分オリーブクスワランを配合。


SUQQU Spring Awakening キャンペーン

予約特典本誌読者の皆様に、顔筋マッサージから高機能エイジングケアクリームを使ったスキンケア、大人気のファンデーションと最新春夏コレクションを使ったメイクアップ付きのトリートメントへご招待。更に、リフトアップ&透明美肌を実現するフェイスストレッチマスク(10ポンド相当)のご体験付き!

また2012年3月15〜18日には、ロンドン店に日本より大林加寿美アーティストを迎え、新色を使った大人の春メイクをご提案いたします。ぜひこの機会に、大人の洗練された「上質ナチュラル」を体感してみませんか。尚、ご予約の際には、「ニュースダイジェストを見た」と言って頂くとスムーズに予約ができます。

大林 加寿美(SUQQU専属アーティスト)
2007年、SUQQU のアーティストに。「女性はメイクで奇麗になる」という信念から、卓越したメイク・テクニックで女性の美を開花させる。柔らかい物腰ながら、その人の内面まで探り、外見を輝かせていくその徹底した姿勢で、国内外に多くのファンを持つ。

日程 2012年3月1日(木)〜2012年4月22日(日)
予約費 40ポンド(大林アーティストの場合は70ポンド)
場所 Selfridges Oxford Street, Living Beauty (Ground Floor)
400 Oxford Street, London W1A 1AB
Tel: 020 7318 3809

SUQQU is also available at

Selfridges Birmingham, Beauty Hall
The Bullring, Upper Mall East, Birmingham B5 4BP Tel: 0121 600 6816

Selfridges Manchester Exchange, Beauty Hall
1 Exchange Square Central, Manchester M3 1BD Tel: 0161 838 0605

www.suqqu.com

 
<< 最初 < 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 > 最後 >>

Dr 伊藤クリニック, 020 7637 5560, 96 Harley Street Ko Dental 24時間365日、安心のサービス ロンドン医療センター お引越しはコヤナギワールドワイド

JRpass totton-tote-bag