ジョージアン様式、ヴィクトリアン様式などの歴史的建造物から、SF映画のセットに使われそうなハイテク建築まで個性的な建物が立ち並ぶ街、ロンドン。だが、いざロンドンで暮らし始めると、それらの建物はただ通り過ぎるだけの風景の一部と化してしまう。そんな思いを抱いたことのある人にぜひ体験してほしいのが、一部の例外を除き無料で一般公開される建築物を通して、ロンドンという街の魅力を再発見できる催し「オープン・ハウス・ロンドン」だ。オープン・ハウスで公開される800以上に及ぶ建築物の中から、特にお勧めのものを紹介する。
www.openhouselondon.org.uk
2013年の目玉編
今や毎年恒例の行事となったオープン・ハウスだが、種々の条件が整った年のみ一般客の入場が許可される施設や新築の建物など、その年ならではの言わば目玉となる建築物がいくつか存在する。早朝から長蛇の列を覚悟するか、抽選に当たることを願うか、いずれにしても相応の準備が必要だ。
Battersea Power Station

今年のオープン・ハウスで公開される最大の目玉の一つが、バタシー旧火力発電所。20世紀を代表する建築家ジャイルズ・ギルバート・スコットが設計した、レンガ造りの建物としては欧州最大規模のもので、一時はこの発電所がロンドンにおける電力の2割以上を供給していたという。往年のロック・バンド「ピンク・フロイド」が、アルバムのジャケット写真用に豚の形をした風船を飛ばした撮影地としても有名。今後は小売店、レストラン、住宅、緑空間を含む複合施設へと改築されることが予定されている。オープン・ハウスには初登場、しかも改築前では最後となる一般公開とあって、入場に際しては数時間待ちの行例ができること必至。
9月21日(土)・22日(日)11:00-16:00
Battersea Power Station, London SW8 5BN
最寄駅: Sloane Square / Vauxhall
No 10 Downing Street

テレビのニュース番組などで、首相官邸前の様子が映し出される映像を何度となく目にしたことがあるはず。ダウニング・ストリートと呼ばれる通りの10番地にあることから「ナンバー・テン」の通称で知られるこの建物は、275年間にわたって英国の首相の住居として、また首相が女王や外国からの賓客をもてなす夕食会の会場として使用されてきた。普段は内閣閣僚や首相の招待を受けた国民的な英雄などでなければ絶対に入ることができない聖域に足を踏み入れることができる千載一遇の機会をつかめるのは、抽選を勝ち得た者のみ。9月13日の締切日までに、公式ウェブサイト www.openhouselondon.org.uk から申し込みを。当選者のみに通知が来ることになっている。
9月21日(土)11:00 & 14:00
10 Downing Street, London SW1A 2AA
最寄駅: Westminster
The View from the Shard
西ヨーロッパにおける最も高いビルとして、2012年のオープン時には大きく話題を集め、新しくロンドンの観光名所の一つに仲間入りした高層ビル「ザ・シャード」。イタリアの著名建築家レンゾ・ピアノが設計した高さ310メートルの建物における事実上の最上階となる72階から、ロンドンの眺めを一望することができる。通常ならば入場に際して24.95ポンドという決して安くない料金を払わなければならないが、オープン・ハウスでは特別に無料。ただしこの特典を得られるのは、先に紹介した首相官邸と同じく抽選の当選者のみ。興味のある人は9月13日の締切日までに、公式ウェブサイトから申し込みを。
9月21日(土)・22日(日)8:30
Joiner Street, London SE1 9EX
最寄駅: London Bridge
実はこんなになっていた編
オープン・ハウスで一般公開されるのは観光名所だけではない。普段は秘密のベールに包まれた専門施設や、安全保護のため関係者以外は立ち入り禁止の工事現場までも見学できるのだ。一つひとつの建築物が、ロンドンの街づくりにどのような影響を与えているかを実感するには以下の場所を訪れたい。
Lee Tunnel and Beckton Sludge Power Generator

ドックランズ・ライト・レイルウェイの東端近くには、年間3900万トンもの下水を処理するという英国最大の下水処理場がある。ロンドン五輪のオリンピック・パーク周辺を流れるリー川の汚染を防ぐなどの役割を果たしているこの下水処理場は現在、下水汚泥を利用した発電システムを配備するための拡張工事を実施中。この処理場の中を見学できる。
9月21日(土)・22日(日)10:00-16:00
ツアー形式(所要時間は約2時間。最終入場は14:00)
Beckton Sewage Streatment Works, Jenkins Lane, Barking, London IG11 0AD
最寄駅: Gallions Reach
Canary Wharf Crossrail Station Construction Site

バークシャー州のメイデンヘッドからエセックス州まで、ロンドン郊外の東西を結ぶ新規鉄道クロスレイルの建設計画が現在進められている。その主要駅の一つであり、2017年に予定している開通に向けて今も工事が継続中のカナリー・ワーフ駅で見学ツアーを開催。ロンドンにおける再開発計画の最先端を目にすることができる。
9月21日(土)10:00-16:00
ツアー形式(所要時間は30分。West India Quay駅 とMarriott Hotel(E14 4ED)の隣にある入口に集合。スカート、ヒール、サンダルなどの着用は不可。最終入場は15:30)
最寄駅: Canary Wharf / West India Quay
The Pumphouse, Pimlico District Heating Undertaking

バタシー旧火力発電所がまだ稼働していたころに、ロンドンの大気汚染を防ぐことを目的に、同発電所が排出した熱や熱湯を近隣の住宅地へと供給する施設として建設された。2006年に巨大ボイラーの取り付けを含む改築工事を経た後は、ロンドン中心部ピムリコ地区にある3000以上の住宅、オフィス、学校などへ再生エネルギーを送り込む施設として運営されている。
9月21日(土)・22日(日)10:00-17:00(最終入場は16:30)
Churchill Gardens Road, London SW1V 3JF
最寄駅: Pimlico / Victoria
さすがの建築デザイン編
たとえ建築の分野に特に興味を持っていないという人でも、一風変わった形状を持つ建物には目を奪われてしまうはず。「ガーキン」との愛称を持つ高層ビル「30セント・メリー・アクス」やロンドン市庁舎など見学者が殺到する人気の名所のほかにも、独自の建築デザインを誇る建物はたくさんある。
Suburban Studio

ユニバーシティー・カレッジ・ロンドンの同級生だったという2人の建築家がロンドン郊外に開いた共同事務所。屋根と中庭の地面に木材を利用するなどして、環境に最大限配慮している。「浮かぶ建築事務所」と形容される所以となった、中庭の子供用プールの眺めは見事。敷地内には砂場スペースも設けられるなど、遊び心にあふれた設計になっている。
9月21日(土)・22日(日)13:00-17:00
15:00には建築家の解説付きツアーを実施(最終入場は16:00)
11 Second Avenue, Bush Hill Park, Middlesex EN1 1BT
最寄駅: Bush Hill Park
Maggie’s Centre

ロイズ・オブ・ロンドンやヒースロー空港のターミナル5などに代表されるハイテク建築で有名な英国人建築家のリチャード・ロジャースが設計を手掛けた、がん患者のための無料施設。屋根と側壁の間に空間を設けることで、自然光が部屋全体に差し込む構造となっている。パーティションで区切った内部のつくりもユニーク。
9月22日(日)12:00-16:00(最終入場は15:30)
Charing Cross Hospital, Fulham Palace Road, London W6 8RF
最寄駅: Hammersmith / Baron’s Court
Tunnelling and Underground Construction Academy

欧州で唯一の存在とされる、トンネルの高度な掘削技術を教授する教育機関の校舎。横から見ると直角三角形のような形状をした2階建ての建物は、特殊な技術を指導するに際して必要となる関連施設を内蔵しているだけでなく、それ自体がトンネル構造の模型となるべく設計されているという。まさに機能美を体現したかのような建築物。
9月21日(土)・22日(日)10:00-16:00
(10:30より1時間ごとに建築家の解説付きツアーを実施。最終入場は15:30)
Lugg Approach, Ilford, London E12 5LN
最寄駅: Ilford



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毎晩、周辺にまで立ち飲み客が溢れ出る人気店。同店が立つロンドン中心部ホルボーン地区にはかつて「ウィペット犬」と呼ばれる狩猟犬が出場するドッグ・レースの競技場があり、周囲に立ち並ぶインディペンデント系の各店が街の賑わいを支えていたことから、当時の活況を蘇らせたいとの思いを込めて「ホルボーン・ウィペット」という店名が付けられた。小学校の校庭にある水飲み場のように並んだ小さな蛇口から注がれるビールは多種多様で、しかも来店する度にその種類が変わる。最近のお勧めは、バナナのようなほどよい甘味と、清涼感を含み込んだ「ロートハウス・ヴァイスビア」。フルーツ風味のこのビールと、ハーブ入りの挽きの細かいビーフを挟んだ「ブルームズベリー・バーガー」の組み合わせは、パブでの食事とはにわかには信じられないほどに爽やかな口当たりをもたらす。割高な傾向のあるクラフト・ビール店で、食事付きで15ポンド以内に収まるお得な料金設定もうれしい。
週日は露店が軒を連ねるレザー・レーンの北側に位置するパブ。何の変哲もないその外観は、英国中で見かけるそのほかの一般的なパブとさして変わりないが、店内に入ってカウンターの隅から隅まで並べられたビール・サーバーの数を見れば違いは一目瞭然。それぞれのポンプに貼られた目新しいラベルの数々には思わず見入ってしまうはずだ。スナック以外に食事は提供していないが、その代わりメニュー表にはビールの銘柄がずらり。英国人が大好きな樽内熟成の「リアル・エール」から、喉越しの良い味となる傾向の強いケグ式、さらには瓶詰めされたビールまで何でもそろっている。思わず興味をそそられるのが「エレクトリック・ナース」。直訳すると「電撃的な看護婦」となるその不思議な名前が暗示するかのように、キレとほのかな甘みが共存する個性派ビールだ。ロンドン南部ブリクストンや同北部イズリントンにも支店があり、またオンラインでも各種ビールを購入可。

2007年にスコットランド北東部アバディーン出身の20代の若者たちによって設立された醸造所「ブリュー・ドッグ」が運営するパブ。露店として始まり、今や日本を含む世界中に展開するその急成長ぶりは、ビール好きの間では伝説のようにして語られている。ロンドン東部ショーディッチほか各地に店舗を構えているが、スタッフの顔と名前を店内の壁に落書き風に書き出して紹介するファンキーなスタイルは、ロックの聖地と言われるカムデン地区の雰囲気にぴったり。スタッフが「バノフィー・パイ(バナナやキャラメルが入った英国のお菓子)の味に最も近いビール」と独特の表現で勧めてくれたのが「アブストラクトAB:14」。また注文する際に少し照れてしまう名前の「ハロー・マイ・ネイム・イズ・イングリッド」は、飲んだ瞬間にホロムイイチゴの味が口の中全体に広がる。グレープフルーツ、ライム、バジルなどを混ぜ合わせて透明感を際立たせたビールのカクテルもある。

金融街シティからアクセス抜群で、その名の通り赤い牛の絵が店内に飾られたこの店は、仕事帰りの銀行員らしき人々や近隣のオフィスに勤めているのであろう若い女性たちで賑わう。お勧めはドイツ産の「シュレンケルラ・ラオホビア」。ダークな色合いのこのビールを一口飲むと、滑らかな舌触りに加え、ベーコンのような風味にびっくり。ブナの木を燃やした薫煙で乾燥させた麦芽である「スモークド・モルト」を使用しているだけあって、まるで煙を飲んでいるかのような独特の味わいがクセになる。チーズの盛り合わせと一緒に飲めば、より一層深いコクが口の中に広がり、思わずもう一杯頼みたくなること間違いなし。歯ごたえのあるお肉と酸味の利いたソースの相性が絶妙のカモのステーキや、辛味のあるソースととろけるチーズがかかったイカの小皿など料理のメニューも充実。週によって仕入れる種類がガラリと変わるビールについての情報はウェブサイトに随時アップされている。

ロンドン屈指の食物市場であるバラ・マーケット。このマーケットの北側出口付近に設置されたビールの露店を訪れたことがある人は少なくないはずだ。ビール好きなら、実に700種類もの瓶ビールが一堂に並べられた棚を物色するだけで時間が飛ぶように過ぎていく。さて、この露店の運営元はパブの経営も行っている。そのパブの名が「ザ・レイク」であり、立地は何とバラ・マーケットの駐車場内にあるトイレの裏。店内も小部屋のようなスペースしかない、まさに知る人ぞ知る隠れ家的な名店となっている。ほぼ日替わりのような頻度で変わる約10のビール・サーバーが注ぎ出す生ビールも魅力的だが、やはり目玉は130種類にも及ぶ瓶ビール。カウンターのすぐ脇から出入りできる地下の貯蔵室に保管されている種類も多くあるという。露店ではお土産や自宅への持ち帰り用に購入、パブでは買い物の休憩と試し飲みを兼ねての一杯と、ビール党にたくさんの楽しみを与えてくれる店だ。





























ウィリアム王子とキャサリン妃の第1子が誕生した翌日、同妃が入院していた病院から住居であるケンジントン宮殿へと向かう際に、父であるウィリアム王子がベビー・シートを車に取り付け、自ら運転する姿に、王室がまた一つ、新しい扉を開いたと感じた人も多かったのではないだろうか。できる限り自分たちの手で子育てをしたいという意向を持っているとされる2人は、子供に専属の乳母をつけず、子育てを含む身の回りの世話を担当するパートタイムの家政婦を雇った。夫妻は新生児とともに数週間をキャサリン妃の実家で過ごす予定となっており、今後は同妃の両親であるマイケルさんとキャロルさんが子育てに深く関与することになるともいわれている。いずれにしても、英国空軍パイロットとして多忙な日々を送るウィリアム王子と、王室メンバーの一員として海外訪問を含む公務をこなしていくことになるキャサリン妃の子育てには、当人以外の人々の存在が不可欠となることは想像に難くない。ある世論調査では、大多数の国民が、ロイヤル・ベビーは一般的な育児・教育を受けるべきとする一方で、実際のところ実現させるのは難しいだろうと考えていることが明らかになっている。
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1853年、ペリー提督率いる黒船の来航によって、200年以上にわたって鎖国を続けてきた日本は開国を強いられました。それから10年間、幕府の混乱に乗じて列強各国から不平等条約を押しつけられ、さらなる開港を求める外圧にさらされていた日本では、外国を排斥しようとする攘夷思想が燃え上がります。1862年に薩摩藩の行列を横切った英国人を斬りつけた生麦事件、1863年には長州藩士による英国公使館焼き討ち事件が起こるなど、西欧列強対日本という全面戦争の恐れが高まっていったのです。









カラフルな風船で覆われたかのような天井の装飾に楕円型のホール――おとぎ話にでも出てきそうな舞台で繰り広げられる音楽会は、お子さんたちにとっても、きっと忘れられないひとときとなるはず。
世界最大級の規模だからこそできる、特定の作曲家を大々的にフィーチャーするプログラムの数々も逃せない。目玉は何と言っても生誕200周年を迎えるワーグナー関連プロムだ。序夜と3日間からなる4部作で、合計上演時間は15時間近くに及ぶ「ニーベルングの指輪」全作(
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毎年壮絶なチケット獲得戦が繰り広げられるラスト・ナイトだが、その苦労を補って余りある特別な一夜を楽しめる。
毎年大人気なので、通常とは購入方法が異なる。主な手段としては、事前に5つ以上のそのほかのプログラム・チケットを購入し、抽選に参加する「The Five-Concert Ballot」がある(締切は5月23日(木))。しかしこれに失敗してもまだ購入手段は残っている。










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Aさん:
30代後半。乾燥肌。近ごろ、目の下の茶色のクマが濃くなり、小鼻の毛穴も開いてきたような……。
つけた後は肌がとてもきめ細かくなった感じで、その後のファンデーションもごく薄く伸ばすだけでOK。シルバーは 肌につけた後、少し時間が経ってなじんでくると、粒子の 細かいパウダーを付けたかのような肌質に。個人的に気に 入ったのはピンク。透明感を与えてくれつつも、光沢感は 少し控えめで肌全体が上品にワントーン明るくなったよう。 シルバーを鼻筋などにハイライト的に使って、残りの部分は ピンクを、といった2色使いも立体感が出てお勧めです。
Bさん:
30代後半。コンビネーション肌。ここ数年でシミ・そばかすが目立ってきた。肌はもともと白かったが、最近頬の赤みが気になる。
シルバーは手の甲に載せた瞬間、「パール感が強いかな」と思ったのですが、肌につけると一気に肌色がクリアに。ファンデーションを重ねると光沢感が淡くなり、ナチュラルなツヤ肌になれます。夕方ごろにTゾーンや小鼻まわりが皮脂浮きするのが気になっていましたが、これをつけるとさらりとした透明感が長時間持続します。コーラルは、見た目は色味が濃いように思えますが、肌につけると自然で健康的な明るさをプラスしてくれるので夏場に重宝しそう。