街も人も心躍る年末シーズンが、いよいよ到来!とはいえ、クリスマスや年末年始のお持て成し、そしてプレゼントを買いに行くとなると、長蛇の列や予算の悩み、そして物色にかかる膨大な時間など、意外とストレス要因が多いのも事実だ。でもそんな時にこそ活用したいのが、パソコンを仮想デパートに変えてくれるオンライン・ショッピング。お取り寄せサービスを最大限に利用して、1年の締めくくりを心行くまで楽しもう。
※ サイトの内容や価格などは、掲載当時の情報です。
自宅でのお持て成しやお呼ばれした際の手土産、それに1年の感謝の気持ちを込めたお歳暮。どんな時にも対応できる万能アイテム、ご当地グルメを紹介しよう。
Arran Brewery
www.arranbrewery.com
お歳暮やプレゼントの準備に忙しいこの時期、手ごろな価格で、しかもセンスの良さをアピールできる贈りもの選びには意外と悩んでしまうもの。そんな時にぜひおすすめなのが、スコットランド南西沖に位置するアラン島が誇る地ビール「アラン・エール」だ。伝統的な醸造法と厳選された原材料のみを使用し、さらに大自然に囲まれた同地ならではの清水が生んだ深い味わいが楽しめる。滑らかな口当たりの「アラン・ダーク・エール (500ml x12本入り、£22.80)」が一番人気なのだとか。
★重量と納品先により配送料、配送日数が異なる
クリスマスのロースト料理と言えば、やっぱり主役となるのはお肉。高品質で安心して食べられるものを安い値段で手に入れるなら、1860年代からウェールズで牧場を経営しているという一家が運営するこのサイトを利用してみては。英国各地の農場経営者たちとも提携しているため、スコットランドやイングランドで育てられた最上級のお肉も揃っている。また、お手製のベーコンやソーセージ、パイなどのお惣菜も充実しているので、家事からちょっぴり休息をとりたい主婦にも心強い。
★英国本土は一律£8.95でチルド輸送。注文の翌日から配送日を指定できる
Pieminister
www.pieminister.co.uk
お肉や野菜がぎっしり入ったパイは、英国人の「ソウル・フード」。このパイ専門店は、「好きなのに、おいしいパイが売ってない!」という人々の欲求不満を解決すべく、2004年にイングランド南西部の街、ブリストルで創業されて以来、すでに全国に支店を増やしつつある。定期的に新しいレシピが登場するが、やはり人気なのは王道の味である、英国産のステーキがたっぷりの「Pm Pie(£3.25)」なのだそう。冷凍保存もできるので、急な来客に応対する時にも重宝する。
★12個から注文でき、4日以内に配送(火~土)。国内の配送は£9.40~
James White
www.jameswhite.co.uk
イングランド東部サフォーク州で果樹園を営むオーナーが、自慢のリンゴ・ジュースを市場に出品したところ、あっという間に全国で販売される人気商品に……という経緯を見るだけで、味の良さに定評があることが分かる。しかも、2002年にはスパイス入りのトマト・ジュース「ビッグ・トム(75clx12本、£29.50)」が、王室御用達であることの証明「ロイヤル・ワラント」をビクトリア女王から授与された。3ケース(36瓶)を1つの住所に注文すれば、8ポンドが割引きされる。
★12本1ケースから注文可。配送日数は5日
House of Cheese
www.houseofcheese.co.uk
ワインのおつまみに、食後のデザートに、切るだけで立派な一品になってくれるチーズはこの時期、大活躍。チャールズ皇太子から「ロイヤル・ワラント」のお墨付きを受けているこのチーズ専門店は、英国とフランスの酪農家たちが作った様々な種類のチーズを取り寄せ、手ごろな価格で販売している。クリスマス期間中はクラシック・チーズ・コレクション(£35.20)など、特別な盛り合わせも大充実。チーズに合うクラッカーやフォアグラのパテなども扱っている。
★国内一律£7.95で翌日配送。12月のみ、£35から注文受付
いつもよりちょっぴり贅沢したくなるこの時期、スコットランド南西部から、獲れたての新鮮な魚介類を取り寄せてみては?家族7人がそれぞれ漁、加工、販売の工程に携わり、鮮度も品質も厳しい基準で保っている。サーモンやトラウトなどの燻製までお手製というこだわりようだ。真空パックで届けられるので、ホタテ(250グラム、£6.75)やロブスター(200グラム、£2.90)、サーモンなどは、お歳暮としても喜ばれるはず。季節・水揚げ量によって商品に多少変化あり。
★午前11時までの注文(月~木)は配送日数2日
Royal Mile Whiskies
www.royalmilewhiskies.com
お歳暮の定番とも言えるのがアルコール類。エディンバラのロイヤル・マイルに店を構えるこの酒屋は、シングル・モルトのスコッチ・ウィスキーが専門だが、その他の地域の名品も広く扱っている。サイトに掲載された膨大な数の酒類に思わず頭を抱えてしまいそうだが、この時期ならではのギフト・パックやサイト一押し商品を選べば、ハズレなし。葉巻などウィスキーの味と合うあらゆるものを取り揃えているのも嬉しい。クラシック・モルト・トリオ(20cl×3本、£30.45)など。
★15本までは、国内一律£6.55(+VAT)。配送日数は約1週間。実費負担で各国への配送も可
Abel and Cole
www.abelandcole.co.uk
日本人にとっての新年のおせち料理のような存在が、英国ではクリスマス・プディングとミンス・パイ。ロンドン各地で農家直送野菜の販売・配送を行っているこのお店では、ミンス・ミートと呼ばれるドライ・フルーツの砂糖漬けを使った伝統のデザートにもオーガニック食材が使用されている。クリスマス・プディング(450グラム、£7.85)やミンス・パイ(6個入り、£3.95)などのクリスマス商品は、17日までに注文を。写真はチョコレート・ジンジャーブレッド・マン(60グラム、£2.09)。
★8ポンド以上から注文可。配送料は無料だが、配送区域はロンドン中心部と南西部のみ
この時期になるとよく見かける商品が、お菓子やワインなどの詰め合わせ「ハンパーズ」。ボリューム満点でパッケージも特別感たっぷりだ。自宅用にも贈りものにも、困った時はハンパーズ!
House of Fraser
www.houseoffraser.co.uk
さすがは英国が世界に誇る高級デパート「ハウス・オブ・フレイザー」とあって、世界の名だたる名産品がぐっと凝縮された、豪華な品揃え。確かな品質はもちろん、パッケージの見栄えのよさも第一級だ。ボックス・セットのほかにも、バスケットに入った、求めやすい値段の詰め合わせも用意されている。写真はイングランド東部サフォーク州でフリー・レンジの牧場を営む「ジミーズ・ファーム」が同デパートのためだけに考案した、極上の肉を詰め合わせたスペシャル・ハンパー(£95)。
★£50以上のお買い上げは送料無料、配送日数3~5日(月~金)
Marks & Spencer
www.marksandspencer.com
確かな品質で人気の高級スーパー「マークス&スペンサー」からは、ワインやクラッカーに、ビスケットやチョコレートなど、パーティーにもぴったりの品物が勢揃い。黒や、落ち着いたピンクを基調としたパッケージは高級感があり、テーブルに置くだけでクリスマス気分が盛り上がるはず。ワイン、食料品、キッズ用のハンパーズが用意されていて、値段は£30~999と、人数や目的によって選ぶことができる。写真はワインとグルメ、菓子類がぎっしり詰まった「The Gourmet(£250)」。
★配送日時を指定でき、配送日数によって値段が異なる
デパート「ジョン・ルイス」は、菓子類、生鮮食品、オーガニック製品など、世界各国のありとあらゆる特産品をミックスしたハンパーズを用意。またシャンパン、チョコレート・トリュフ、バス用品などが揃った女性向けのセット「For Her」(£44)や、手編みのピクニック・バスケットにワインやグルメ商品が詰まった「The Nutcracker Hamper(£100)」など、カテゴリーも独創的だ。すでに値下げしている商品もあるので要チェック。クリスマス前の配送は、19 日(金)が最終オーダー。
★配送日数5日を選ぶと配送無料、日時指定は商品ごとに料金が異なる
Debenhams
www.debenhamsflowers.co.uk
英国を代表する百貨店「デベナムズ」のハンパーズは、£24~450と幅広い予算が魅力的。詰め合わせはどれもボックスかバスケットに入っていて、中身はもちろん、見た目でも迷ってしまうはず。また、同デパートは高品質なオーガニック食材に特に力を入れていて、ジャムやチャツネなど、特に防腐剤などが気になる食品も安心して購入できる。なかでもおすすめは、発展途上国からの製品を適正価格で販売する「フェア・トレード」の商品をバスケットいっぱいに詰めた「Fairtrade Flavours(£45)」(写真)。
★重量や配送日時の指定により配送料金が異なる
簡単なようで実は一番難しいのが、女性とキッズへのプレゼント選び。自分では買わないけれど、貰ったら嬉しいものや、実は憧れていたものを贈ることが満足度アップのコツだ。
The Chocolate Fondue Company
www.chocolatefonduecompany.co.uk
チーズ・フォンデュならぬチョコレート・フォンデュを家で簡単に作れる機械「チョコレート・ファウンテン」がパーティーに一台あれば、大人も子どももがっちりと心を掴まれてしまうはず。これはファウンテンというネーミングの通り、小さな噴水型の機械から温かいチョコが流れ、そこにイチゴやマシュマロなど好きな具をかざしてチョコ・フォンデュが作れるという、夢のようなマシーン。家庭用サイズ(£19.95~)はもちろん、さらに大きなパーティーにはレンタルもどうぞ。
★午後1時までのオーダーは翌日配送
The Little Cupcake Company
www.thelittlecupcakecompany.co.uk
おもちゃのようなかわいらしさと、ちょっぴり懐かしいおいしさで、去年からロンドンで大ブームとなっているカップ・ケーキ。見た目重視の店が多いなか、ここでは厳選された素材のみを使用して手作りされているため、味も大満足だ。普通サイズ(£1.60~2.00)に加え、キッズやいろいろ試したい女性には嬉しいミニ・サイズ(£1.20~1.50)も用意されている。通常は48時間前に注文できるが、クリスマス・シーズンは10~14日前に予約を入れよう。
★配送料は配送日数の指定により異なる
Serenataflowers.com
www.serenataflowers.com
離れているからこそ、気持ちがストレートに伝わる贈りものをしたい─そんな人にぴったりなのが、指定の住所に花束を贈ることが出来るこのサービス。国内はもちろん、世界のほとんどの国に配送が可能なので、国を超えてサプライズ・プレゼントを演出することもできる。「花のことはさっぱり……」という人も、季節ごとのおすすめや、クリスマスの特別ブーケが用意されているので安心だ。メッセージは200文字以内(英語)まで添えられる。
★国内は配送無料(時間指定なし、月~金)
英国で全国展開しているチョコレート・ショップ「ソーントンズ」では、クリスマスにぴったりのスペシャル・チョコがずらり。サンタやトナカイ、雪だるまの形のチョコレート(£5.60~)や、ワインとチョコの豪華な組み合わせのハンパーズなどが揃う。なかでもおすすめなのは、一粒一粒にアルファベットを書き、オリジナル・メッセージが贈れるという「アルファベット・トリュフ(22文字は£14、23文字は£19.53)」。25日までの配送は22日まで受付。
★配送日数に指定がない場合は、届け先1件につき配送料£4.95
贈る側も贈られる側も、なんだか優しい気分になれるのがエコやチャリティー・ギフトの素敵なところ。1年の締めくくりに、思いやり溢れるプレゼントはいかが?
So Organic
www.soorganic.com/home.php
もっと気軽にエコを日常に取り入れたい!という人にぴったりなのが、環境負荷を最小限に減らしたオーガニック製品を扱うこのサイト。オーガニック製品といってもどれを選べばよいのか、はたまた本当にオーガニックなのか分からないもの。でもこのサイトでは、グリーンな生活を提唱する創設者が、自信を持って家族や友人に勧められる商品だけを販売しているので、プレゼントするにも安心だ。正午までに注文すればその日のうちに発送されるというので、プレゼント選びの最終兵器としてもおすすめ。
★£80以上購入すれば送料無料(国内のみ)、それ以外は£3.95~
Oxfam Unwrapped
www.oxfam.org.uk
貧困に生きる人々の支援活動を行うチャリティー団体「オックスファム」が提案するこの「アンラップト」。新しい形のチャリティー活動として注目を集めているこのプログラムは、贈り主がサイトからプレゼントを選ぶと、メッセージとプレゼントの内容を掲載したカードが相手に届き、さらに、選んだ支援が貧困に立ち向かう人の元へ贈られるというシステムになっている。プレゼントは25本の植林(£8)、ロバ(£50)、学校の机とイス(£30)など。
★配送料無料、メッセージ・カードは配送日数3日
Practical Action
www.practicalpresents.org
貧困に生きる人々をサポートする非営利団体「プラクティカル・アクション」も、オックスファムと同じシステムで「本当に必要とされている物資を、本当に必要としている人に送る」というコンセプトのチャリティー・プレゼントを実施。レンガ(£35)はジンバブエのスラム街に、レスキュー・ボート(£492)は毎年モンスーンの深刻な被害を受けるネパールに送られるなど、贈り先の詳細が分かるのも嬉しい。相手にはメッセージとプレゼント内容を書いたカードが届けられる。
★配送料無料、メッセージ・カードは配送日数3日
Natural Collection
www.naturalcollection.com
フェア・トレードやオーガニックなど、地球に優しい製品を販売するサイト。有機栽培のコットンでできた衣料品や自家発電で遊べるおもちゃなど、楽しみながらグリーンな生活を送るためのアイテムやアイデアが満載だ。メンズ、レディース向けの商品からキッズ、アウトドア、電気製品に掃除道具など、カテゴリー別におすすめ商品を掲載していて、頻繁に内容が変わるので小まめにチェックしよう。おすすめは、鳥がエサを食べる様子を眺めることができるガラス製のエサ箱(£29.95)。
★£70以上の購入で配送料無料(日時指定なし)
家族や古くからの友人など、毎年プレゼントを渡す相手には、どうしても同じようなプレゼントを渡しがち。気心が知れる間柄だからこそ、冒険心に溢れる贈りものをしてみよう。
inthepaper.co.uk
inthepaper.co.uk
「いつか新聞の一面を飾りたい」という野望の持ち主や、記念日などを迎えた友人には、好きな記事を掲載できるオリジナル新聞をプレゼントしてみてはいかが?まず紙面に入れたい人の名前や詳細を記入し、発刊日などの詳細を決め、次にクリスマスや誕生日、スポーツや芸能の中からカテゴリーを選ぶ。記事や新聞社の名前を選び、一面を飾る写真を登録すれば、世界に1枚だけの新聞ができあがり。さらに、見出しや記事を自分好みに編集することも可能だ。通常の配送料に追加料金を足せば、世界中に発送可。
★配送料£2.95、配送日数3日。£2.50の追加料金で翌日発送も可
Universal Star Listing
www.starnames.com
とびきりロマンチックな贈りものを探している人にぜひ試してほしいのが、なんと星に名前を付けることができるというこれ。まだ名前が付けられていない無数の星からお好みのものを選べば、あとはお好きにネーミングを(£18.95)。新しい名前が記録された証明書と、その星を観測するための手引書も贈られる。とはいえ、天文学での命名権、あるいは星の所有権を手に入れるわけではないのでご注意を。天体望遠鏡を使えば、選んだ星を特定の日時に見ることが出来るので、友人や家族に自慢してしまおう。
Lastminute.com
www.lastminute.com/site/
「毎年、同じようなプレゼントしか思いつかない」というマンネリを打破したい人には、ありとあらゆる商品を売るこのサイトがおすすめ。キッチュな雑貨からエステ体験、はたまたバンジー・ジャンプ体験など、様々な商品が並ぶが、なかでも変わっているのが、サッカー・チームの株主になれる(値段はウェブサイトを参照)というもの。「トッテナム・ホットスパー」や中村選手が活躍する「セルティック」まで、英国のサッカー・クラブの株を購入することができる。他にも「月の土地の購入権」という変わった商品が用意されている。
Extreme Element
www.exelement.co.uk
自分ではなかなか決心が付かないけど、プレゼントされたら挑戦するしかない!そんな「新しい体験」をプレゼントできるのが、様々なエクストリーム・スポーツを紹介しているこのサイト。強風を下から当てられることで室内でスカイダイビングが出来る「インドア・スカイダイビング」や、特殊なビニール素材でできた巨大な玉に入り、急な坂を転がり落ちる「ハーネス・スフィアリング」、王道のロック・クライミング(£38.17~)など、アドレナリン大噴出は間違いない!
★購入証明書をEメールで即時に配送、郵便は配送日数1~3日(£2.49)
※ サイトの内容や価格などは、掲載当時の情報です。



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Eynon’s
Dee Fish
John Lewis
Thorntons


日本でディスプレイ制作会社に6年勤務した後、来英。語学学校に通っている間にElemental Designにパート・タイマーとして採用され、2006年に労働ビザを取得。以来、同社にてディーゼルやラコステ、スワロフスキー、ルイ・ヴィトンなど、有名ブランド店のディスプレイ・デザインを手掛けている。
Elemental Design






































ポールによる下絵をもとに、ポップ・アーティストのピーター・ブレイク卿がデザイン。4人の背後には彼らがヒーローと崇める歴代の著名人たちが勢揃いしている。当初、ジョンはヒトラーも候補に挙げていたが、撮影当日に却下されることとなった。(写真提供:Toot'n Reg)
60年代にサイケデリック・アートの一時代を築いたオー ストラリア人アーティスト、マーティン・シャープの傑作。ビクトリア時代の版画も取り入れた絢爛(けんらん)なデザインだ。シャープは収録曲「Tales of Brave Ulysses」で歌詞も提供している。(写真提供:Toot'n Reg)
クリムゾン作品の歌詞を担当していたピート・シンフィー ルドの友人で、コンピューター・プログラマーのバリー・ゴドバーが自画像として描いた作品。ゴドバーは本作リリース直後の1970年に、心臓発作により24歳の若さで急逝している。(写真提供:Russell Taylor)
1969年8月8月、レコーディ ングを行った「EMI」のアビー・ ロード・スタジオ前で撮影され た、あまりにも有名な1枚。こ ちらもポールによるスケッチが 原案。フォトグラファーのイア ン・マクミランが撮影にかけた 時間はたった10分だという。(写真提供:Satori K)
ベーシストのロニー・レーンが、当時マリファナ入れとしてよく使われていたタバコ缶に着想を得て、ビクトリアン・デザインのパッケージで有名なタバコ会社「オグデンズ」に協力を仰ぎ制作。12インチのオリジナル盤は見開き5面の円形ジャケット。(写真提供:Toot'n Reg)
The Whoの3作目となる、ラジオ局とCMをテーマにしたコンセプト・アルバム。ジャケットも商品広告を意識しており、前後面をそれぞれパネル状に2分割し、各メンバーが巨大化された食品や日用品を手にしているというポップなデザイン。(写真提供:Nick Collins)
デザイン・グループ「ヒプノシス」のストーム・ソーガソンがタイトルとアートワークを担当。シド・バレット脱退後ともあって「不在」をテーマにしており、炎に包まれ燃えている男が握手しているイメージは、初対面の際に本心を明かすことを嫌う人間心理を象徴しているとされる。(写真提供:Nick Collins)
本物のジッパーが付いた斬新なカバーは、アンディ・ウォーホルの発案。ジッパーを下ろすと、後にバンドのロゴとなるベロ出しリップ柄を施したブリーフのカードボードが現れる。同作は猥褻との理由で物議を醸し、スペイン盤は別デザインに変更された。※ 写真は一部破損(写真提供:Nick Collins)
ストーム・ソーガソンのデザイン。巨大なブタの風船をロンドンのバタシー発電所上空に飛ばし、3日間かけて撮影。途中、風船が空高く飛んで行ってしまい、一時は警察も出動する騒ぎとなったが、最終的にケント州の農場にほぼ無傷で着地したのだとか。(写真提供:Nick Collins)
ピンク・フロイド創始者の一人、シド・バレットのソロ2作目にして最後のスタジオ・アルバム。もともと画家志望でアート・スクール出身のバレットが自ら描いた昆虫の絵に、絶妙なタイポグラフィによるタイトルが添えられた、儚さが漂う美しい1枚。(写真提供:Nick Collins)
ハリウッド女優たちとバンドのメンバーが交互に配された内ジャケットの写真が、外ジャケットの切り抜かれた顔部分からのぞくという凝った仕様。レーベル側が女優たちに正式に許可を取らなかったことから、後に裁判沙汰に発展した。(写真提供:Satori K)
バンド・メンバーの50'sスタイルへの愛好を反映したデザインは、その後ロキシー・ミュージックのアートワークを数多く手掛けたニック・ドヴィルが担当。カバー・ガールは、後にミック・ジャガーの弟、クリス・ジャガーと結婚した、カリ=アン・ミュラー。(写真提供:Toot'n Reg)
通算6作目となる2枚組アルバムで、ニューヨークの4階建てフラットの写真を使用。内ジャケットに描かれた人物写真や絵が、外ジャケットのくり貫かれた窓部分から見える仕掛け。1976年のグラミー賞でベスト・アルバム・カバー賞に選出されている。(写真提供:Toot'n Reg)
スイス人画家でデザイナーのH・R・ギーガーによる原画を採用。表面は2枚仕立てで、観音開きのトップ面を開くと女性像が現れる。後に映画「エイリアン」のデザインを手がけて世界的に人気を博したギーガーの、初の公式作品としても有名。(写真提供:Nick Collins)
アート・スクール出身のイアン・デューリーも絶賛のグラフィック・アーティスト、バーニー・バブルズがデザインしたバンド2作目のアルバム。背景に使われているのは壁紙のサンプルで、12以上のパターンが制作された。バブルズは1983年に自殺。(写真提供:Nick Collins)
セックス・ピストルズのアートワークといえば、ジェイミー・リード。どぎつい色にランダムなレタリングを配した、シンプルながら強烈なデザイン。これ以上ないほどの粗さとインパクトの強さが、バンドのイメージに完全マッチ。(写真提供:Kaz)
「ヒプノシス」による高いデザイン・コンセプトをもつ1枚。「This is a RECORD COVER」から始まって、機械的で皮肉めいた解説が続き、読んでいるとまるでロボットが喋るのを聞いているような感覚に陥る。音もジャケットに違わず斬新で前衛的。(写真提供:Nick Collins)
グラフィック・デザイナーのピーター・サヴィルは、もう一人のメンバーと言っても過言ではないほど、デザイン面でバンドと密接に関わってきた。フロント・カバーの人物は意外な抜擢、ドラムのステファン・モリス。トレーシング・ペーパーの効果が生きたクリアでミニマルなデザイン。(写真提供:M.E)
性的な歌詞が問題になり放送禁止となった大ヒット作「Relax」 や、米ソ冷戦を批判した「Two Tribes」等で一世を風靡したFGTHのデビュー作。このカバー絵は、当時アート・スクールを出たばかりだったロ・コール作。(写真提供:M.E)
ニルヴァーナやレディオヘッドなどにも多大な影響を与えた米国出身の彼らは、デモテープを英レー ベル「4AD」に気に入られて英国からデビュー。アートワークはヴォーガン・オリバーが一貫して 担当しており、サウンドに合ったシュールで退廃的なイメージ。(写真提供:Nick Collins)
20年代のドイツの芸術活動「バウハウス」に名を借りた彼らは、ゴシックの元祖。ライブでは常に黒い衣装を身にまとい、ストロボ・ライトの閃光による演出のもと、ダークで激しい音を鳴らしていた。これはそんな彼らの表現活動をビジュアル化したような1枚。(写真提供:Nick Collins)
菜食主義を声高に訴えた名作。スミスのカバーのほとんどはモリッシーが選んだ古い映画や写真のイメージだが、本作では1968年のドキュメンタリー映画「亥年」のカットを採用。ヘルメットに書かれていたオリジナルのスローガンは「Make War Not Love」。(写真提供:Kaz)
伝説のクラブ、「ハシエンダ」で見出されてファクトリー・レコードと契約。後に全盛となるマッドチェスター・ムーブメントの先駆けとなった1枚で、同ムーブメント関連のアートワークの担い手だった「セントラル・ステーション・デザイン」がカバーを担当。(写真提供:M.E)
90年代のマッドチェスター全盛期を代表するアルバム。音、アートワークともに当時のドラッグ文化の影響をモロに反映。前面にタイトルなどが一切入っていないにもかかわらず、バンドおよびEカルチャーの出現を象徴する1枚として広く認知された。(写真提供:Satori K)
メンバーのカール・ハイドとリック・スミスが所属するデザイン集団、「トマト」の作品。混迷するラインと文字を配した過不足のないデザインは、エレクトロニック・ビートとカットアップの美学を見事に反映。ダンス・アルバムのデザインにおける新基準となった。(写真提供:Satori K)
メンバーの1人でデザイナーの3Dは、自然史博物館のために昆虫の写真撮影をしていた経験もあるファッション写真家、ニック・ナイトの作品を起用。南米産の珍種カブト虫の頭部写真に特殊加工を施し、シャープで危険、かつ力強いイメージを完成させた。(写真提供:Satori K)
今や飛ぶ鳥落とす勢いの、グラスゴー出身の4人組。全員アート・スクール出で、ビジュアル・イメージも自ら手がける多才ぶり。2作目となる本作では、ロシア構成主義を代表する前衛芸術家、アレキサンダー・ロドチェンコの作品をモチーフにしている。(写真提供:Satori K)
1994年以降、バンドの全作品のアートワークを担当しているスタンリー・ドンウッドが本作で描いているのは、熱と冷気が一度に迫ってくるような、山脈を中心とする風景。ドイツの画家、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒなどからの影響も見て取れる。(写真提供:Satori K)
通算8作目となる本作では、2作目以降、全作品のカバー・デザインを担当してきたピート・ファウラーに代わって、日本人アーティストの田名網敬一を起用。バンド・メンバーが来日時に田名網氏の作品を見て「ブッ飛んだ!」ことから採用が決まったという。(写真提供:Chinami)



Superfuzz Bigmuff
Long Island (single)
Jesus Meets The Stupids
Up All Night! 30 'Northern Soul Classics'
In The Land Of
Plastic Ashtray (Single)
Inside In / Inside Out
Cosmic Slop
Radiator
6 For A Fiver 
*英国人コメディアンのラッセル・ブランド、テレビ司会者ジョナサン・ロスが、BBCのラジオ番組内で、コメディ俳優アンドリュー・サックス氏の孫娘と性的関係を持ったとする内容を同氏の留守番電話に残すという悪ふざけを行った。これが聴取者などからの抗議を呼び、後日発表した声明の中で、両者は共に謝罪した。





ちょっととっつきにくそうな店員さんも、車や鉄道の話になるや、物静かな口調ながら次から次へとお勧めの本を語り出す。こんな本屋では、本を購入するだけでなく、いかにも英国らしい、ちょっとシャイで頑固な店員との会話を楽しみたい。
ジョンさん一押し。現在はロンドン交通局が所有するグレート・ウェスタン鉄道のタンク式蒸気機関車の物語。実はジョンさんの共著本だ
2007年度「ガーディアン」紙が選ぶ「世界で最も優れた本屋」において、英国内の本屋で唯一トップ10にランク・インしたのがこの「Hatchards」。創業1797年、3つの王室御用達の称号を持つこの書店にはかつて、オスカー・ワイルドやバイロン卿も通ったとか。
美しい装丁が魅力の教会ねずみシ リーズ絵本。クリスマス・プレゼ ントにもぴったり
ロマンスも扱っているのは、「もちろん、私がロマンス本も書いているからさ(笑)」。マニア向けと思いきや、マキシムさんの個性が反映された、ちょっぴりお茶目な本屋だった。
ホームズの物語に詳しい注釈を付けた研究者向けの本。著者は弁護士でシャーロキアン
そしてもう一点、特筆すべきなのが本の配列。旅行書のみならず、小説などすべての書籍が国ごとにまとめられているのだ。本棚を眺めただけで、それぞれの国の文化や歴史まで見えてくるような、時間や空間を超える広がりを持つ本屋である。
作家エマニュエル・リトビノフが、ロンドンのイーストエンドで暮らした自身の少年時代を振り返る
「普通の本屋だったら、本が一番大切でしょう。でも私たちにとって何より大切なのは人との関係なのです」。顧客はほとんどがコレクター。彼らとのコネクションを通して、本を購入し、販売する。長年培ってきた彼らとの関係性を守り続けること、そして「あまり欲深くならないこと」、こうした姿勢を貫くことで、「Gekoski」は希少本の世界における確固たる地位を保ち続けている。
グラハムには珍しいこの詩集は、現在では世界に数冊しか残っていない貴重なもの。何とグラハム本人から購入したという本の最後には、直筆の詩も書き加えられている
ヨーロッパ最大の独立系本屋と言われるドイツのWalther Koenig Books。そのロンドン支店としては、ケンジントン・ガーデン内のサーペンタイン・ギャラリー店が知られているが、チャリング・クロス・ロードにも今秋、新たな店舗がオープンした。黒で統一されたシンプル&シックな店内はさほど大きくないが、アートや建築、写真の分野では定評のある書店の支店だけあって、選び抜かれた本はどれも店のセンスがキラリと光るものばかり。また、店独自で出版しているものもあるので要チェックだ。人気の現代作家のアート本や写真集が置かれた1階をゆっくり楽しんだ後は、ぜひ地下へ。分野を問わず、さまざまな本が大幅に値下げされていて、思わず目移りしてしまう。
スーパーのチラシから電話ボックスに貼られた女性のヌード写真まで、さまざまなチラシをユニークなアレンジでまとめたスクラップ写真集

ロンドンの街を網羅した詳細な地図を時代別にまとめたシリーズの1冊
本屋という枠組みを超え、新しい文化の発祥地として若者を中心に絶大な人気を誇るショップ。本のみならず、Tシャツやキャラクター・グッズ、文房具などが販売されている店内には、混沌としながらもどこか統一感を覚えさせる不思議な空気が漂う。ありとあらゆる分野の人々がドアを開けて店内に入り、何かを求めるという行為はとても人間的に豊かなこと、とはオーナーの弁。客からのフィードバックを大切にし、そのアイデアを取り入れることで進化し続ける空間に、今後も目が離せない。
「MI5の職員をスパイせよ」などユニークな指示が挿入されたダイアリー・シリーズの2009年版
じっと留まっていなければならないこの仕事は、かなりの重労働に違いない。それでも彼らが毎日、本を売り続けていられるのは、「本が好きで、このエリアが好きだから」。時には馴染み客が本を売りにやって来ることもあるという。本を好きな人と人が集まれば、そこにはもう、「本屋」という空間が存在しているのかもしれない。










国際的に活躍するビジュアル・アーティストとリバプール近郊の3都市が協力し合い、それぞれの街にパビリオンが作成された今年。中でもリバプールの北に位置するカークデールでは、「見捨てられた土地をコミュニティー・ガーデンにしたい」という街の要望にアーティストが応えた。このパビリオンは2つのエリアに分かれており、1つは城のような、そしてもう片方は「バー・コード」というガーデンとなっている。これは一見すると「一体、どこがガーデン?」と思ってしまうような代物だが、中に入ると、壁の内部が植物で覆われていることが分かるという仕組みになっている。グリーン思想とアート、そして地元の人々の生活が一体となった作品だ。
建築分野でのキャリアも持つ米国人アーティスト、サラ・ジーは、細部まで細かい趣向を凝らしつつも、奔放な雰囲気が漂うインスタレーションを制作することで知られている。今回、展示場である階段横の吹き抜けを最大限に利用したサイト・スペシフィックな作品を発表したジーは、「これは1つの風景というよりも、ある風景のなかで起こっている動きの連続」であると語る。インテリア用品のサンプルやレンガ、建築の材料にコケなどが配置されているのだが、これらの作品の1つ1つが「次の動作」に移ろうとする瞬間で「一時停止」されているのだ。そしてそれらのオブジェは構成されたというよりも、それぞれが生命体として意思を持っているかのように力強い。



破天荒な現代アートの思想がこの空間に凝縮
イタリア人アーティストのロベルト・クオギが作り出す、音の芸術展。紀元前7世紀前後にメソポタミア文明を築いたアッシリア帝国の崩壊をテーマとしたという、ICAらしい一風変わった芸術作品は、11月23日まで公開。入場無料。
コンラン卿プロデュースで食をアートへと変える
Alan Aldridge:
都会人のためのシックなバー
最近のコンセプチュアル・アート界を牽引するブラジ ル人アーティスト、スィウド・メイレリスの特別展。日常生活で手にする事物を使いながら、観る者に驚きや困惑を与えてしまうような、不思議な作品世界を作り上げる。2009年1月11日まで。入場料£8。
待ち合わせにも最適
多角ビジネスを手掛ける英国人企業家ジョン・マデイスキーからの300万ポンド(約6億円)の寄付によって建築された展示スペース。数年ごとに展示内容を変更しながら、ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツのコレクションを公開している。入場無料。
ロンドン中心部の隠れ家的名所
ナショナル・ポートレート・ギャラリーの最初の所蔵品になったのが、文豪ウィリアム・シェイクスピアの肖像画だった。ただ同館でもこれがシェイクスピアを描いたものであるかどうかを断定できない、いまだ多くの謎に包まれた作品なのだという。
新古典主義の庭で優雅なお茶を嗜む
19世紀のフランス画家エドゥアール・マネが死の直前に完成させたという「フォリ・ベルジェールの酒場」(右写真)は必見。コートールド美術館への入場は£5(60歳以上、学生は£4、月は14:00まで無料)。
破天荒な現代アートの思想が凝縮
Dryden Goodwin: Cast
異なるアートにはおあつらえのカフェを
Kings Place Gallery
甘いお菓子とともにみっちりとお勉強
常設展の中にある人体の展示。体の部位を意味する英単語を押すと、その部位が光る仕組みになっている。「胃」、「肝臓」といった初歩的なものから「膀胱」といった単語の復習に便利。ウェルカム・コレクションの常設展への入場は無料。
世界で初めてのミュージアム・カフェ
Cold War Modern: Design 1945-1970
英国貴族が嗜んだお茶の時間を追体験
フランドル絵画の代表作として知られる、17世紀のオランダ人画家フランス・ハルスが描いた傑作。入場無料の常設展に飾られている。
都会の喧騒から逃れるための隠された屋外庭園
RIBA の内装
The Parlour@Sketch
Poetry Place
5th view@Waterstone's
Books for Cooks




























Melissa
英国出身のシューズ・デザイナー、トーマス・マーフィー。一見、地味であるが、ディテールを見ると実に面白い。例えば金色に輝くコッパー(銅)製のヒールは、年月を経につれダークな茶に変化していくという過程を楽しみながら履くことが出来る。素材は木や金属に皮など、自然の素材を使用。メンズ靴の思考を取り入れ、長く履き込むと味が出るよう計算されている。
ありそうでなかった、雑誌を丸めたようなクラッチ・バッグ。伊勢丹のバイヤーがサンプルを購入したというから、日本上陸も近いかも。雑誌「バニティ・フェア」の表紙デザインでの特注オーダーも入ったのだとか。
プリントからデザインするというケイトのバッグは、ブロードウェイ・マーケットやスピタルフィールズ・マーケットで買うこともできる。カンバス素材のでかバッグは軽くてお手頃価格、普段使いに愛せるタイプだ。プリントものが旬なこのシーズンに、個性を出せる。
シルクのフリル・バッグに革のヒップ・バッグもフリルと、甘くなりそうなデザインなのになぜか辛口なのは、ブラジルとスウェーデンのデザイナーという対極コンビの賜物かも。ベルトも静かなシャープさで、かっこいい印象。日本では「ビームス」などで取り扱っている。
旬のモデル、アギネス・ディーンが雑誌の表紙で被り、一躍注目が集まったベレー帽は、PVC製でどことなくコミック的かわいさがある。長いリボンとメッシュが新感覚のサンバイザーなど、不思議なデザインを涼しい顔で着こなして、目指せ、お洒落の達人!
ステートメント・ジュエリーは素敵だけど、1日着けると重さで意外に疲れを感じるもの。それを意識し、軽い素材で作られた大ぶりのアクセサリーがこちら。果物の木を彫った黒花モチーフなど、見かけによらない軽さにびっくりだ。
こちらのブランドでも、レディースではミニ・サイズの帽子が目立つ。リアルなイチゴがついたカクテル・ハットは、「主役は私」を目指したい日のコーディネートにぴったり。アクリルの蛍光色が近未来的なキャスケットは、冒険好きなメンズへの提案だ。






